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業務用ドライフルーツの仕入れ先を見極める7つの基準

この記事の要約
業務用ドライフルーツの仕入れ先を見極める7つの基準を実務視点で解説。果実の糖度(Brix値)に合わせた乾燥方法(低温・熱風・FD・糖漬け・真空)の使い分け、ドライフルーツの種類と形状(ホール・スライス・ダイス・スティック・チップ)、ジャンル別品目、国産vs海外産の判断軸、残留農薬・HACCP、砂糖不使用vs糖漬けの違い、サンプル対応・価格構造・小ロット対応・規格書整備まで整理。食品OEMの窓口メーカー表、Agritureの国産ドライフルーツ13品目ラインナップ、dry-pear(二十世紀梨)、ワンズデイリー葉取らずりんごスティックの実例を紹介。

業務用ドライフルーツの仕入れ先を選ぶとき、価格だけで判断すると「糖度・無添加・ロット・納期」で後悔するケースが多く発生します。ドライフルーツは原料となる生果実の糖度(Brix値)によって最適な乾燥方法が大きく変わるため、仕入れ先が果実の糖度に合わせた加工ノウハウを持っているかが、品質と保存性を左右する決定的なポイントです。

この記事では、業務用ドライフルーツの仕入れ先を見極める7つのチェック項目を、ドライフルーツ固有の論点(糖度別の乾燥方法・砂糖不使用対応・国産vs海外産・ペット用途)とあわせて、Agritureの国産ドライフルーツ13品目の製造知見をもとに整理します。

業務用ドライフルーツの仕入れ先

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小ロット〜大ロットまで柔軟に対応できるアグリチャーOEM

  • 既存原料100g~からOEM対応
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目次

仕入れ先選びで後悔しないために

ドライフルーツは「買ってから品質を確かめる」性質が強く、生果実の産地・糖度・加工条件が仕上がりに大きく影響します。業務用として安定供給を受けるには、価格・ロット・納期だけでなく、果実特性に合わせた乾燥ノウハウを持つサプライヤーを選ぶ必要があります。

ドライフルーツの仕入れ先は大きく3タイプ

タイプ特徴向いている用途
国内メーカー直販品質管理が手厚い、小ロット対応、国産素材が中心国産訴求・ギフト・無添加商品
商社・卸問屋経由多品目(国産・輸入)を一括調達、多品種少量に対応ベーカリー・洋菓子の多品目使用
海外メーカー直輸入タイ・トルコ・フィリピンなどが主流、大ロット・低単価コスト重視の大量消費品

まず自社の優先順位を明確にする

「国産か輸入か」「砂糖不使用か糖漬けか」「ホールかスライスか」「単品か複数品目ミックスか」。すべてを満たすサプライヤーは存在しません。自社商品が狙う顧客層(クリーンラベル志向/コスト重視/ギフト)を先に決めて、優先順位を明確にしてから7項目をチェックしていきます。

ドライフルーツの種類と特徴

業務用ドライフルーツは、加工方法・形状・品目の3つの軸で種類が分かれます。自社が作る商品(ベーカリー/シリアル/製菓/お茶用/ペット用)によって、どの種類が向くかが先に決まるケースが多いため、スペック定義→仕入れ先選定の順で進めると効率的です。

加工方法による種類

ドライフルーツは水分の抜き方で大きく5種類に分かれます。果実の糖度によって向く方法が変わるため、汎用的な「熱風乾燥一択」ではなく、果実ごとに最適化できるサプライヤーが望ましいです。

加工方法特徴向く果実
低温乾燥(45〜60℃)色・香り・酵素を保持/最終含水率15%以下に安定いちご・梨・柑橘・桃
熱風乾燥(70〜80℃)短時間・大量処理向き/コスト低/焦げやすいりんご・バナナチップス・パイン(糖漬け)
フリーズドライ(FD)色・形・食感を最大限保持/単価最高いちご(製菓)・高付加価値ギフト
糖漬け(シロップ漬け/加糖乾燥)砂糖液に漬けてから乾燥/糖分で保存性UP/厳密には「乾燥」より「加糖保存加工」寄りパパイヤ・マンゴー・クランベリー・ドレンチェリー
真空乾燥・マイクロ波短時間でムラなく/FDの代替/設備依存高糖度果実・高機能食品原料

形状による種類

ドライフルーツの形状は、最終商品での使い方に直結します。ベーカリー練り込みならダイス、シリアルならチップ、ギフトならホール、ペット用スナックならスティック、製菓トッピングならFDスライスが選ばれます。

形状主な用途
ホール(丸ごと)ギフト・贈答・直食いスナック
スライスシリアル・グラノーラ・ヨーグルトトッピング
ダイス(さいの目)ベーカリー練り込み・パウンドケーキ・フルーツグラノーラ
スティックペット用おやつ・子ども用・携帯スナック
チップ・フレークシリアル・トッピング・ブレンド
パウダー製菓・ドリンク・機能性食品(詳細は業務用フルーツパウダーの選び方

主な品目(ジャンル別)

流通の多い品目をジャンル別に整理しました。品目によって産地・旬・調達ロットが異なり、特に国産は希少性が高い品目が多いため、早期に確保することが重要です。

ジャンル代表的な品目
ベリー・小果実いちご・ブルーベリー・クランベリー・レーズン
柑橘類ゆず・レモン・みかん・シークワーサー
仁果・核果りんご・梨(二十世紀)・桃・あんず
熱帯・亜熱帯フルーツマンゴー・パイナップル・バナナ・パパイヤ・キウイ
国産希少品目ドライ梨(京丹後)・ドライスイカ・ドライみかん・ドライ万願寺

糖度で変わる乾燥方法(Agriture製造現場の知見)

ドライフルーツの品質を決める最大の要素が、原料の糖度(Brix値)と乾燥温度プロファイルの相性です。Agritureの製造現場では、果実ごとの糖度に合わせて乾燥条件を細かく調整することで、焦げ付き・褐変・食感不良を防いでいます。業務用仕入れ先を選ぶ際も、この「糖度別の加工ノウハウ」を持っているかを確認するのが重要です。

果実糖度の目安(Brix)推奨される乾燥方法
いちご10〜13低温乾燥+FD併用(色素保持)
柑橘類(レモン・みかん)10〜12低温乾燥(酸による褐変防止)
梨(二十世紀)12前後低温乾燥でセミドライ仕上げ
りんご13〜15高温乾燥(色を残したい場合は低温も選択)
桃・あんず10〜13低温乾燥(繊維を崩さない)
マンゴー13〜18セミドライまたは低温長時間
バナナ18〜25低温またはチップス型(焦げ対策)

出典:果物の糖度徹底ガイド(青空市場)糖度表(株式会社アタゴ)、Agriture社の製造現場での知見。

💡 Agritureの製造知見

低温スタート→段階加温(45〜50℃→55〜65℃)で内部水分をムラなく除去し、最終含水率15%以下に仕上げると、見た目・味・香り・保存性を同時に担保できます。糖度60%前後で微生物活動が制限されるため、セミドライ仕上げでは糖度プロファイルも意識します。

参考:ドライフルーツの糖度調整と最適な乾燥温度設定のポイント(newji)砂糖不使用の自家製ドライフルーツの作り方(静岡製機)、Agriture社の製造現場での知見。

チェック1|原料のトレーサビリティと産地

ドライフルーツの品質は生果実の品質に直結します。国産・海外産・栽培履歴・残留農薬検査の情報が開示できるかで、仕入れ先の品質管理姿勢が判断できます。

国産 vs 海外産の判断軸

項目国産海外産
価格高め(海外産の2〜5倍)低い
品目の多様性限定的(規格外利用が中心)豊富
ブランド訴求強い(希少性・産地ストーリー)一般的(コスト訴求)
残留農薬の信頼性高い(国内基準)要確認(産地・商社による)
安定供給旬が短く季節性大通年安定

残留農薬・栽培履歴

  • 残留農薬検査の実施頻度と検査機関(自社検査 or 外部委託)
  • JAS有機・GLOBAL G.A.P.など第三者認証の有無
  • 契約農家制度があるか(スポット購買ではなく固定産地)
  • 葉取らずりんご(長野)のような特殊栽培法への対応

チェック2|製造工程と品質管理体制

乾燥方式(低温/熱風/FD/糖漬け)と、食品安全マネジメント(HACCP・ISO22000・FSSC22000)の整備状況を確認します。

主な乾燥方式と工場の対応範囲

1社で複数方式をカバーできるか、特定方式の専業かで、提案できる商品の幅が変わります。自社開発したい商品カテゴリに応じた対応範囲を確認しましょう。

乾燥方式確認事項注意点
低温乾燥温度設定範囲(45〜60℃)/段階加温プログラムの有無設定温度の記録・証跡が残るか
熱風乾燥処理量・乾燥時間/コンベア式かバッチ式か焦げ付き事例の有無
フリーズドライ凍結温度/真空度/自社設備か提携か単価高・ロット制約大
糖漬け・セミドライ糖度プロファイル/加糖タイミング砂糖不使用訴求との両立難
真空・マイクロ波設備投資の大きさ/設備稼働率ロット制約・単価高

認証・検査設備の確認リスト

カテゴリ確認項目
認証HACCP・ISO22000・FSSC22000・JAS有機・GLOBAL G.A.P.
検査設備金属検出機・X線検査・ウェイトチェッカー・水分計・糖度計
アレルゲン管理ナッツ・小麦・大豆併用ラインの洗浄手順/切替記録
原料受入産地証明・残留農薬検査・微生物検査の受入基準
最終製品検査水分活性(Aw)・微生物・色差・官能

💡 確認観点

HACCP認証の有無だけでなく、記録が残っているかが実務上の差になります。監査依頼時に1ロット分の記録を見せてもらえるか確認すると、品質管理の深さが見えます。

チェック3|糖・添加物の対応(ドライフルーツ固有)

ドライフルーツでは、砂糖・油・酸化防止剤(二酸化硫黄など)の使用有無が商品差別化の核になります。ラベル表示の方向性を先に決めて、対応できる仕入れ先を選びましょう。

糖漬け・乾燥・セミドライの違い(混同されやすい)

「糖漬け」「セミドライ」「ドライ(完全乾燥)」は混同されがちですが、加工メカニズム・水分値・保存性が全く異なる別カテゴリです。商品設計では、どのタイプを目指すかを先に決めます。

タイプ加工方法水分値の目安保存性
ドライ(完全乾燥)乾燥のみで水分除去15%以下常温長期保存(6〜12ヶ月)
セミドライ(半乾燥)乾燥を途中で止める25〜35%冷蔵前提/短め(1〜3ヶ月)
糖漬け(シロップ漬け/加糖乾燥)砂糖液に漬けてから乾燥20〜30%(糖分で水分活性制御)常温中期(3〜6ヶ月)

⚠️ セミドライの保管リスク

セミドライは「美味しい」反面、水分値が25〜35%と高く、水分活性(Aw)が0.7を超える場合があり、常温保存ではカビ・酵母が繁殖するリスクがあります。砂糖不使用のセミドライは特にリスクが高く、冷蔵流通・脱酸素剤・アルミパウチ・ガス置換など複数の対策を組み合わせた包装設計が必須です。賞味期限設定も加速試験で個別に検証する必要があります。

砂糖不使用 vs 糖漬け vs セミドライの向く用途

タイプ特徴向く用途
砂糖不使用(無添加ドライ)果実本来の甘み・酸味/保存期間やや短め/色素沈着しやすいクリーンラベル訴求・ペット用・健康志向ギフト
糖漬け(加糖乾燥)砂糖で保存性UP・柔らかい食感/カロリー高め/無添加訴求と両立しにくい製菓・ベーカリー練り込み・大量消費
セミドライ(砂糖不使用・中間含水率)最も美味しいが保管が難しい/包装設計と物流条件がカギ高付加価値ギフト・D2C直販(冷蔵流通)

関連記事:ドライフルーツの糖漬けと砂糖不使用タイプの違いを徹底解説

無添加訴求の実務

  • 酸化防止剤(二酸化硫黄・亜硫酸塩)不使用を明示できるか
  • 保存料・着色料・香料不使用でも保存期間を担保できる包装設計
  • ペット向け商品の場合、塩・砂糖・着香料の完全不使用が求められる
  • 消費者庁の「無添加」表示ルール(2022年改正)の最新対応

チェック4|サンプル対応と試作支援

初回の試作対応と見積もり精度で、サプライヤーの姿勢が見えます。量産前にじっくり見極めるパートで、ここで手抜きがあると量産後のトラブルに直結します。

サンプル提供の業界相場

段階提供量の目安費用
初回問い合わせ既製品サンプル 30〜100g無料〜送料のみ
仕様決定前試作100g〜500g(条件調整含む)有料(1〜5万円/ロット目安)
量産前最終試作1kg〜5kg有料(量産単価ベース)

試作段階で多い失敗パターン

失敗パターン回避方法
色が想定より濃い/黒ずみ糖度プロファイルと乾燥温度の関係を事前確認。低温乾燥の段階加温で解決
食感がバラつく原料の糖度範囲を指定(例:Brix 12〜14)。選果基準を明文化
量産時に試作と風味が変わる試作ロットと量産ロットで同じ農家・同じ時期の原料を使う
歩留まりが想定と大きく違う試作時に歩留まり実測値を記録しておく(果実別に10〜20%が目安)

Agritureはワンズデイリー様のドライりんごスティック開発で、代表の森崎繭香氏(料理研究家)と試作段階での具体的フィードバック対応を行い、ペット兼用商品として商品化に至りました。

チェック5|価格構造と見積もりの透明性

国産×無添加×専業×小ロットは、一般流通の海外製と比べて2〜5倍の単価が目安です。価格の内訳が開示される見積もりかを確認することで、相手の信頼性を見極められます。

見積もりに含まれるべき価格内訳

項目一般的な比率確認ポイント
原料費(生果実)40〜60%産地・品種・等級・時期指定による変動幅
加工費20〜30%乾燥方法(FD/低温/熱風)による差
包装費10〜20%個包装・ガス置換・アルミパウチなど仕様による
物流費5〜15%冷蔵/常温、拠点数、少量便の加算
諸経費・利益5〜10%検査費用・管理費・利益込み

歩留まり(生果実→乾燥品の割合)

果実歩留まり目安備考
いちご・ベリー類8〜12%水分90%超で大きく減る
りんご・梨・桃12〜18%芯・皮除去で若干減る
バナナ20〜25%糖度高く水分少
マンゴー15〜20%皮・種除去あり
柑橘(みかん・レモン)10〜15%皮を使うかで大きく変動

「安すぎる」見積もりの裏側

  • 輸入品の混入:国産表示でも一部輸入原料を使っているケース
  • 産地偽装:流通経路が不透明で、契約農家から直接調達していない
  • 低グレード原料:規格外のさらに下の廃棄寸前原料を使用
  • 検査費・検証費の省略:残留農薬検査・微生物検査が抜けている
  • 添加物で嵩増し:砂糖・酸化防止剤で重量ベースのコスト圧縮

チェック6|最小ロットと納期対応

ドライフルーツは原料の旬が限定されているため、年間調達計画を前提にした仕入れ設計が欠かせません。小ロット試作→量産のステップ幅と、年間計画のフレキシビリティを確認します。

ロット・納期の目安

段階ロット目安納期目安
初回試作100g〜1kg2〜4週間
小ロット量産5kg〜20kg3〜6週間
本格量産50kg〜500kg6〜12週間
スポット追加数kg〜在庫次第で1〜2週間

年間調達カレンダー(国産果実の旬)

果実収穫時期加工ロット集中期
いちご12〜5月1〜4月
梨(二十世紀)8〜9月8〜10月
りんご9〜11月(貯蔵で通年)10〜12月
6〜9月7〜8月
みかん11〜2月12〜2月
ゆず・レモン10〜12月11〜1月

チェック7|規格書・証明書類の整備状況

業務用取引では、規格書・証明書類の整備状況が取引開始の前提条件になります。書類の内容・更新頻度・発行スピードを確認します。

取引に必要な主な書類

書類記載内容更新頻度
食品規格書原材料・成分・栄養成分・アレルゲン・形状・水分・Aw仕様変更時
賞味期限設定根拠加速試験・実時間試験のデータ、設定ロジック処方変更時
残留農薬検査結果検査項目・検査機関・検出値・基準値年1〜2回
微生物検査結果一般生菌・大腸菌・カビ・酵母・黄色ブドウ球菌ロットごと or 定期
衛生証明書製造施設の衛生管理状況年1回
原産地証明原料の生産地・栽培者の証明ロットごと

輸出対応の追加書類

  • HSコード:関税分類(例:ドライフルーツは0813類など)
  • 原産地証明書(CO):商工会議所発行
  • 衛生証明書(Health Certificate):輸出相手国の要求に応じて発行
  • 残留農薬報告書:EU基準・米国基準など輸出先に応じた検査項目

食品OEMの窓口で探すドライフルーツメーカー

ドライフルーツの業務用仕入れ先を幅広く比較したい場合は、食品OEMの窓口掲載メーカー一覧から条件別に絞り込めます。代表的なドライフルーツ対応メーカーを下記にまとめます。

メーカー名得意領域拠点
株式会社Agriture国産ドライフルーツ13品目・低温乾燥・小ロット試作京都府(京丹後ほか5拠点)
京丹後市食品加工支援センター公的食品加工支援・乾燥加工試作京都府京丹後市
有限会社ノウカノミカタ農家連携・地域果実の乾燥加工京都府

Agritureのドライフルーツ取扱ラインナップ

Agritureは国産果実×無添加の加工実績と、100g〜の小ロット試作対応が強みです。自社D2Cブランドの運営と大手ペット食品メーカーとの協業の2軸で、ドライフルーツの商品化ノウハウを蓄積しています。詳細は国産ドライフルーツの専門メーカー|業務用・PB商品ページで一覧できます。

ジャンル取扱品目
仁果・核果ドライりんごドライ梨ドライもも
柑橘類ドライみかんドライレモンドライシークワーサー
ベリー・小果実ドライいちごFDいちごも対応)
熱帯・亜熱帯ドライマンゴードライパイナップルドライバナナドライキウイ
その他ドライスイカドライトマト

自社D2Cブランド|梨からの手紙(dry-pear)

梨からの手紙(dry-pear.com)はAgritureグループが運営する国産ドライ梨専門のD2Cブランドです。京都府京丹後産「二十世紀梨」を原料に、砂糖・添加物を一切使わず、柔らかく仕上げた無添加ドライ梨を展開しています。自社D2Cで培った砂糖不使用ドライフルーツの加工技術・パッケージ設計・ブランドストーリー設計は、業務用OEMの案件にもそのまま応用できます。

協業事例|ワンズデイリー(ペット兼用のドライりんごスティック)

株式会社ワンズデイリー(one’s daily)との協業では、人と犬が一緒に食べられる無添加おやつとして、長野県産「葉取らずりんご」を使ったスティック型ドライりんごを共同開発しました。代表は料理研究家・森崎繭香氏で、愛犬の体調不良をきっかけに「安心して食べられるおやつ」を実現した事例です。ペット兼用×無添加×特殊栽培法×スティック形状の組み合わせは、料理研究家・フードコーディネーター由来のD2Cブランドや、ペットフード業界へのOEM提案にそのまま展開できます。

まとめ|仕入れ先は「糖度別の加工ノウハウ」で見極める

3行サマリー

  • 価格だけで選ぶと糖度・無添加・形状・納期で後悔する。7項目で見極める
  • 果実の糖度(Brix値)に合わせた乾燥方法を持つメーカーが品質の鍵
  • 国産×無添加×小ロットはAgritureなど専業メーカー、大ロットは商社経由を使い分ける

業務用ドライフルーツの仕入れ先選定は、価格だけでなく「糖度別の加工ノウハウ」「砂糖・添加物対応」「小ロット試作」「規格書整備」の4軸で判断するのが実務の王道です。Agritureの国産ドライフルーツ13品目ラインナップについては国産ドライフルーツ専門メーカーからご覧いただけます。

よくある質問

海外産と国産のドライフルーツはどちらがよい?

コスト重視で大量消費するなら海外産、ブランド訴求・クリーンラベルなら国産が向きます。国産は価格が2〜5倍になりますが、希少性と産地ストーリーで高付加価値商品に展開しやすくなります。

小ロット100gから対応してくれるメーカーはある?

Agritureなど専業メーカーは100gからの小ロット試作に対応しています。大手メーカーは最低ロット10kg〜100kg以上が標準なので、試作段階では小ロット対応の可否を必ず確認しましょう。

砂糖不使用のドライフルーツは作れる?

果実の糖度を活かした低温乾燥で、砂糖不使用のドライフルーツが製造可能です。ただし保存期間が糖漬けより短くなるため、包装設計(脱酸素剤・アルミパウチ)と組み合わせて賞味期限を設計します。

ペットフード用に使えるドライフルーツはある?

砂糖・塩・酸化防止剤・着香料の不使用を明示できるメーカーなら、ペット用おやつや補助食品の原料として使えます。Agritureはワンズデイリー様と「葉取らずりんごスティック」を共同開発した実績があります。

規格書はどんな形式で発行されますか?

一般的には食品規格書・成分表・検査成績書の3点が揃います。水分活性(Aw)・賞味期限設定根拠・アレルゲン情報・残留農薬検査結果・微生物検査結果が含まれます。業務用仕入れで必ず確認してください。

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    この記事を書いた人

    小島 怜のアバター 小島 怜 Agriture CEO

    株式会社Agriture CEO/乾燥野菜やドライフルーツを中心とした受託加工・OEM事業。京都府内の農家と連携し、規格外野菜の活用や6次産業化支援を通じて、「持続可能な食の流通」を追求している。製造現場での豊富な実体験を活かし、商品企画から試作、小ロット対応、パッケージ設計、販路開拓支援まで、OEMを検討するすべての事業者に伴走するサポートを提供。

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