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里芋パウダー

里芋パウダーは、ねっとりとした食感の元となるガラクタン(水溶性食物繊維)を含む里芋を、乾燥後に微粉末化した原料です。和風ポタージュ・離乳食・介護食のとろみ付け・けんちん汁ベースといった用途で、里芋のやさしい甘みとまろやかさを粉体のまま配合できる点が強みです。Agriture社では、乾燥里芋と同じ原料を使い、粉砕の工程を加えた形でパウダー化しています。

同じ和食ベース素材であるじゃがいもパウダーにんじんパウダーと組み合わせると、けんちん汁・和風ポタージュの粉体ベースが仕上がります。離乳食・介護食・和風スープの試作で、少量から仕様の詰めが可能です。

目次

Agritureの里芋パウダー、3つのこだわり

里芋パウダーは、ガラクタン由来のとろみとやさしい風味をいかに残すかで仕上がりが決まります。Agriture社では、原料の前処理から粉砕・包装までを京都府内の自社加工所で管理し、ロット差の少ない仕上がりを目指しています。

1. ねっとり感を活かす乾燥設計

里芋のねっとり食感の土台は水溶性食物繊維です。高温で一気に水分を飛ばすと風味が薄まりやすいため、温度帯を整えて里芋らしい甘みとまろやかさが残る条件で乾燥しています。仕上がった粉末は、湯や出汁に加えた際に里芋特有のやさしい口当たりが立ち上がるレベルを目安にしています。里芋のねっとり感をベースに、複数野菜の甘み・旨みを重ねた粉体ベースが仕上がります。

取り扱い製品がわかる商品カタログ

小ロット〜大ロットまで柔軟に対応

乾燥野菜
  • 100g~の小ロットから販売
  • 日本各地の伝統野菜の取扱い
  • ドライフルーツ/ハーブも対応

里芋パウダーの特徴

微粉末化することで、スライス・ダイスでは届かない「とろみ付け」「均一な風味配合」の用途領域に展開できます。里芋パウダーならではの強みを6つの観点で整理します。

水溶性食物繊維由来のとろみ

代表的にはガラクタン(水溶性食物繊維)が着眼点となる素材で、液体に加えた際にやさしいとろみが立ち上がります。条件により粘度は変動しますが、離乳食・介護食のとろみ素材として使いやすい点が特徴です。

離乳食・介護食の下地素材

里芋は咀嚼・嚥下が弱い方向けの食材として使われてきました。パウダー化することで、少量の配合でやさしいとろみと里芋の風味を加えられ、介護食・嚥下食のベース素材として活用できます。

和食野菜パウダーとのブレンド

じゃがいも・にんじん・ごぼう・大根などの野菜パウダーとの事前ブレンドで、けんちん汁・和風ポタージュ・煮物ベースを一つの原料供給先で設計できます。

原料形状との併用

食感を残したい用途には乾燥里芋、とろみと風味を均一に広げたい用途にはパウダー、と使い分けられます。具材感ととろみ付けを同時に設計できます。

製品仕様(業務用)

試作段階の基本仕様は以下の通りです。量産・OEMの仕入れロット・納期・包装形態は個別相談で詰めます。

項目内容
商品名里芋パウダー
原材料里芋(国産)
形状微粉末(皮むき後の身を乾燥・粉砕)
外観クリーム〜淡い灰白色の微粉末
香り里芋特有のやさしい甘みのある香り
内容量用途・ロットに応じて個別見積
賞味期限出荷日から6ヶ月程度
保存方法高温多湿・直射日光を避け、開封後は密閉して冷暗所で保管
加工所京都府内の自社加工所
試作最小ロット原料1kg〜
本製造ロット10kg〜(応相談)

カスタマイズ対応

項目対応詳細
乾燥条件指定とろみ挙動の出し分けとろみ重視/風味重視/生地練り込み用で条件を変更
ブレンド設計野菜パウダー事前混合じゃがいも・にんじん・ごぼう・大根等との指定比率混合
包装形態業務用バルク〜小袋遮光アルミ袋、スティック・小袋、個包装など
OEM製品化最終製品まで一貫対応和風ポタージュ、けんちん汁ベース、離乳食、介護食等
原料供給自社原料+受託加工指定産地での受託乾燥・粉砕にも対応

食感・形状を活かしたい方へ(原料形状版)

煮物・けんちん汁の具・炊き込みご飯など、里芋の食感と見た目を残す用途には、乾燥里芋(スライス・ダイス)が向いています。パウダーでは得られないねっとりとした食感と存在感がレシピに活きます。

→ 乾燥里芋の詳細を見る

品種・生産者・産地のこだわり

里芋はサトイモ科サトイモ属の塊茎野菜で、親芋・子芋・孫芋と分けて食される品目です。品種系統ごとに食感・ねっとり感・甘みが異なり、パウダー原料としては子芋・孫芋を中心に活用します。

BRAND

Agriture社では、国産の里芋を原料に、京都府内の自社加工所で乾燥から粉砕・包装まで一貫して管理しています。ねっとり感と甘みの両立を目安に仕上げています。

PRODUCER

契約産地と提携し、品種・収穫時期・保管条件を共有したうえで原料を受け入れています。原料ロットを記録し、量産時のとろみ・食感の再現に活かしています。

REGION

主要産地は埼玉・千葉・宮崎・愛媛。関東・九州の温暖な地域での露地栽培が中心です。産地リレーにより、秋冬の旬以外も安定した原料調達が可能です。

CULTIVATION

露地栽培が中心で、収穫後の貯蔵条件もパウダーの仕上がりに影響します。原料を選別したうえで皮むき・カット・乾燥に進め、パウダー化工程で再現性を担保します。

粉末化の技術と品質管理

水溶性食物繊維の保持

里芋のとろみは水溶性食物繊維由来です。高温で焦がすとこの成分が損なわれやすいため、乾燥段階で温度帯を整え、とろみの発現を維持できる条件で仕上げています。粉砕時の摩擦熱もコントロールし、粉末が熱を持ちすぎない運用です。業務用バルクは遮光アルミ袋、小袋・スティックは防湿フィルムを採用し、店頭・倉庫での保管を想定した仕様を提案します。

TIPS:里芋パウダーを活かす配合の目安

和風ポタージュベースに使う場合は、液体100mlに対して5〜8gを目安に配合すると、里芋らしいまろやかさととろみが仕上がります。離乳食・介護食のとろみ素材としては、粥・出汁100mlに対し1〜3gの少量配合で口当たりが整います。けんちん汁ベースでは全粉末量の10〜15%に里芋を振ると、和風の厚みが加わります。パン生地では小麦粉に対して3〜5%の配合でしっとり食感になります。

活用シーン・採用事例

パウダーは液体・粉体に均一に分散するため、スライス・ダイスでは届かない用途に広がります。ご相談が多い用途を整理します。和風ポタージュミックス・けんちん汁ベース・和食野菜ミックスなど、指定比率で混合・袋詰めまで一貫して行います。試作段階から配合を固めたうえで量産に移れる運用です。

関連記事・他の野菜原料

Agriture社で取り扱う野菜パウダー・関連原料です。里芋とのブレンド設計にご活用ください。

取り扱い製品がわかる商品カタログ

小ロット〜大ロットまで柔軟に対応

乾燥野菜
  • 100g~の小ロットから販売
  • 日本各地の伝統野菜の取扱い
  • ドライフルーツ/ハーブも対応

よくあるご質問

乾燥里芋(形状あり)とパウダーはどう使い分けますか?

乾燥里芋はスライス・ダイスの形状を残したタイプで、煮物・けんちん汁の具・炊き込みご飯など、食感と見た目を活かしたい用途に向きます。パウダーは微粉末のため、和風ポタージュ・離乳食・介護食・けんちん汁ベースなど、とろみと風味を均一に広げたい用途に向きます。里芋は水溶性食物繊維を含み、液体に加えた際にやさしいとろみが立ち上がります。粥・出汁100mlに対し1〜3gの少量配合で、口当たりを整える下地として試作されています。最終製品のアレルゲン管理・食感は用途ごとに設計が必要なため、試作段階からご相談ください。

じゃがいもパウダーとの違いは何ですか?

じゃがいもパウダーはでん粉由来のとろみと濃度付けが主役で、ポタージュ・ホワイトソース・スナックに向きます。里芋パウダーは水溶性食物繊維由来のねっとり感とやさしい甘みが特徴で、和風ポタージュ・離乳食・けんちん汁ベースなど、和食寄りの用途や口当たりの滑らかさが重要な用途に向きます。両方をブレンドして使う提案もできます。

他の野菜パウダーと事前ブレンドして納品できますか?

可能です。じゃがいも・にんじん・ごぼう・大根など、和食寄りの野菜パウダーとの事前ブレンドに対応します。最終製品で狙う配合を共有いただければ、その比率で混合・袋詰めまで行います。

試作の最小ロットはどのくらいですか?

試作は原料1kgから受け付けています。量産・OEMは個別に見積と納期をご提案します。和風ポタージュ・けんちん汁ベース・離乳食・介護食などの最終製品化までを一貫して相談いただけます。

賞味期限と保存方法を教えてください。

賞味期限は出荷日から6ヶ月程度です。里芋パウダーは湿気を吸いやすいため、未開封時は高温多湿と直射日光を避け、常温の冷暗所で保管してください。開封後は密閉容器に移し替え、1〜2ヶ月を目安に使い切ることをおすすめします。

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この記事を書いた人

小島 怜のアバター 小島 怜 Agriture CEO

株式会社Agriture CEO/乾燥野菜やドライフルーツを中心とした受託加工・OEM事業。京都府内の農家と連携し、規格外野菜の活用や6次産業化支援を通じて、「持続可能な食の流通」を追求している。製造現場での豊富な実体験を活かし、商品企画から試作、小ロット対応、パッケージ設計、販路開拓支援まで、OEMを検討するすべての事業者に伴走するサポートを提供。

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