Enoki powder
えのきパウダーは、乾燥えのきを微粉末化し、だし・スープ粉末・調味料・減塩設計のベースに均一に旨味を行き渡らせることを目的にした原料です。えのきに多く含まれるグアニル酸を中心としたきのこ由来の旨味を、液体や粉体に分散させやすいサイズに仕上げています。Agriture社では、Dried enoki, we powder it by adding a fine-powdering step.
原料形状のえのきが「食感と香りを残したい炊き込みご飯・鍋・スープ具材」に向くのに対し、えのきパウダーは「戻さずそのまま溶かして旨味だけを引き出したい」用途に向きます。同じきのこ系のMaitake powderandNameko powderとブレンドすれば、和洋問わずだしベースの厚みを設計できます。
Agritureのえのきパウダー、3つのこだわり
1. 旨味成分を逃さない低温乾燥・低温粉砕
グアニル酸は加熱しすぎると分解が進み、きのこ本来の旨味が弱まります。えのきの場合は乾燥段階から温度帯を抑え、粉砕時も摩擦熱が上がりすぎないロットサイズで運用します。粉末を口に含んだ瞬間にえのき特有のコクが感じられる状態を、仕上がりの基準に置いています。グアニル酸(きのこ)×グルタミン酸(野菜)の掛け合わせは、塩分を下げても物足りなさを感じさせない減塩スープ・減塩調味料の中核になります。
Product catalog showing the items we handle
Flexible support from small lots to large lots

- Sold in small lots from 100g
- Handling heirloom vegetables from across Japan
- Dried fruits and herbs also supported
業務用えのきパウダーの特徴
グアニル酸を中心とした旨味成分を凝縮。少量でだしの厚みが出るため、スープ粉末・ふりかけ・調味料のコア原料として設計しやすい素材です。
スープ・味噌汁に溶かしても粒感が気になりにくく、粉末ミックスに均一に分散。戻し不要でそのまま使える点がパウダーの強みです。
塩分を抑えても旨味で満足感を出せるため、減塩スープ・減塩調味料・介護食ベースとしてご相談が多い用途です。
舞茸・なめこ・椎茸などのきのこパウダーとブレンドすることで、複合きのこだしや万能調味料の中核設計が可能です。
乾燥えのきと併用することで、旨味の厚み(パウダー)と具材感(原料形状)を両立したレシピ設計ができます。
Product specifications (commercial)
Basic specifications at the prototype stage are as follows. Purchase lot, lead time, and packaging format are worked out through individual consultation.
| Item | Details |
|---|---|
| Product name | Enoki powder |
| Raw material | えのき(国産) |
| Shape | 微粉末(乾燥えのきを粉砕) |
| Appearance | 淡いクリーム色〜ベージュの微粉末 |
| Aroma | えのき特有のきのこ香、乾燥きのこらしいコクのある香り |
| Net content | Individual quote according to use and lot |
| Best-before date | About 6 months from the shipping date |
| Storage method | Avoid high temperature, high humidity, and direct sunlight; after opening, seal and store in a cool, dark place |
| Processing plant | Our own processing plant within Kyoto Prefecture |
| Minimum prototype lot | From 1 kg of raw material |
Customization support
| Item | What we support |
|---|---|
| Pre-blending | 粉・椎茸粉・野菜粉・塩とのプリミックス対応 |
| Blend design | 舞茸・なめこ・椎茸などきのこ系、玉ねぎ・セロリなど野菜系との複合だし設計 |
| Packaging form | 業務用バルク、だしパック内包用、スティック・小袋、キャニスター |
| OEM productization | スープ粉末・だしパック・シーズニング・減塩調味料・インスタント味噌汁まで一貫対応 |
| Raw material supply | Besides our own raw material, we also support contract drying and grinding at a specified growing region |
For uses where you want to keep texture and a sense of ingredient presence, the raw-material form is recommended
炊き込みご飯・鍋・スープの具材・佃煮ベースなど、えのきの食感と繊維を活かしたい用途には、乾燥えのき(原料形状)が向きます。戻してそのまま具材として使える点が強みです。
Commitments to variety, grower, and growing region
えのきは人工栽培が確立された代表的なきのこで、国内では長野県を筆頭に全国で生産されています。パウダー原料としては、傘の開きが浅く、軸がしっかりした菌床栽培品が扱いやすく、乾燥後の香りも安定します。
Main growing region
| Growing region | Features |
|---|---|
| Nagano Prefecture | えのき生産量全国トップ。低温管理の菌床栽培で品質が安定 |
| 新潟県 | 冷涼な気候を活かした通年生産。傘・軸のバランスが良い |
| Fukuoka Prefecture | 西日本の主要産地。流通網が確立されており調達がしやすい |
| Kyoto Prefecture | 少量ロットの地場栽培品。試作向けの原料として活用 |
Using varieties and lineages differently
一般的な白えのき(菌床栽培)は香りが穏やかでブレンドしやすく、どんなレシピにも合わせやすい汎用型です。流通が増えてきた茶えのき(野生に近い色味の系統)は香りが強く、だしパックや単品スープ素材として輪郭が立ちやすい特徴があります。用途に応じてご提案します。
Powdering technology and quality control
きのこパウダーは、乾燥条件と粉砕条件で旨味成分の残り方が変わります。Agriture社では、原料の仕込みから包装までを一貫して管理し、ロット間のブレを抑える仕組みを整えています。
低温乾燥で旨味成分を保持
グアニル酸はえのきを乾燥させる過程で生成・保持される成分ですが、温度帯が高すぎると香味成分と一緒に分解が進みます。低温で時間をかけて仕上げることで、きのこ本来のコクを粉末に閉じ込めます。ご相談が多い用途を5つのカテゴリに整理します。
1. スープ粉末・インスタントスープ
- きのこポタージュ・きのこコンソメの旨味ベース
- お湯で溶かすタイプのスティックスープ
- 即席味噌汁・和風スープのだし強化
- フリーズドライ食品のブレンド原料
2. だしパック・万能調味料
- 鰹・椎茸と組み合わせた和風だしパック
- 野菜だしパックへの旨味強化
- 万能きのこだしパウダー(単品商品化)
- 鍋つゆ・うどんつゆの粉末ベース
3. 減塩・健康志向食品
- 減塩しょうゆ・減塩だしの旨味補強
- 介護食・嚥下食のベースフレーバー
- ダイエット食品・低糖質スープの旨味設計
- 病院・施設給食向け減塩メニュー
4. シーズニング・ふりかけ
- ご飯にかけるきのこふりかけ
- ポップコーン・ナッツ用フレーバーパウダー
- パスタシーズニング・ピザ用スパイス
- 焼肉・唐揚げの下味パウダー
5. 加工食品・惣菜
- ハンバーグ・ミートボールへの旨味配合
- 冷凍餃子・シュウマイの餡への練り込み
- レトルトカレー・シチューのコク出し
- 米飯ミックス(炊き込みご飯の素)への配合
きのこ系の複合設計はMaitake powder・Nameko powderのページもご確認ください。薬膳・健康食品領域ではYasai Yakuzenのレシピと組み合わせてのご提案もできます。
How to use the powder and design blends
The raw-material form requires a reconstitution step, but the greatest advantage of the powder is that it can be dissolved directly into liquids. We organize the operational points specific to powders.
Basics of use
- スープ200mlに対して0.5〜1.5gを溶かし、きのこだしとして使用
- だしパック1包あたり1〜2gを他のだし素材とブレンド
- ハンバーグ・ミートボール:ひき肉100gに対して0.3〜0.5gを練り込み
- シーズニング:塩・胡椒とブレンドし、肉や魚の下味に使用
Example blend formulas
- 減塩だし:えのき40%+粉30%+椎茸粉20%+塩10%
- きのこポタージュ:えのき25%+玉ねぎパウダー25%+スキムミルク30%+塩・胡椒20%
- 万能きのこシーズニング:えのき35%+舞茸25%+なめこ15%+塩・スパイス25%
- 介護食ベース:えのき30%+野菜粉40%+粉20%+デキストリン10%
How to store
- Before opening: store in a cool, dark place at room temperature, away from heat, humidity, and direct sunlight
- After opening: because it readily absorbs moisture, transfer it to a resealable bag or airtight container; refrigerated storage is also fine
- The best-before date is roughly 6 months from the shipping date. After opening, use it up within 1–2 months as a guide
- If lumps form, sift through a tea strainer before use to disperse it evenly
関連記事・他のきのこ原料
Agriture社で取り扱うきのこ系パウダーおよび関連原料です。複合だしや万能シーズニングの設計時にご活用ください。
- Dried enoki:炊き込み・鍋・スープ具材向けの原料形状
- Maitake powder:機能性きのことして人気、βグルカン含有
- Nameko powder:とろみと旨味を同時に設計できる原料
- Onion powder:スープベース・シーズニングの定番
- Cabbage powder:お好み焼き粉・スープ粉末向け
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Flexible support from small lots to large lots

- Sold in small lots from 100g
- Handling heirloom vegetables from across Japan
- Dried fruits and herbs also supported
Frequently asked questions
乾燥えのき(原料形状)とえのきパウダーはどう使い分けますか?
原料形状は食感と具材感を残したい用途、たとえば炊き込みご飯・鍋・スープ具材・佃煮ベースに向きます。パウダーは戻さずそのまま溶かして旨味だけを抽出したい用途、スープ粉末・だしパック・シーズニング・減塩調味料に向きます。同じレシピで両方を併用し、旨味の厚みと具材感を両立させるケースもあります。Agriture社では舞茸パウダー・なめこパウダーも同じラインで取り扱っており、複合きのこだしや万能シーズニングを一つの原料供給先で設計できます。えのきの素直な旨味・舞茸の香ばしさ・なめこのとろみと深みを組み合わせることで、単一きのこでは出せない奥行きのあるだしベースになります。
減塩調味料のベースに使えますか?
ご相談が多い用途の一つです。グアニル酸由来の旨味は塩分を減らしても満足感を維持しやすく粉(グルタミン酸)と組み合わせることで相乗効果が生まれます。減塩しょうゆ・減塩だし・介護食ベース・病院給食向けメニューなどで、塩分を10〜20%下げても物足りなさを感じさせない設計が可能です。
What is the minimum prototype lot?
試作は原料1kgからお受けしています。想定する最終製品の仕様・配合・ロット・スケジュールをお聞きしたうえで、個別に見積と納期をご提案します。パウダー単体での供給はもちろん、スープ粉末・だしパック・シーズニング・減塩調味料などの最終製品化までを一貫して相談いただけます。
Please tell me the best-before date and how to store it.
賞味期限は出荷日から6ヶ月程度です。未開封時は高温多湿と直射日光を避け、常温の冷暗所で保管してください。パウダーは湿気を吸いやすいため、開封後はチャック袋や密閉容器に移し替え、1〜2ヶ月を目安に使い切ることをおすすめします。冷蔵保管も可能ですが、取り出した直後の結露には注意してください。
事前ブレンド(プリミックス)の対応はできますか?
対応可能です。粉・椎茸粉・野菜粉・塩・デキストリンなどを指定配合でブレンドし、最終製品に近い粉末の状態で納品する運用もご相談いただけます。配合比・ロット・包装形態を事前に決めておけば、ユーザー側での計量・混合工程を省略でき、生産ラインがシンプルになります。
