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じゃがいもパウダー

じゃがいもパウダーは、でん粉を豊富に含むじゃがいもを乾燥後に微粉末化し、ポタージュベース・パン生地・グラノーラ・スナック・ホワイトソースといった用途で濃度調整・とろみ付けの主役として使える原料です。水・湯・油脂に溶かすことで粘度が立ち上がるため、粉末の少量配合でレシピの骨格を作れます。Agriture社では、乾燥じゃがいもと同じ原料を使い、粉砕・ふるい分けの工程を加えた形でパウダー化しています。

低アレルゲン処方の下地や小麦代替の一部配合としても使える素材で、玉ねぎパウダーにんじんパウダーと組み合わせると、ポタージュやスープの粉体ベースが一気に仕上がります。製菓・ベーカリー・スープ・スナックの試作で、少量から仕様の詰めが可能です。

目次

Agritureのじゃがいもパウダー、3つのこだわり

じゃがいもパウダーは、でん粉の糊化挙動と粒度の組み合わせで仕上がりが決まります。Agriture社では、原料の前処理から粉砕・包装までを京都府内の自社加工所で管理し、ロット差の少ない仕上がりを目指しています。

1. でん粉の挙動を活かす乾燥設計

じゃがいもはでん粉を多く含み、加熱・乾燥条件で糊化度が変わります。Agriture社では、粉末化後の用途(とろみ付け/生地練り込み/ポタージュベース)を想定した乾燥条件を設定し、求める粘度と風味が得られるよう仕上げています。試作段階で乾燥条件を比較し、最終用途に合わせた提案を行います。

2. 用途別の粒度出し分け

ポタージュ・ホワイトソース向けの細挽き(120〜150メッシュ)、パン・グラノーラ生地向けの中挽き(80〜120メッシュ)、スナック・ふりかけ向けの粗挽き(40〜80メッシュ)と、用途に応じて粉砕度を出し分けます。同じ原料で粒度だけを変えた比較試作にも対応し、最終製品で狙う粘度・食感・分散性に合わせて提案します。

3. 低アレルゲン処方のベース素材として

じゃがいもは小麦・乳・卵を使わない処方の下地として使いやすい素材です。玉ねぎ・にんじん・コーンなどのパウダーと組み合わせることで、小麦不使用のスープ・ホワイトソース・スナック生地を設計できます。最終製品の配合設計まで一貫して相談いただけます。

取り扱い製品がわかる商品カタログ

小ロット〜大ロットまで柔軟に対応

乾燥野菜
  • 100g~の小ロットから販売
  • 日本各地の伝統野菜の取扱い
  • ドライフルーツ/ハーブも対応

じゃがいもパウダーの特徴

微粉末化することで、スライス・ダイスでは届かない「濃度調整」「とろみ付け」の用途領域に展開できます。じゃがいもパウダーならではの強みを6つの観点で整理します。

濃度調整・とろみ付けの主役

水・湯・油脂に溶かすとでん粉が糊化し、粘度が立ち上がります。ポタージュ・ホワイトソース・スープの土台作りに、少量の粉末配合で濃度を出せる素材として使えます。

液体・粉体への分散性

スープや生地に均一に分散し、ダマになりにくい粒度設計が可能です。原料形状では出せない「瞬時に溶ける」「均一に混ざる」という運用に向きます。

粒度3段階から選択

細挽き(120〜150M)はポタージュ・ソース、中挽き(80〜120M)はパン・グラノーラ生地、粗挽き(40〜80M)はスナック・ふりかけと、用途に応じた粉砕度を選べます。

低アレルゲン処方に対応

小麦・乳・卵を使わない処方のベースとして使いやすい素材です。グルテンフリー・ベジタリアン・ビーガン向けのスープ・ソース・スナックの下地設計に活用できます。

野菜パウダーとのブレンド

玉ねぎ・にんじん・コーン・きのこなどの野菜パウダーとの事前ブレンドで、ポタージュミックス・スープベースを一つの原料供給先でまとめて設計できます。

原料形状との併用

食感を残したい用途には乾燥じゃがいも、濃度とコクを均一に広げたい用途にはパウダー、と使い分けられます。具材感ととろみ付けを同じレシピで両立させる使い方も可能です。

製品仕様(業務用)

試作段階の基本仕様は以下の通りです。量産・OEMの仕入れロット・納期・包装形態は個別相談で詰めます。

項目内容
商品名じゃがいもパウダー
原材料じゃがいも(国産)
形状微粉末(皮むき後の身を乾燥・粉砕)
外観クリーム〜淡黄色の微粉末
香りじゃがいも特有の穏やかな甘みのある香り
内容量用途・ロットに応じて個別見積
賞味期限出荷日から6ヶ月程度
保存方法高温多湿・直射日光を避け、開封後は密閉して冷暗所で保管
加工所京都府内の自社加工所
試作最小ロット原料1kg〜
本製造ロット10kg〜(応相談)

カスタマイズ対応

粒度・配合・包装・最終製品化までを試作段階から相談いただけます。試作と量産で仕様がぶれにくいよう、条件を記録しながら詰めていきます。

項目対応詳細
粒度調整3段階から選択細挽き120〜150M/中挽き80〜120M/粗挽き40〜80M
乾燥条件指定糊化度の出し分けとろみ重視/食感重視/生地練り込み用で条件を変更
ブレンド設計野菜パウダー事前混合玉ねぎ・にんじん・コーン・きのこ等との指定比率混合
包装形態業務用バルク〜小袋遮光アルミ袋、スティック・小袋、個包装など
OEM製品化最終製品まで一貫対応ポタージュ、ホワイトソース、スナック、グラノーラ、パン粉等
原料供給自社原料+受託加工指定産地での受託乾燥・粉砕にも対応

食感・形状を活かしたい方へ(原料形状版)

スープ具材・シチュー・カレーの具など、じゃがいもの食感と見た目を残す用途には、乾燥じゃがいも(スライス・ダイス)が向いています。パウダーでは得られないホクホク感と存在感がレシピに活きます。

→ 乾燥じゃがいもの詳細を見る

品種・生産者・産地のこだわり

じゃがいもはナス科ナス属の塊茎野菜で、品種ごとにでん粉量・食感が異なります。パウダーに仕上げる際は、でん粉量が多い系統を中心に使い分けることで、とろみ付けや生地への配合に適した粉体に仕上がります。

BRAND

Agriture社では、国産のじゃがいもを原料に、京都府内の自社加工所で乾燥から粉砕・包装まで一貫して管理しています。用途別にでん粉挙動の異なる仕上がりを選べるのが特徴です。

PRODUCER

契約産地と提携し、品種・収穫時期・保管条件を共有したうえで原料を受け入れています。原料ロットを記録し、量産時の粘度・食感の再現に活かしています。

REGION

主要産地は北海道・長崎・鹿児島。冷涼な地域ではでん粉量の多い系統が、温暖な地域では春植え系統が中心になります。産地リレーで通年の原料調達に対応できます。

CULTIVATION

露地栽培が中心です。原料を選別したうえで皮むき・カット・乾燥に進め、パウダー化工程で再現性を担保します。でん粉量の目安を決めて受け入れるため、ロット間の粘度差を抑えられます。

粉末化の技術と品質管理

じゃがいもパウダーは、でん粉の糊化度と粒度の安定性で品質が決まります。Agriture社では、乾燥・粉砕・包装の各工程で条件を記録し、ロット間のブレを抑える運用を整えています。

でん粉の糊化度コントロール

乾燥条件を調整することで、糊化度が高めの「とろみ重視」仕上がりと、糊化度を抑えた「生地練り込み向け」仕上がりを出し分けられます。ポタージュ・ホワイトソースでは糊化度を上げ、製菓・ベーカリーでは糊化度を抑えることで、用途に合う粉体が仕上がります。

粒度分布の安定

用途ごとに指定された粒度に合わせるため、粉砕後にふるい分けを行い、規格外の粗粉・微粉を分別します。ポタージュ・ソース向けの細挽きではダマになりにくい分布を目安に、生地向けの中挽きでは均一な混ざりやすさを目安に仕上げます。

吸湿対策と包装

でん粉質の粉末は吸湿するとダマになりやすいため、仕上がった粉末は速やかに遮光・防湿の包装に移します。業務用バルクは遮光アルミ袋、小袋・スティックは防湿フィルムを採用し、店頭・倉庫での保管を想定した仕様を提案します。

TIPS:じゃがいもパウダーを活かす配合の目安

ポタージュベースに使う場合は、液体100mlに対して5〜10gを目安に配合すると、家庭的な濃度のポタージュが仕上がります。ホワイトソースでは、牛乳・豆乳100mlに対して8〜12gで小麦粉・バター不要の処方が組めます。パン生地では小麦粉に対して5〜10%の置き換えでしっとり食感になり、スナック生地では10〜20%配合でサクッとした食感が出ます。グラノーラでは全体の3〜5%で香ばしさとコクが加わります。

活用シーン・採用事例

パウダーは液体・粉体に均一に分散するため、スライス・ダイスでは届かない用途に広がります。ご相談が多い用途を整理します。

1. ポタージュ・スープベース

  • インスタントポタージュ(液体100mlに対し5〜10g)
  • コーンポタージュベースの濃度調整
  • 粉末スープミックスのとろみ付け
  • 介護食・離乳食のベースとろみ素材

2. ホワイトソース・シチュー

  • 粉末ホワイトソースベース(小麦粉不使用処方)
  • クリームシチューミックス
  • グラタン・ドリア用粉末ソース
  • 業務用カレールウのとろみ補強

3. パン・ベーカリー生地

  • 食パン・惣菜パン生地(小麦粉比5〜10%)
  • じゃがいもパン・バターロールのしっとり感
  • グルテンフリーパン生地のベース
  • ピザ生地・フォカッチャの食感調整

4. スナック・スナックシーズニング

  • じゃがいもスナック生地(10〜20%配合)
  • ポテトスティック・チップス用シーズニング
  • ベイクドチップス・クラッカー生地
  • スナック菓子の食感調整素材

5. グラノーラ・シリアル

  • グラノーラ(全体の3〜5%で香ばしさ付加)
  • ベイクドバー・シリアルバーのつなぎ
  • 朝食用粉末シリアルのベース
  • エナジーバーの粉体配合

6. 低アレルゲン処方・グルテンフリー

  • グルテンフリースープベース
  • ベビーフード・離乳食のとろみ素材
  • 介護食・嚥下食のベース
  • ビーガン向けホワイトソースミックス

粉末の使い方・ブレンド設計

粉末の運用は、粒度選択と液体・生地への分散設計が中心です。戻さずそのままスープ・生地・スナックに配合でき、他の野菜パウダーとの事前ブレンドも可能です。

粒度別の使い分け

  • 細挽き(120〜150M):ポタージュ・ホワイトソース・ベビーフード。溶けやすく滑らか
  • 中挽き(80〜120M):パン・グラノーラ・製菓生地。食感と粘度の両立
  • 粗挽き(40〜80M):スナック・ふりかけ・トッピング。粒感を活かす

配合の目安

  • ポタージュ:液体100mlに対し5〜10g
  • ホワイトソース:液体100mlに対し8〜12g
  • パン生地:小麦粉の5〜10%を置き換え
  • スナック生地:10〜20%配合
  • グラノーラ:全体の3〜5%

事前ブレンド対応

玉ねぎ・にんじん・コーン・きのこなどの野菜パウダーとの事前ブレンド納品に対応します。ポタージュミックス・スープベース・低アレルゲンソースベースなど、指定比率で混合・袋詰めまで一貫して行います。試作段階から配合を固めたうえで量産に移れます。

関連記事・他の野菜原料

Agriture社で取り扱う野菜パウダー・関連原料です。じゃがいもとのブレンド設計にご活用ください。

取り扱い製品がわかる商品カタログ

小ロット〜大ロットまで柔軟に対応

乾燥野菜
  • 100g~の小ロットから販売
  • 日本各地の伝統野菜の取扱い
  • ドライフルーツ/ハーブも対応

よくあるご質問

乾燥じゃがいも(形状あり)とパウダーはどう使い分けますか?

乾燥じゃがいもはスライス・ダイスの形状を残したタイプで、スープ具材・シチュー・カレーの具など、食感と見た目を活かしたい用途に向きます。パウダーは微粉末のため、ポタージュ・ホワイトソース・スナック生地・グラノーラなど、濃度調整・とろみ付け・生地への均一配合が必要な用途に向きます。

粒度は選べますか?

はい。細挽き(120〜150メッシュ)はポタージュ・ホワイトソース向け、中挽き(80〜120メッシュ)はパン・グラノーラ生地向け、粗挽き(40〜80メッシュ)はスナック・ふりかけ向け、というように粒度を3段階から選べます。同じ原料から粒度だけを変えた比較試作も可能です。

とろみ付けとしてどのくらい配合すれば良いですか?

目安として、ポタージュベースは液体100mlに対して5〜10g、ホワイトソースは液体100mlに対して8〜12gを目安に試作されています。求める粘度と食感により幅があるため、試作段階で配合比を調整しながら詰めていくケースが多いです。小麦粉・バターを使わない処方の下地としても使いやすい素材です。

グルテンフリー・低アレルゲン処方に使えますか?

使いやすい素材です。じゃがいも単体は小麦・乳・卵を含まないため、グルテンフリーやアレルギー配慮処方のベース素材として活用できます。最終製品の配合は用途に応じて設計する必要があるため、アレルゲン管理を含めて試作段階からご相談ください。

他の野菜パウダーと事前ブレンドして納品できますか?

可能です。玉ねぎ・にんじん・コーン・きのこなど、ポタージュ・スープ系で相性の良い野菜パウダーとの事前ブレンドに対応します。最終製品で狙う配合を共有いただければ、その比率で混合・袋詰めまで行います。

試作の最小ロットはどのくらいですか?

試作は原料1kgから受け付けています。量産・OEMは個別に見積と納期をご提案します。ポタージュ・ホワイトソース・パン・スナック・グラノーラなどの最終製品化までを一貫して相談いただけます。

賞味期限と保存方法を教えてください。

賞味期限は出荷日から6ヶ月程度です。でん粉質の粉末は湿気でダマになりやすいため、未開封時は高温多湿と直射日光を避け、常温の冷暗所で保管してください。開封後は密閉容器に移し替え、1〜2ヶ月を目安に使い切ることをおすすめします。

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この記事を書いた人

小島 怜のアバター 小島 怜 Agriture CEO

株式会社Agriture CEO/乾燥野菜やドライフルーツを中心とした受託加工・OEM事業。京都府内の農家と連携し、規格外野菜の活用や6次産業化支援を通じて、「持続可能な食の流通」を追求している。製造現場での豊富な実体験を活かし、商品企画から試作、小ロット対応、パッケージ設計、販路開拓支援まで、OEMを検討するすべての事業者に伴走するサポートを提供。

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