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乾燥春菊

春菊はキク科の葉野菜で、独特の苦味と華やかな香りが特徴の和食定番素材です。乾燥春菊は国産の青果を低温で丁寧に乾燥し、春菊特有の芳香と緑色をドライリーフの形状で保持した業務用原料です。鍋物の具材、和え物・おひたしの素材、天ぷら粉への練り込みなど、和食の香味を活かしたい食品開発でご相談が多い素材です。乾燥によって香りが凝縮される特性があり、少量でも春菊らしい風味を発揮します。乾燥野菜・パウダーOEMのご相談はこちらから、想定の用途・希望カット形状をお知らせください。

目次

Agritureの乾燥春菊、3つのこだわり

01 低温乾燥で独特の香りを凝縮

春菊の香りはα-ピネンやペリルアルデヒドといったテルペン系成分によるもので、高温乾燥では揮発しやすい性質があります。Agritureでは低温熱風方式で時間をかけて乾燥し、春菊特有の華やかな香りを凝縮した状態でドライリーフに封じ込めています。乾燥後は生よりも香りが濃縮されるため、少量で春菊の存在感を出せるのが特徴です。

02 和食に欠かせない香味野菜を通年供給

春菊は鍋物の定番具材ですが、旬は秋〜冬に限られ、生鮮品は傷みが早い野菜です。乾燥春菊なら常温で約6ヶ月保存でき、通年で安定供給が可能。鍋つゆメーカーや惣菜工場で、季節に左右されない原料調達を実現できます。

03 小ロット試作から量産まで一貫対応

Agritureでは1kg単位の小ロット試作から対応しており、カット形状・乾燥温度の異なるサンプルを並行出荷することもできます。春菊は苦味と香りのバランスが商品の完成度を左右するため、試作段階で仕上がりを比較検討できる体制を整えています。

取り扱い製品がわかる商品カタログ

小ロット〜大ロットまで柔軟に対応

乾燥野菜
  • 100g~の小ロットから販売
  • 日本各地の伝統野菜の取扱い
  • ドライフルーツ/ハーブも対応

乾燥春菊の特徴

独特の香りが乾燥で凝縮

春菊特有のテルペン系芳香成分は、乾燥によって水分が抜けると相対的に濃縮されます。少量でも春菊の存在感を出せるため、スープベースや調味料への配合で効率的に風味を付与できます。

和食に欠かせない苦味と爽やかさ

春菊のほろ苦さは和食の味わいに奥行きを与える要素です。鍋物・和え物・天ぷらなど、苦味と香りを活かした和食の定番メニューの業務用原料として活用できます。

鮮やかな緑色の保持

低温乾燥でクロロフィルの退色を抑え、春菊らしい鮮やかな緑色を維持しています。鍋物やスープに加えた際の彩りが映え、見た目の訴求力が高い仕上がりです。

常温保存で通年供給

生の春菊は旬(秋〜冬)に偏り傷みも早い野菜ですが、乾燥品なら常温で約6ヶ月保存でき、通年で安定供給が可能。業務用原料としての在庫管理負荷を軽減できます。

添加物不使用・国産原料

着色料・保存料・香料を使わず、春菊の葉だけで仕上げています。原材料表記をシンプルに保ちたいクリーンラベル志向の商品設計と相性がよい仕様です。

パウダー展開にも対応

乾燥春菊を粉砕した「春菊パウダー」もご用意しています。鍋つゆベースや和風ドレッシングへの配合など、春菊の香りを均一に広げたい用途に向いています。

製品仕様(業務用)

項目

内容

原材料

春菊(国産)

形状

ドライリーフ(ホール/粗砕/クラッシュから選択)

製造方法

低温熱風乾燥

賞味期限

出荷日から6ヶ月程度

加工所

京都府内の自社加工所

出荷単位

100g〜

最小ロットOEM

試作1kg〜/本製造10kg〜

カスタマイズ対応

項目

対応

詳細

カット形状変更

ホールリーフ・粗砕・クラッシュから選択可能

粉末化

春菊パウダーとしての微粉末加工に対応

小ロットOEM試作

1kgから試作対応可能

混合素材・ブレンド

他の乾燥野菜との配合対応可

包装仕様変更

業務用・小分け個包装いずれも対応可

POWDER

パウダータイプもございます

乾燥春菊をさらに微粉末化した「春菊パウダー」も取り揃えています。鍋つゆベースや和風ドレッシングなど、春菊の香りを均一に配合したい用途に最適です。

春菊パウダーの詳細を見る →

品種・生産者・産地のこだわり

乾燥春菊に使用している原料は、国内の提携農家から直接仕入れた国産春菊です。春菊はキク科シュンギク属の野菜で、日本では関東の「大葉種」と関西の「中葉種」が主流です。品種によって葉の形状や苦味の強さが異なり、用途に合わせた品種選定が仕上がりの品質を左右します。

BRAND

品種: 春菊(キク科シュンギク属、Glebionis coronaria)。独特の苦味と華やかな香りを持つ和食の定番葉野菜です。大葉種は苦味が穏やかで食べやすく、中葉種はしっかりした香りが特徴です。

PRODUCER

生産者: 国内の春菊産地と連携した提携農家から仕入れています。春菊は収穫後の鮮度劣化が早いため、収穫から加工までのリードタイムを短縮する運用を組んでいます。

REGION

産地: 国内の温暖地を中心に、春菊栽培に適した産地から原料を調達。気温差が苦味成分の蓄積に影響するため、産地選定にも注意を払っています。

CULTIVATION

栽培方法: 農薬使用量を抑えた管理栽培で、食品メーカーが求める原料原産地証明にも対応できる記録体制を整えています。

低温乾燥の技術と品質管理

春菊の香気を構成するα-ピネンやペリルアルデヒドは揮発性が高く、高温乾燥では香りの多くが失われてしまいます。Agritureでは温度と風量を細かく制御した低温熱風方式を採用し、芳香成分の揮発を抑えながら水分だけを除去する乾燥プログラムを組んでいます。春菊は乾燥によって香りが凝縮される特性があり、適切な低温処理を施すことで生よりも濃い香りを持つドライリーフに仕上がります。

製造は京都府内の自社加工所で一貫管理し、原料受入から出荷までのトレーサビリティを確保しています。異物除去工程を経てから梱包する工程を標準化しており、OEM案件で求められる分析表・原料原産地証明書の発行にも対応しています。

TIPS|春菊乾燥の豆知識

春菊はキク科ならではの独特の芳香を持つ野菜で、ヨーロッパではgarland chrysanthemum(花飾り菊)と呼ばれ観賞用が主流です。食用として日常的に使うのは東アジア独自の食文化で、乾燥春菊は和食・中華の両方で活用できる希少な香味素材です。Agritureでは乾燥による香りの凝縮効果を活かし、生の春菊では実現しにくい「少量で春菊感を出す」原料設計をご提案しています。

活用シーン・採用事例

鍋物・すき焼きの具材として

乾燥春菊は鍋物やすき焼きの定番具材として、そのまま鍋に投入するだけで使えます。熱いスープに浸すと2〜3分でやわらかく戻り、春菊の香りが鍋全体に広がります。鍋つゆメーカーの乾燥具材セットに組み込む用途でご相談が多い領域です。

  • 向く製品: 鍋つゆ用乾燥具材セット、すき焼きキット、しゃぶしゃぶ用乾燥野菜
  • 配合目安: 1人前あたり2〜5g
  • 開発時の注意点: 粗砕タイプが鍋物には使いやすい

和え物・おひたしの素材として

乾燥春菊を水で戻してから胡麻和えやおひたしにすると、通年で春菊の和え物メニューを提供できます。生の春菊は旬が限られ傷みやすい野菜ですが、乾燥品なら惣菜工場で安定した品質の副菜を製造できます。

  • 向く製品: 春菊の胡麻和え、おひたし、白和え
  • 配合目安: 戻し後で1人前20〜30g相当
  • 開発時の注意点: 常温水に10〜15分浸して戻してから調理

天ぷら粉・衣の練り込み素材として

春菊パウダーや細かく砕いた乾燥春菊を天ぷら粉に混ぜ込むと、春菊の香りが衣に移り、かき揚げや天ぷらのバリエーション展開に活用できます。乾燥品なら計量が容易で、仕込み効率を高められます。

  • 向く製品: 春菊入りかき揚げ、春菊天ぷら粉、和風揚げ物ミックス
  • 配合目安: 天ぷら粉の2〜5%
  • 開発時の注意点: パウダー形態が衣への練り込みに適する

味噌汁・和風スープの具材として

味噌汁やすまし汁に乾燥春菊を加えると、菊の香りが汁全体にふわりと広がります。即席味噌汁の具材や、和風スープキットの一素材として活用でき、フリーズドライ製法のスープとの相性も良好です。

  • 向く製品: 即席味噌汁の具材、和風スープキット、お吸い物
  • 配合目安: 1杯あたり0.5〜2g
  • 開発時の注意点: 春菊の香りが強いため配合量で苦味のバランスを調整

漬物・佃煮の素材として

乾燥春菊を半戻しにしてから調味液に漬けると、春菊の佃煮や浅漬けとして通年提供が可能になります。生の春菊では傷みが早いため難しかった加工品の展開も、乾燥品なら安定した品質で製造できます。

  • 向く製品: 春菊の佃煮、浅漬け、ごはんのお供
  • 配合目安: 案件により要相談
  • 開発時の注意点: 半戻しで味の染み込みを調整

他の乾燥野菜とのブレンド展開

乾燥ほうれん草・乾燥小松菜・乾燥ネギなどと組み合わせた和風乾燥野菜ミックスの設計にも対応しています。乾燥野菜一覧から他素材と組み合わせてご提案可能です。

  • 向く製品: 和風乾燥野菜ミックス、鍋つゆ具材セット、味噌汁の具材セット
  • 配合目安: ミックス全体の10〜20%
  • 開発時の注意点: 春菊の香りが強いため、配合比率で全体のバランスを調整

業務用の使い方・戻し方

乾燥春菊は熱湯やスープに直接投入するとおよそ2〜3分で戻ります。鍋物やスープの具材として使う場合は、戻し不要でそのまま投入できる手軽さがメリットです。和え物やおひたしに使う際は、常温水に10〜15分ほど浸して戻してから調味してください。

保管は高温多湿を避けて密閉保管がベストです。特にクロロフィルは光で退色しやすいため、遮光性のある包装材での保管をおすすめします。開封後は速やかに使い切るか、チャック付き袋で空気接触を減らすと品質を長く保てます。

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取り扱い製品がわかる商品カタログ

小ロット〜大ロットまで柔軟に対応

乾燥野菜
  • 100g~の小ロットから販売
  • 日本各地の伝統野菜の取扱い
  • ドライフルーツ/ハーブも対応

よくあるご質問

Q. 最小ロットと試作対応は?

A. 試作は1kg〜、本製造は10kg〜で承っています。リーフ・粗砕・パウダーなど複数形状の同時試作も対応可能です。苦味のバランスを調整したサンプルもご用意できます。

Q. 春菊の苦味は調整できますか?

A. 品種選定(大葉種はマイルド、中葉種はしっかりした苦味)と乾燥温度の調整で、苦味の強度をある程度コントロールできます。鍋物用にはしっかりした香りの品種を、和え物用にはマイルドな品種をご提案することも可能です。

Q. リードタイムはどのくらいですか?

A. 在庫品は受注後1〜2週間で出荷可能です。カスタマイズ仕様の新規加工は試作1〜2週間、本製造で3〜4週間が目安です。秋〜冬の収穫期に合わせた前倒し対応もご相談いただけます。

Q. 原料原産地証明は発行できますか?

A. 国産春菊であることを証明する原料原産地証明書は発行可能です。残留農薬分析表・微生物検査書についても案件ごとにご相談のうえ発行を進めています。

Q. 乾燥すると香りは弱くなりませんか?

A. 春菊の芳香成分は水溶性ではなく揮発性のテルペン類が主体のため、低温乾燥で適切に処理すると、水分が抜けた分だけ香りが凝縮されます。生の春菊と比べて重量あたりの香り強度は高くなるのが特徴で、少量でも春菊の存在感を発揮します。

Q. 他の乾燥野菜とのブレンドはできますか?

A. 乾燥ほうれん草・乾燥小松菜・乾燥ネギなどとの事前ブレンドに対応しています。鍋つゆ用具材セットや味噌汁の具材ミックスなど、複数素材を組み合わせたブレンド設計のご相談が可能です。

Q. OEM相談フローを教えてください

A. お問い合わせフォームからご相談 → コンセプトヒアリング → サンプル送付 → 有償試作 → 仕様確定 → 本製造、の流れです。春菊は苦味と香りのバランスが商品の完成度を左右するため、試作段階で複数パターンを比較検討できる体制で対応しています。

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この記事を書いた人

小島 怜のアバター 小島 怜 Agriture CEO

株式会社Agriture CEO/乾燥野菜やドライフルーツを中心とした受託加工・OEM事業。京都府内の農家と連携し、規格外野菜の活用や6次産業化支援を通じて、「持続可能な食の流通」を追求している。製造現場での豊富な実体験を活かし、商品企画から試作、小ロット対応、パッケージ設計、販路開拓支援まで、OEMを検討するすべての事業者に伴走するサポートを提供。

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