乾燥堀川ごぼう
乾燥堀川ごぼうは、京都の伝統野菜「堀川ごぼう」を原料化した業務用素材です。堀川ごぼうは太さ6〜9cm・長さ50cm前後まで肥大し、中心が空洞(す入り)になる大型のごぼうで、肉質がやわらかく独特の芳香を持ちます。この太く中空という形状と繊維のやわらかさを、低温乾燥でそのまま原料に落とし込んでいます。Agriture社では、同じ堀川ごぼうを微粉末化した堀川ごぼうパウダーと併走で展開しており、輪切り・乱切りの形状や繊維感を残したい用途は乾燥堀川ごぼう、出汁・生地・粉体への風味づけにはパウダー、という棲み分けでご提案しています。
一般的な滝野川ごぼうや短根のサラダごぼうと比較すると、堀川ごぼうは「太く中空で詰め物ができる形状」「中まで味が染みる繊維のやわらかさ」「京野菜としての存在感」で差別化できます。海老しんじょや鶏ひき肉を詰めた含め煮、筒切りのおでん種、煮しめ・八幡巻き・炊き込みごはん・京風惣菜の原料として、試作相談が多い素材です。
Agritureの乾燥堀川ごぼう、3つのこだわり
1. 芳香と繊維感を活かす低温乾燥
堀川ごぼうの魅力は、独特の芳香と中まで味が染みるやわらかな繊維です。Agriture社では、乾燥温度を抑え、短時間で水分を抜く設計にして、香りと食感をできるだけ仕上がりに残しています。戻したときに堀川ごぼうらしい香りが立ち上がることが、含め煮や煮しめの仕上がりを左右する要素になります。
2. 中空形状を活かすカット設計
堀川ごぼうは中心が空洞になる大型のごぼうです。筒切り・輪切り・乱切りなど、空洞や太さを活かしたカットに整えてから乾燥します。詰め物用途には筒の形を残し、煮しめ・炊き込み用途には戻りやすい厚みに調整するなど、最終製品の見た目と食感に合わせて選定いただけます。
3. 京都府産の堀川ごぼうを選んで原料化
Agriture社では、京都府産の堀川ごぼうを使い、太さ・空洞の具合・香りを見極めて原料化しています。京の伝統野菜として産地の見える原料はトレーサビリティを設計しやすく、京料理系・惣菜・製菓メーカーの試作で選ばれる理由のひとつです。
取り扱い製品がわかる商品カタログ
小ロット〜大ロットまで柔軟に対応

- 100g~の小ロットから販売
- 日本各地の伝統野菜の取扱い
- ドライフルーツ/ハーブも対応
業務用乾燥堀川ごぼうの特徴
ごぼう系の乾燥原料のなかでも、堀川ごぼうは太さ・中空形状・香りで独自のポジションを持つ素材です。形状を活かした強みを6つの観点で整理します。
太く中空で詰め物に向く形状
堀川ごぼうは直径6〜9cmまで肥大し、中心が空洞になります。筒切りにして海老しんじょや鶏ひき肉を詰める含め煮など、太さと空洞を活かした料理に向く形状です。
中まで味が染みるやわらかな繊維
肉質がやわらかく繊維がきめ細かいため、だしや煮汁が中心まで染み込みやすい素材です。含め煮・煮しめなど、じっくり味を入れたい惣菜に向きます。
堀川ごぼうらしい独特の芳香
普通のごぼうよりも香りが強く、戻したときに堀川ごぼうらしい芳香が立ちます。京風の煮物・炊き込みごはん・八幡巻きなど、香りを活かしたいレシピ設計に向きます。
京の伝統野菜としての存在感
堀川ごぼうは約400年の栽培の歴史を持つ京の伝統野菜です。京料理・おせち・正月惣菜の素材として打ち出したい商品設計のアクセントになります。
常温在庫として扱いやすい
堀川ごぼうは冬が中心の季節野菜ですが、乾燥品なら常温で在庫でき、季節を問わず堀川ごぼうの香りと食感を最終製品に取り入れられます。
パウダー化との併用
微粉末化した堀川ごぼうパウダーと併用することで、具材感(カット品)と出汁・生地への風味づけ(パウダー)を両立したレシピ設計ができます。
製品仕様(業務用)
試作段階の基本仕様は以下の通りです。仕入れロット・納期・包装形態は個別相談で詰めます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | 乾燥堀川ごぼう |
| 原材料 | 堀川ごぼう(京都府産) |
| 形状 | 筒切り/輪切り/乱切り。サイズは用途に応じて調整 |
| 外観 | 暗褐色のごぼう。中心に空洞を残したカット品 |
| 香り | 堀川ごぼうらしい独特の芳香 |
| 内容量 | 用途・ロットに応じて個別見積 |
| 賞味期限 | 出荷日から6ヶ月程度 |
| 保存方法 | 高温多湿・直射日光を避け、開封後は密閉して冷暗所で保管 |
| 試作最小ロット | 原料1kg〜 |
カスタマイズ対応
形状・カットサイズ・包装・最終製品化までを試作段階から相談いただけます。記録を残しながらレシピを詰めるため、試作と量産で仕様がぶれにくい体制です。
| 項目 | 対応 | 詳細 |
|---|---|---|
| 形状調整 | 筒切り/輪切り/乱切り | 空洞を残した詰め物用、戻りやすい煮物用など最終製品に合わせて設計 |
| パウダー化 | 微粉末(受注対応) | 出汁・生地・粉体配合向けの風味づけに |
| ブレンド設計 | 他の根菜・野菜との複合 | にんじん・れんこん・他のごぼうとの和惣菜ミックス |
| 包装形態 | 業務用バルク/小袋/個包装 | 惣菜用バルクから製菓・スナック原料用パックまで対応 |
| OEM製品化 | 最終製品までの一貫対応 | 京風惣菜・炊き込みごはんの素・ごぼうスナックの企画から生産まで |
微粉末タイプをご検討の方へ
出汁・生地・飲料への風味づけや粉体配合など、堀川ごぼうの香りを均一に広げたい用途には、微粉末化した堀川ごぼうパウダーが向きます。パウダー原料の一覧もあわせてご覧ください。
品種・生産者・産地のこだわり
堀川ごぼうはキク科のごぼうで、京都で約400年の栽培の歴史を持つ京の伝統野菜のひとつです。Agriture社では、産地・収穫時期・太さと香りまでを原料設計の軸にしています。
BRAND|堀川ごぼう原料の立ち位置
含め煮・八幡巻き・京風惣菜・おせちなど、京料理の素材として使われてきた大型ごぼうが堀川ごぼうです。Agriture社では、この太さ・中空形状・香りを業務用原料に落とし込み、京風惣菜・製菓・スナックまで幅広い最終製品に使える素材として提供しています。
PRODUCER|仕入れと連携の基本方針
太さ・空洞の具合・香りの揃ったロットを産地と直接すり合わせて選定します。試作段階では少量ずつ取り寄せ、乾燥時の香り保持・戻りの良さで評価した上で、量産ロットの供給ラインを組みます。
REGION|主産地の特徴
堀川ごぼうは京都市内を中心に京都府で栽培される京の伝統野菜で、その名は豊臣秀吉が築いた聚楽第の堀跡で育ったという伝承に由来するとされます。年を越して大きく育てる独特の栽培法で、太く中空の大型ごぼうに仕上がります。Agriture社では、京都府産のものを見極めて原料化しています。
CULTIVATION|収穫時期と香り
堀川ごぼうは冬(11〜12月頃)に旬を迎え、年末から正月の需要に合わせて出回ります。じっくり育てたものほど太さと香りがのる傾向にあります。Agriture社では、香りと食感がのる旬のものを選んで原料化しています。
低温乾燥の技術と品質管理
カット後の速やかな乾燥
堀川ごぼうはカットした後、時間が経つと切り口が酸化して色がくすみ、香りも飛びやすくなります。カットから乾燥への移行を速やかに行うことで、香りと色味を両立する条件で仕上げています。
低温乾燥による香りの保持
高温乾燥は堀川ごぼうの芳香を飛ばし、繊維も硬くなりやすくなります。低温帯でじっくり水分を抜くことで、戻したときにも香りとやわらかさが残る仕上がりにしています。含め煮に使う場合は、戻したカット品をだしで含め煮にすると、香りを残したまま中まで味が入ります。炊き込みごはんでは、戻さずそのまま米と一緒に炊き込むと、戻し汁ごと香りと旨みが移ります。
活用シーン
Agriture社で試作相談をいただく用途を6つのカテゴリに整理します。いずれも、堀川ごぼうの太さ・中空形状・香りを活かしたレシピ設計の例です。
1. 含め煮・詰め物料理
筒切りにして空洞に海老しんじょや鶏ひき肉を詰める含め煮など、京料亭で親しまれてきた詰め物料理の原料として使えます。戻してだしで含め煮にすると香りが残り、中まで味が染みます。常温在庫として確保でき、繁忙期の仕込み工数を抑えられる点も業務用で評価されています。
2. 和惣菜・煮しめ
煮しめ・筑前煮・八幡巻き・きんぴらなど、和惣菜の原料として使えます。やわらかな繊維はだしや煮汁が染みやすく、香りと食感が活きます。下処理済みのため、惣菜製造の工数削減にもつながります。
3. 炊き込みごはん・混ぜごはん
炊き込みごはん・混ぜごはん・釜飯の具材として使えます。戻さずそのまま米と炊き込むと、戻し汁ごと香りと旨みがごはんに移り、香り豊かに仕上がります。即席の混ぜごはんの素やおにぎり具材にも展開できます。
4. 製菓・スナック
ごぼうチップス・かりんとう・焼き菓子の素材として使えます。堀川ごぼうの香りと京野菜のストーリーを活かし、京都土産・健康スナックなど、野菜を打ち出した製菓・スナック商品に展開できます。
5. レトルト・冷凍食品・惣菜
レトルト・冷凍惣菜やミールキットの京野菜素材として組み込めます。常温在庫として安定確保でき、下処理済みのため製造ラインの工数を削減できます。煮物・炊き込みごはんの素など、戻し時間を見込んだ商品に適しています。
6. 出汁・スープ・ベジ系商品
けんちん汁・豚汁・和風スープやベジ系ミールの香味野菜として使えます。堀川ごぼうは香りが強いため、ごぼうの風味を出したいスープ・ベジ設計のアクセントに向きます。パウダーと組み合わせれば、風味づけと具材感を両立できます。
業務用の使い方・戻し方
戻し方の基本
- 和惣菜向け:水で15〜20分、またはお湯で8〜12分戻す。煮しめ・きんぴら向け
- 含め煮向け:戻してからだし・煮汁で炊くと香りを残したまま中まで味が入る
- 炊き込みごはん向け:戻さず、米と一緒に炊き込む。戻し汁ごと香りと旨みが移る
- 戻し液は堀川ごぼうの香りと旨みが出ているため、汁物・炊き込みにそのまま使うとよい
配合目安
- 煮しめ:仕上がり100gに対して乾燥10〜15gの戻し量
- きんぴら:仕上がり100gに対して乾燥12〜18gの戻し量
- 炊き込みごはん:米2合に対して乾燥8〜12gを目安に投入
- 和風スープ:1人前(200ml)に対して乾燥6〜10gを戻して使用
保管方法
- 未開封時:高温多湿・直射日光を避け、常温の冷暗所で保管
- 開封後:チャック袋・密閉容器に移し替え、1〜2ヶ月を目安に使い切り
- 賞味期限は出荷日から6ヶ月程度。吸湿すると香りが弱まるため注意
- 冷蔵保管可能。取り出し直後は結露するため、常温に戻してから開封する
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小ロット〜大ロットまで柔軟に対応

- 100g~の小ロットから販売
- 日本各地の伝統野菜の取扱い
- ドライフルーツ/ハーブも対応
よくあるご質問
普通のごぼうとの違いは何ですか?
堀川ごぼうは京の伝統野菜で、太さ6〜9cm・長さ50cm前後まで肥大し、中心が空洞になる大型のごぼうです。一般的な滝野川ごぼうやサラダごぼうに比べて太く、肉質がやわらかいため中まで味が染みやすく、独特の芳香があります。空洞を活かした詰め物料理ができる点が大きな違いで、乾燥ごぼう(ささがき)とは形状と用途で使い分けいただけます。
詰め物料理に使えますか?
筒切りで空洞を残したカットに対応しており、海老しんじょや鶏ひき肉を詰める含め煮など、堀川ごぼうならではの詰め物料理に使えます。戻してからだしで含め煮にすると、香りを残したまま中まで味が入ります。カットサイズは詰め物用・煮物用など最終製品に合わせて調整いただけます。
香りはどの程度残りますか?
カットから速やかに低温乾燥へ移行することで、堀川ごぼうらしい芳香を残した仕上がりにしています。戻した後も含め煮・炊き込みごはん・和惣菜で香りを確認いただけます。吸湿や長時間の保管で香りが弱まりやすいため、最終製品の保管設計には注意が必要です。
堀川ごぼうパウダーとの使い分けは?
乾燥堀川ごぼうは「カット品の具材感・香りを残したい用途」、パウダーは「出汁・生地・飲料への風味づけや粉体配合」という棲み分けになります。含め煮・煮しめ・炊き込みごはんはカット品、和風スープ・生地・スナックの風味づけはパウダーが向きます。併用することで、具材感と均一な風味づけを両立したレシピ設計が可能です。
試作の最小ロットはどのくらいですか?
試作は原料1kgからお受けしています。筒切り・乱切りの比較、煮物用と製菓用の仕様比較など、複数条件を並行で試作できます。本製造は10kg〜、OEM最終製品化まで含めてご相談いただけます。想定する最終製品の仕様・ロット・スケジュールをお聞きしたうえで、個別に見積と納期をご提案します。
賞味期限と保存方法を教えてください。
賞味期限は出荷日から6ヶ月程度です。未開封時は高温多湿・直射日光を避け、常温の冷暗所で保管してください。堀川ごぼうは吸湿すると香りが弱まりやすいため、開封後はチャック袋・密閉容器に移し替え、1〜2ヶ月を目安に使い切ることをおすすめします。冷蔵保管も可能ですが、取り出し直後の結露には注意し、常温に戻してから開封してください。
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