オクラパウダーは、国産オクラを乾燥・微粉末化し、和風スープ・ソース・離乳食・機能性粉末にオクラ由来の水溶性食物繊維(ネバネバ成分)と自然なとろみを均一に行き渡らせることを目的にした原料です。粉末化することで、生オクラや乾燥オクラでは得にくい「とろみを液体に均一に広げる」機能を、粉体として安定した品質で供給できます。Agriture社では、乾燥オクラ(スライス形状を残したタイプ)と同じ原料から、微粉末化工程を加えた形でパウダー化しています。
水溶性食物繊維のペクチン等の水溶性食物繊維を粉末として凝縮しているため、スープ・ソース・離乳食・機能性食品へのとろみ付け素材として幅広く展開できます。試作は原料1kgから対応します。
Agritureのオクラパウダー、3つのこだわり
オクラパウダーはとろみの出方と粒度の安定が品質を決めます。Agriture社では、乾燥・粉砕・包装までを自社加工所で管理し、水分と合わせた時に素直にとろみが広がる仕上がりを目指しています。
1. ネバネバ成分を活かす低温乾燥
オクラのとろみはペクチン等の水溶性食物繊維に由来し、高温での加熱が長引くと成分が変性して粘性が落ちます。原料の乾燥段階から低温帯で仕上げ、粉砕時の発熱も抑える条件で運用することで、水に戻した時に素直にとろみが広がる粉末に仕上げています。
2. 粒度設計でとろみの出方を調整
細挽きはスープ・ソースに溶かしたときに全体にとろみが広がり、中挽きは離乳食・粥などに食感を残しつつ自然なとろみを加えられます。粗挽きはトッピング・シーズニングとして使え、粒度ごとの使い分けを試作時に比較できます。
3. 機能性粉末ミックスへの展開
Agriture社ではブロッコリー・スイスチャード・ズッキーニなど他の野菜パウダーを同じラインで扱っているため、オクラを「とろみ機能」として組み込んだグリーン機能性粉末の設計が一つの原料供給先で可能です。青汁・スムージーに自然なとろみを加えた飲みやすいタイプなど、差別化設計に向きます。
取り扱い製品がわかる商品カタログ
小ロット〜大ロットまで柔軟に対応

- 100g~の小ロットから販売
- 日本各地の伝統野菜の取扱い
- ドライフルーツ/ハーブも対応
オクラパウダーの特徴
ペクチン等の水溶性食物繊維が凝縮され、スープ・ソース・離乳食に自然なとろみを加えられます。化学的な増粘剤を使わないナチュラル系製品に向きます。
食物繊維による機能性を訴求しやすく、健康食品・機能性粉末への配合原料として使えます。整腸作用などの訴求軸がある食品に向きます。
スープ・ソース・飲料に均一に分散し、ダマになりにくい粒度に調整可能。スライス形状では難しい「とろみを溶かし込む」使い方に対応します。
細挽き(スープ・ソース向け)、中挽き(離乳食・粥向け)、粗挽き(トッピング・シーズニング向け)から選択可能です。
ブロッコリー・スイスチャードなどのグリーンパウダーに加えることで、飲みやすさ・まろやかさを高めた機能性粉末が設計できます。
食感を残したい用途には乾燥オクラ、とろみを均一に広げたい用途にはパウダー、と使い分けられます。
製品仕様(業務用)
試作段階の基本仕様は以下の通りです。量産・OEMの仕入れロット・納期・包装形態は個別相談で詰めます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | オクラパウダー |
| 原材料 | オクラ(国産) |
| 形状 | 微粉末(乾燥・粉砕) |
| 外観 | 淡緑色〜黄緑色の微粉末 |
| 香り | オクラ特有の穏やかな青葉香 |
| 内容量 | 用途・ロットに応じて個別見積 |
| 賞味期限 | 出荷日から6ヶ月程度 |
| 保存方法 | 高温多湿・直射日光を避け、開封後は密閉して冷暗所で保管 |
| 加工所 | 京都府内の自社加工所 |
| 試作最小ロット | 原料1kg〜 |
カスタマイズ対応
粒度・配合・包装・最終製品化までを試作段階から相談いただけます。
| 項目 | 対応内容 |
|---|---|
| 粒度調整 | 細挽き(スープ・ソース向け)/中挽き(離乳食・粥向け)/粗挽き(トッピング向け) |
| とろみ設計 | 希釈倍率とパウダー配合比の組み合わせで、狙いの粘度を調整 |
| ブレンド設計 | 他野菜パウダー・出汁粉末・塩とのスープベース試作 |
| 包装形態 | 業務用バルク、スティック・小袋、スパイス瓶、キャニスターなど |
| OEM製品化 | 和風スープ・ソース・離乳食・機能性粉末・スムージーまで一貫対応 |
| 原料供給 | 自社原料のほか、指定産地での受託乾燥・粉砕にも対応 |
食感を活かしたい方へ(原料形状版)
スープ・味噌汁の具材、和え物、冷凍食品の具材など、スライスの食感と見た目を活かす用途には、乾燥オクラ(スライス形状を残したタイプ)をおすすめします。パウダーでは得られない、オクラのシャキッとした存在感と切り口の星型が活きます。
品種・生産者・産地のこだわり
オクラはアオイ科トロロアオイ属の野菜で、莢(さや)を食用とします。緑オクラ・赤オクラ・白オクラ・丸オクラなど品種群があり、ネバネバの強さや莢の大きさが異なります。
主な産地
| 産地 | 特徴 |
|---|---|
| 鹿児島県 | 国内最大のオクラ産地。周年出荷に対応 |
| 高知県 | 温暖な気候で莢が柔らかい |
| 沖縄県 | 島オクラ・丸オクラの産地。粘りが強い |
| 熊本県 | 業務用オクラの主要産地の一つ |
品種の使い分け
五角オクラは粘りと食感のバランスが良く、一般的なパウダー原料として使われます。丸オクラ・島オクラはネバネバが強く、機能性重視の粉末向け。赤オクラは皮の色素でほのかなピンク色を加えたい粉末に向きますが、加熱すると緑に戻るため粉末色は淡緑が基本です。
粉末化の技術と品質管理
オクラパウダーはとろみ成分の保持と粒度の安定が品質を決めます。Agriture社では、乾燥・粉砕・包装までを一貫して管理しています。
水溶性食物繊維の保護
ペクチン等の水溶性食物繊維は、高温・長時間の加熱で変性して粘性が落ちます。乾燥温度帯と時間を調整し、粉砕時の摩擦熱も抑える条件で運用することで、水に戻した時にしっかりとろみが出る品質を保ちます。
粒度分布の安定
粉末のとろみの出方は粒度と密接に関係するため、用途ごとに指定された粒度に合わせてふるい分けを行います。スープで溶けやすい細挽き、離乳食で食感を残す中挽きと、同じ原料から粒度を変えた試作が可能です。
包装・防湿管理
オクラパウダーは湿気を吸いやすく、吸湿するとダマになって分散性が落ちます。業務用バルクは防湿・遮光アルミ袋、小袋・スティックは防湿フィルムを採用し、保管中の品質を維持する仕様を提案します。
TIPS:オクラパウダーを最大限活かす配合
スープ・ソースに使う場合は、液体200mlに対して2〜3gが目安で、自然なとろみが出ます。熱湯に直接振り入れるとダマになりやすいため、先に少量の冷水で溶いてから加えるか、他の粉末(出汁粉・塩)と事前ブレンドしてから加えるとスムーズに分散します。離乳食では、お粥100gに対して0.5〜1gを混ぜると、とろみが加わって食べやすい食感になります。機能性粉末ミックスでは、他のグリーンパウダーに対して10〜20%配合で、青臭さを抑えつつ自然なとろみを加える設計ができます。
活用シーン・採用事例
パウダーは液体・粉体に均一に分散し、とろみを広げられるため、スライス形状では届かない用途に展開できます。ご相談が多い用途を整理します。
1. 和風スープ・味噌汁の素
- とろみ付き即席スープ
- 和風ポタージュ・野菜スープ
- めかぶ風・とろろ風の和風スープ粉末
- 介護食用スープベース
2. ソース・ドレッシング
- 和風とろみソース(あんかけ風)
- ディップソース・冷製ソース
- マヨネーズ・ヨーグルトソースへのコク出し
- 冷やし中華・冷麺のつけダレ
3. 離乳食・介護食
- 離乳食用のとろみ付け粉末
- 介護食用の嚥下サポート粉末
- 病院食・施設食のソフト食素材
- 幼児向け野菜スープ
4. 機能性粉末・スムージー
- 食物繊維強化の青汁・スムージー
- 腸活・ダイエット向け粉末ミックス
- プロテインドリンクのコク出し
- 健康食品の配合原料
5. 和風米飯加工品
- おにぎり・お粥の混ぜ込み粉
- 雑炊・リゾットの風味素材
- 丼のあんかけ素材
粉末の使い方・ブレンド設計
粉末の運用は、とろみの出方に合わせた粒度選択と、ダマにならない分散設計が中心です。他の粉末と事前ブレンドすることで、現場での扱いやすさを高められます。
粒度別の使い分け
- 細挽き:スープ・ソース・飲料。全体にとろみが均一に広がる
- 中挽き:離乳食・粥・雑炊。食感を残しつつ自然なとろみ
- 粗挽き:トッピング・シーズニング。粒感を残した使い方
配合の目安
- スープ・ソース:液体200mlに対して2〜3g
- 離乳食:お粥100gに対して0.5〜1g
- 機能性粉末ミックス:他素材に対して10〜20%配分
- スムージー・青汁:1杯分に対して0.5〜1g
事前ブレンド対応
出汁粉・塩・他野菜パウダーとの事前ブレンドで納品することで、現場での調合工数を削減できます。スープベース・ソース素材・機能性ミックスなど、指定比率で混合・袋詰めまで一貫して行います。
関連記事・他の野菜原料
Agriture社で取り扱う野菜パウダー・関連原料です。オクラとのブレンド設計にご活用ください。
- 乾燥オクラ:スライス形状を残したタイプ
- ブロッコリーパウダー:グリーンパウダー
- スイスチャードパウダー:カラフル野菜粉末
- ズッキーニパウダー:淡白な緑の野菜粉末
- 食品OEMの窓口:OEM案件の相談窓口
取り扱い製品がわかる商品カタログ
小ロット〜大ロットまで柔軟に対応

- 100g~の小ロットから販売
- 日本各地の伝統野菜の取扱い
- ドライフルーツ/ハーブも対応
よくあるご質問
乾燥オクラ(スライス形状)とパウダーは何が違いますか?
乾燥オクラはスライス形状を残したタイプで、スープ具材・和え物・冷凍食品など、食感と星型の切り口を活かす用途に向きます。パウダーは微粉末のため、スープ・ソース・離乳食・機能性粉末など、とろみを均一に広げたい用途に向きます。
とろみはどの程度出ますか?
液体200mlに対して2〜3gで自然なとろみが出ます。化学的な増粘剤ほど強い粘度ではなく、オクラ本来の水溶性食物繊維由来のまろやかなとろみです。希釈倍率とパウダー量の組み合わせで狙いの粘度に調整できます。熱湯に直接振り入れるとダマになりやすいため、少量の冷水で溶いてから加えるか、他粉末との事前ブレンドを推奨します。
粒度は選べますか?
はい。細挽き(スープ・ソース向け)、中挽き(離乳食・粥向け)、粗挽き(トッピング・シーズニング向け)から用途に応じて指定できます。同じ原料から粒度だけを変えた比較試作も可能です。
他の野菜パウダーと事前ブレンドして納品できますか?
可能です。ブロッコリー・スイスチャードなどのグリーンパウダー、出汁粉・塩などとの事前ブレンドに対応します。スープベース・機能性ミックスなど、最終製品で狙う配合を共有いただければ、その比率で混合・袋詰めまで行います。
試作の最小ロットはどのくらいですか?
試作は原料1kgから受け付けています。量産・OEMは個別に見積と納期をご提案します。和風スープ・ソース・離乳食・機能性粉末・スムージーなどの最終製品化までを一貫して相談いただけます。
賞味期限と保存方法を教えてください。
賞味期限は出荷日から6ヶ月程度です。湿気を吸いやすくダマになりやすいため、未開封時は高温多湿と直射日光を避け、常温の冷暗所で保管してください。開封後は密閉容器に移し替え、1〜2ヶ月を目安に使い切ることをおすすめします。
どんな用途でご相談が多いですか?
和風スープ・ソースのとろみ付け、離乳食・介護食の嚥下サポート、機能性粉末ミックス、スムージーのコク出しなどでご相談が多いです。化学的な増粘剤を使わず、野菜由来の自然なとろみを出したいナチュラル系・機能性食品で試作されています。
