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Agritureのフェアトレード事業|世界の農家とつくる持続可能な農業

Agritureは世界各地の農家と提携し、公正な取引と持続可能な農業を推進。高品質な農産物を通じて、生産者と消費者をつなぐフェアトレード事業を展開します

フェアトレードとは?

フェアトレードとは、生産者と消費者の間で公正な取引を行い、生産者の生活向上と持続可能な生産を支える仕組みを指します。特に途上国の小規模農家や労働者が対象となり、適正な価格の保証や労働環境の改善、地域社会への還元を重視します。例えば、コーヒーやカカオ、バナナなどが代表的な取引品目で、生産地ごとの自然条件や文化に根ざした農業を守りながら、環境負荷の軽減にもつながります。フェアトレードは単なる取引ではなく、生産者と消費者が共に未来をつくる「つながる経済」として世界的に広がっています。

仕入れ先開拓

アジア圏を中心に生産者や産地の開拓を行います。日本への輸入や現地での製造など目的に応じた連携方法をご提案いたします。

卸販売 / 小売販売

日本国内での販売を行います。原料としての卸販売はもちろん、パッケージフードとしての小売りでの販売も可能です。

海外の農業を伝えるメディア

世界の農業を伝えるメディアの運営を準備しています。産地の紹介から生産者のインタビューまで持続可能な農業に向けて情報発信します。

第一弾はベトナムのココナッツ

南北に細長い国土を持つベトナム。南部のメコンデルタに位置する旧Tra Vinh(チャビン)省にて持続可能なココナッツを使った所得向上に取り組むSokfarmの製品を取り扱っています。

ココナッツシュガー

ベトナム南部の肥沃なメコンデルタ流域は、温暖な気候と豊かな土壌に恵まれ、良質なココナッツの産地として知られています。ここで育ったココナッツの木から採れる花蜜をじっくり煮詰めた「ココナッツシュガー」は、やさしい甘さとほのかなカラメルのような風味が特徴です。また、搾りたての花蜜そのものも取り扱っており、栄養豊富でまろやかな甘味は飲み物やデザートにもよく合います。

ココナッツネクター(花蜜)

ベトナム南部の肥沃なメコンデルタ流域は、温暖な気候と栄養豊かな土壌に恵まれ、上質なココナッツの産地として知られています。ここで育ったココナッツの花から採れる「ココナッツ花蜜」は、やさしい甘さとほのかな香ばしさが特徴です。採取後すぐに加工されるため風味が豊かで、ミネラルやビタミンを含みます。飲み物やデザートの甘味料としてはもちろん、料理にコクを与える調味料としても活躍します。

気候変動と塩害で減収が続く
メコンデルタ農業の危機

気候変動や塩害の影響で収穫量が大きく減少し、農家の収入が不安定になるメコンデルタ地域。その課題に対し、Sokfarmはココナッツの花蜜を活用した新たな収益モデルを構築しました。樹木を伐採せずに毎日採取できる花蜜は、気候変動の影響を受けにくく、通年で安定した収入源となります。農家と連携して採取から加工・販売までを一貫して行うことで、環境負荷を抑えながら地域経済の持続可能な発展を支えています。

気候変動

メコンデルタ、特にTrà Vinhでは塩水の侵入により、ココナッツの収量が30~70%減少する状況が発生しています。

農家所得の多角化

塩害による収量減少と通年の安定収入確保のため、農家を雇用し、ココナッツ花蜜を活用した加工品の製造・販売を行っています。

環境負荷の軽減

花蜜採取は樹木を伐採せず、既存のココナッツ林を活用できるため、土地開発や森林破壊の抑制につながります。

Sokfarm

メコンデルタ地域で気候変動や塩害による収量減少という課題に取り組むSokfarmとは2023年に知り合いました。ココナッツの花蜜を活用した新たな収益モデルを構築し、樹木を伐採せず毎日収穫できる花蜜を原料に、有機栽培と循環型生産で加工・販売まで一貫して実施。農家の安定収入を確保しながら、環境負荷を抑えた持続可能な地域経済づくりに貢献しています。

有機栽培と循環型生産

国際有機基準に基づく栽培を行い、土壌や水の健康を維持。生産工程では表層水を優先的に利用し、蒸留工程で得られる水を再利用するなど、資源の有効活用と環境負荷軽減を実現しています。

ココナッツの環境適応力

ココナッツの木は地下水位の維持、侵食防止、防風林としての役割を果たし、成熟樹は年間多くのCO₂を吸収。特に10年以上の樹木は塩害や強風被害にも耐性があり、温暖化が進む地域での持続的農業に貢献します。

健康を守る製品づくり

花蜜製品は低GIで栄養価が高く、化学物質を使わず製造されるため、従業員の安全と消費者の健康の両方を守ります。健康志向・オーガニック志向の高まりに応え、社会や地域にとって価値ある商品を提供しています。

Agriture CEOの小島です。
2022年、ベトナムの有機農家を訪問する機会があり、その際にSokfarm CEOのNgai氏と出会いました。ベトナム南部はココナッツの木が生い茂る、自然豊かで美しい地域です。しかし近年、気候変動の影響で塩水が内陸まで侵入し、収量が大きく減少している現状を伺いました。さらに、多くのココナッツ農家は収入源が実の販売に限られ、市場価格の変動によって生活が不安定になっていることも知りました。

そんな中、Sokfarmはココナッツの花蜜を活用し、塩害の影響を受けにくい新たな収益モデルを構築。農家の安定収入を確保しながら、地域の持続可能な発展を実現していました。この出会いは、私にとって現地の課題と可能性を深く理解する大きなきっかけとなりました。

さらにNgai氏は、地域で肥料の無償提供や英語教育を行うなど、農業を起点にした持続可能な地域づくりにも尽力されています。その姿勢は、私がAgritureを創業した背景とも深く重なります。だからこそ、彼の製品を日本で広めたいという想いとともに、その背景にあるストーリーをしっかりとお伝えしたいと考え、このページを作成しました。