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白菜パウダー

白菜パウダーは、葉物野菜の定番である白菜を乾燥後に微粉末化し、鍋つゆ粉末・スープベース・お好み焼き粉・漬物シーズニングへ均一に風味とコクを広げることを目的にした原料です。加熱で甘みが増す白菜の特性を、粉体として扱いやすいサイズに落とし込み、液体にも粉体にも分散しやすい仕上がりにしています。Agriture社では、乾燥白菜と同じ原料を使い、粉砕・ふるい分けの工程を加えた形でパウダー化しています。

他の葉物パウダー(キャベツパウダー水菜パウダー)と並べて使うと、白菜特有のやさしい甘みと旨みが鍋・スープのベースに厚みを足します。鍋つゆミックス・お好み焼き粉・シーズニングの試作で、少量から仕様の詰めが可能です。

目次

Agritureの白菜パウダー、3つのこだわり

白菜パウダーは、甘みのベースとなる糖質・アミノ酸をいかに残すかと、粒度をどう出し分けるかで仕上がりが決まります。Agriture社では、原料の前処理から粉砕・包装までを京都府内の自社加工所で管理し、ロット差の少ない仕上がりを目指しています。

1. 加熱時の甘みを引き出す乾燥設計

白菜は加熱すると糖が引き出され、やさしい甘みが前面に出ます。パウダー化する前の乾燥段階で温度帯を整え、糖と旨み成分を壊さない条件で水分を抜いています。仕上がった粉末は、湯に溶かした瞬間に白菜の甘みとだしのコクが立ち上がるレベルを目安にしています。鍋つゆ粉末・スープベース用途で、素材の甘みをそのまま活かせる点が強みです。

2. 用途に合わせた粒度出し分け

鍋つゆ・スープ粉末には湯で速やかに分散する細挽き(120〜150メッシュ)、お好み焼き粉・パン生地には粒感が残る中挽き(80〜120メッシュ)、シーズニング・仕上げトッピングには粗挽き(40〜80メッシュ)と、用途ごとに最適な粉砕度が異なります。試作段階で粒度を比較し、最終製品で狙う食感と分散性に合わせて指定できます。

3. 他野菜パウダーとのブレンド設計

キャベツパウダー・ねぎパウダー・しいたけパウダーなど、鍋・スープ系で組み合わせやすい野菜パウダーを同じラインで扱っているため、複数素材をまとめて配合設計できます。白菜の甘み+ねぎの香り+きのこの旨みという方向で、鍋つゆミックスや和風スープベースの試作を一つの原料供給先で進められます。

取り扱い製品がわかる商品カタログ

小ロット〜大ロットまで柔軟に対応

乾燥野菜
  • 100g~の小ロットから販売
  • 日本各地の伝統野菜の取扱い
  • ドライフルーツ/ハーブも対応

白菜パウダーの特徴

微粉末化することで、葉の形状や刻みでは届かない用途領域に展開できます。白菜パウダーならではの強みを6つの観点で整理します。

液体・粉体への分散性

鍋つゆやスープに溶かしても粒感が気になりにくく、お好み焼き粉や生地ミックスにも均一に混ざります。葉の形状では出せない、湯に入れた瞬間の甘み・旨みの立ち上がりが得られます。

加熱で増す甘みを凝縮

白菜はスープや鍋で加熱することで甘みが引き出される素材です。パウダー化することで、短時間の加熱でも甘みが広がりやすく、鍋つゆ・スープベースの風味の土台として機能します。

粒度3段階から選択

細挽き(120〜150メッシュ)は飲料・スープ、中挽き(80〜120メッシュ)は製菓・生地、粗挽き(40〜80メッシュ)はシーズニング・トッピングと、用途に応じた粉砕度を選べます。

栄養素を少量で加えられる

代表的にはβ-カロテン・ビタミンC・食物繊維が着眼点となる素材で、少量の粉末配合で野菜由来の成分をレシピに足せます。条件により成分値は変動しますが、機能性粉末ミックスのベース素材としても活用できます。

野菜パウダーとのブレンド

キャベツ・ねぎ・しいたけ・にんじんなどの野菜パウダーと事前ブレンドできます。鍋つゆミックス・和風スープベース・お好み焼き粉といった複合配合の設計が、一つの原料供給先でまとめて進められます。

原料形状との併用

食感を残したい用途には乾燥白菜、甘み・旨みを均一に広げたい用途にはパウダー、という使い分けができます。両方をレシピで併用し、具材感と風味の両立も可能です。

製品仕様(業務用)

試作段階の基本仕様は以下の通りです。量産・OEMの仕入れロット・納期・包装形態は個別相談で詰めます。

項目内容
商品名白菜パウダー
原材料白菜(国産)
形状微粉末(葉・芯を乾燥・粉砕)
外観淡い黄緑〜クリーム色の微粉末
香り白菜特有のやさしい甘みと青葉香
内容量用途・ロットに応じて個別見積
賞味期限出荷日から6ヶ月程度
保存方法高温多湿・直射日光を避け、開封後は密閉して冷暗所で保管
加工所京都府内の自社加工所
試作最小ロット原料1kg〜
本製造ロット10kg〜(応相談)

カスタマイズ対応

粒度・配合・包装・最終製品化までを試作段階から相談いただけます。試作と量産で仕様がぶれにくいよう、条件を記録しながら詰めていきます。

項目対応詳細
粒度調整3段階から選択細挽き120〜150M/中挽き80〜120M/粗挽き40〜80M
部位指定葉/芯/全体から指定葉は甘みと色、芯は旨みと繊維質が強い
ブレンド設計野菜パウダー事前混合キャベツ・ねぎ・しいたけ・にんじん等との指定比率混合
包装形態業務用バルク〜小袋遮光アルミ袋、スティック・小袋、個包装など
OEM製品化最終製品まで一貫対応鍋つゆ粉末、スープベース、お好み焼き粉、シーズニング等
原料供給自社原料+受託加工指定産地での受託乾燥・粉砕にも対応

食感・形状を活かしたい方へ(原料形状版)

スープ具材・鍋の具・炒め物など、葉と芯の食感を残す用途には、乾燥白菜(形状を残したタイプ)が向いています。パウダーでは得られない白菜の存在感がレシピに活きます。

→ 乾燥白菜の詳細を見る

品種・生産者・産地のこだわり

白菜はアブラナ科アブラナ属の葉物野菜で、結球型が食用の中心です。冷涼な気候を好み、国内では秋冬が旬、産地リレーで通年供給されます。パウダー原料としては、葉と芯のバランス・糖度・水分量が仕上がりに影響します。

BRAND

Agriture社では、国産の白菜を原料に、京都府内の自社加工所で乾燥から粉砕・包装まで一貫して管理しています。原料単体の風味を活かした仕上がりが基本方針です。

PRODUCER

契約産地と提携し、品種・収穫時期・保管条件を共有したうえで原料を受け入れています。試作段階から原料ロットを記録し、量産時の風味再現に活かしています。

REGION

主要産地は長野・茨城・群馬・北海道。冷涼な気候で育った白菜は芯まで甘みがのりやすく、パウダーに仕上げた際のコクが出ます。産地リレーにより、通年での原料調達に対応できます。

CULTIVATION

露地・ハウスの両方から原料を調達し、気候変動による収量変動に備えています。糖度・水分量の目安を決めたうえで受け入れ、パウダー化工程で再現性を担保します。

粉末化の技術と品質管理

白菜パウダーは、糖・アミノ酸の保持と粒度の均一性で品質が決まります。Agriture社では、乾燥・粉砕・包装の各工程で条件を記録し、ロット間のブレを抑える運用を整えています。

糖・旨みの保持

高温で一気に水分を飛ばすと糖が焦げて褐変し、えぐみが出やすくなります。乾燥段階で温度帯を整え、色と甘みを両立させる条件で運用しています。粉砕時の摩擦熱もコントロールし、粉末が熱を持ちすぎない仕上がりを目安にしています。

粒度分布の安定

用途ごとに指定された粒度に合わせるため、粉砕後にふるい分けを行い、規格外の粗粉・微粉を分別します。同じ原料から粒度だけを変えた比較試作にも対応できます。細挽きは飲料・スープ、中挽きは生地、粗挽きはシーズニング、と狙いに合わせて設計します。

吸湿対策と包装

白菜パウダーは湿気を吸いやすい素材です。仕上がった粉末は速やかに遮光・防湿の包装に移し、店頭・倉庫での保管を想定した仕様を提案します。業務用バルクは遮光アルミ袋、小袋・スティックは防湿フィルムを採用します。

TIPS:白菜パウダーを活かす配合の目安

鍋つゆ粉末に使う場合は、全体の10〜20%を目安に配合すると、白菜の甘みが土台として機能します。スープベースでは、他の野菜・きのこパウダーと合算した粉末量のうち15〜25%を白菜に振ると、家庭的なコクが出ます。お好み焼き粉では小麦粉100gに対して2〜4gを目安に加えると、生地に白菜の甘みがほんのりのります。漬物シーズニングでは塩・昆布パウダーとブレンドして2〜5%配合が使いやすい範囲です。

活用シーン・採用事例

パウダーは液体・粉体に均一に分散するため、葉物の形状では届かない用途に広がります。ご相談が多い用途を整理します。

1. 鍋つゆ粉末・鍋ミックス

  • 家庭用粉末鍋つゆ(白菜10〜20%配合)
  • 豆乳鍋・寄せ鍋・キムチ鍋ベースの旨み補強
  • 個食用スティック鍋つゆの野菜感強化
  • 業務用鍋つゆの甘み・旨みベース

2. スープベース・インスタント食品

  • 粉末スープ(和風・中華・洋風いずれも対応)
  • カップ麺・袋麺の粉末スープベース
  • フリーズドライ食品の粉末補強
  • 介護食・離乳食の野菜だし素材

3. お好み焼き粉・ミックス粉

  • お好み焼き粉の野菜感アップ(小麦粉比2〜4%)
  • たこ焼き粉・チヂミ粉への配合
  • 野菜パンケーキミックス
  • ホットケーキ・マフィン粉(甘みの下支え)

4. 漬物シーズニング・調味料

  • 浅漬け・浅漬け素(塩+白菜+昆布)
  • キムチ素・白菜キムチベース
  • 野菜ふりかけ・野菜塩
  • 和風ドレッシング・ポン酢の厚み付け

5. ベーカリー・製菓

  • 野菜食パン・惣菜パン生地
  • 野菜クッキー・クラッカー
  • グリッシーニ・スナック生地
  • 惣菜用パイ生地の甘み・コク付け

6. 健康食品・機能性粉末

  • 野菜粉末ミックス(ブレンド野菜粉)
  • シニア向け食物繊維粉末
  • 置き換え食品の野菜ベース
  • スティック野菜ドリンク

粉末の使い方・ブレンド設計

粉末の運用は、粒度選択と液体への分散設計が中心です。戻さずそのままスープ・生地・シーズニングに配合でき、他の野菜パウダーとの事前ブレンドも可能です。

粒度別の使い分け

  • 細挽き(120〜150M):鍋つゆ粉末・スープ・飲料。湯に溶かした瞬間に分散
  • 中挽き(80〜120M):お好み焼き粉・パン生地・製菓。粒感と甘みの両立
  • 粗挽き(40〜80M):漬物シーズニング・ふりかけ・仕上げトッピング

配合の目安

  • 鍋つゆ粉末:全粉末量の10〜20%
  • スープベース:粉末総量の15〜25%
  • お好み焼き粉:小麦粉に対して2〜4%
  • 漬物シーズニング:塩との合算で2〜5%
  • 野菜粉末ミックス:他野菜パウダーとの合算で10〜30%

事前ブレンド対応

キャベツ・ねぎ・しいたけ・にんじんなどの野菜パウダーとの事前ブレンド納品に対応します。鍋つゆミックス・スープベースなど、指定比率で混合・袋詰めまで一貫して行います。試作段階から配合を固めたうえで量産に移れるため、仕様のズレが起きにくい運用です。

関連記事・他の野菜原料

Agriture社で取り扱う野菜パウダー・関連原料です。白菜とのブレンド設計にご活用ください。

取り扱い製品がわかる商品カタログ

小ロット〜大ロットまで柔軟に対応

乾燥野菜
  • 100g~の小ロットから販売
  • 日本各地の伝統野菜の取扱い
  • ドライフルーツ/ハーブも対応

よくあるご質問

乾燥白菜(形状あり)とパウダーはどう使い分けますか?

乾燥白菜は葉と芯の形状を残したタイプで、スープ具材・鍋の具・炒め物など、食感と見た目を活かしたい用途に向きます。パウダーは微粉末のため、鍋つゆ粉末・スープベース・お好み焼き粉・シーズニングなど、甘みと旨みを均一に広げたい用途に向きます。両方を併用して具材感と風味の土台を両立させるケースもあります。

粒度は選べますか?

はい。細挽き(120〜150メッシュ)は鍋つゆ粉末・スープ・飲料向け、中挽き(80〜120メッシュ)はお好み焼き粉・パン生地・製菓向け、粗挽き(40〜80メッシュ)は漬物シーズニング・ふりかけ向け、というように粒度を3段階から選べます。同じ原料から粒度だけを変えた比較試作にも対応します。

葉と芯は分けて粉末化できますか?

可能です。葉のみのパウダーは色が濃く甘みと香りが前に出るため、スープ・鍋つゆ粉末向き。芯も含むパウダーは食物繊維と旨みが強く、シーズニング・お好み焼き粉向きです。製品コンセプトに応じて部位比率を指定いただけます。

他の野菜パウダーと事前ブレンドして納品できますか?

可能です。キャベツ・ねぎ・しいたけ・にんじんなど、鍋・スープ・シーズニング系で相性の良い野菜パウダーとの事前ブレンドに対応します。最終製品で狙う配合を共有いただければ、その比率で混合・袋詰めまで行います。

試作の最小ロットはどのくらいですか?

試作は原料1kgから受け付けています。量産・OEMは個別に見積と納期をご提案します。鍋つゆ粉末・スープベース・お好み焼き粉・シーズニングなどの最終製品化までを一貫して相談いただけます。

賞味期限と保存方法を教えてください。

賞味期限は出荷日から6ヶ月程度です。白菜パウダーは湿気を吸いやすいため、未開封時は高温多湿と直射日光を避け、常温の冷暗所で保管してください。開封後は密閉容器に移し替え、1〜2ヶ月を目安に使い切ることをおすすめします。

どんな用途でご相談が多いですか?

鍋つゆ粉末・スープベース、お好み焼き粉・ミックス粉、漬物シーズニング、健康食品・野菜粉末ミックスでご相談が多いです。加熱で甘みが増す白菜の特性を、少量の粉末配合でレシピに足せる点が試作素材として使われる理由です。

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この記事を書いた人

小島 怜のアバター 小島 怜 Agriture CEO

株式会社Agriture CEO/乾燥野菜やドライフルーツを中心とした受託加工・OEM事業。京都府内の農家と連携し、規格外野菜の活用や6次産業化支援を通じて、「持続可能な食の流通」を追求している。製造現場での豊富な実体験を活かし、商品企画から試作、小ロット対応、パッケージ設計、販路開拓支援まで、OEMを検討するすべての事業者に伴走するサポートを提供。

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