株式会社Agritureの会社概要資料はこちらからダウンロードできます

乾燥金時人参

乾燥金時人参は、東洋系のにんじん「金時人参(京人参)」を細切りで原料化した業務用素材です。一般的な洋にんじんよりも鮮やかな紅色と、やわらかな甘みが特徴で、その色と風味を低温乾燥で封じ込めています。Agriture社では、同じ金時人参を微粉末化した金時人参パウダー(受注対応)と併走で展開しており、細切りの形状・彩りを残したい用途は乾燥金時人参、ソース・生地・粉体への色づけにはパウダー、という棲み分けでご提案しています。

洋にんじん・オランジェ人参・京くれない人参など他のにんじんと比較すると、金時人参は「リコピンを含む鮮やかな紅色」「おせち・お雑煮での定番性」「和食の彩りとしての存在感」で差別化できます。おせち煮しめ・お雑煮・和惣菜・彩りごはん・製菓の色づけ・ポタージュの原料として、試作相談が多い素材です。

目次

Agritureの乾燥金時人参、3つのこだわり

1. 紅色を活かす低温乾燥

金時人参の魅力は、リコピンを含む鮮やかな紅色です。Agriture社では、乾燥温度を抑え、短時間で水分を抜く設計にして、紅色をできるだけ仕上がりに残しています。戻したときに紅色が立ち上がることが、おせちや和惣菜、彩りごはんの見た目を左右する要素になります。

2. 細切りで戻しやすい形状

金時人参は細切りに整えてから乾燥します。細切りは表面積が大きく、水やだしで戻りやすいため、煮しめ・きんぴら・炊き込みごはん・彩り惣菜にそのまま使えます。長さ・太さは用途に合わせて調整でき、最終製品の見た目と食感に合わせて選定いただけます。

3. 国産(京都府産)金時人参を選んで原料化

Agriture社では、京都府産をはじめ国内産地の金時人参を使い、紅色の濃さ・甘み・大きさを見極めて原料化しています。産地の見える原料はトレーサビリティを設計しやすく、おせち・和惣菜・製菓メーカーの試作で選ばれる理由のひとつです。

取り扱い製品がわかる商品カタログ

小ロット〜大ロットまで柔軟に対応

乾燥野菜
  • 100g~の小ロットから販売
  • 日本各地の伝統野菜の取扱い
  • ドライフルーツ/ハーブも対応

乾燥金時人参の特徴

にんじん系の乾燥原料のなかでも、金時人参は紅色・甘み・和食での存在感で独自のポジションを持つ素材です。細切り形状を想定した強みを6つの観点で整理します。

リコピンを含む鮮やかな紅色

金時人参の紅色には、トマトにも含まれる色素リコピンが関わっています。洋にんじんのオレンジ色とは異なる深い紅色で、おせちや和惣菜、彩りごはんの見た目にアクセントが効きます。

戻りやすい細切り形状

細切りは表面積が大きく、水やだしで戻りやすい形状です。煮しめ・きんぴら・炊き込みごはんにそのまま使え、戻し時間を短く抑えられます。

和食・おせちでの定番性

おせちの煮しめ・お雑煮・なますなど、正月や和食の彩りとして使われてきた素材です。常温保管できる乾燥品なら、季節を問わず金時人参の彩りを最終製品に取り入れられます。

やわらかな甘み

金時人参は、にんじん特有の青臭さが少なく、やわらかな甘みが持ち味です。煮物・ポタージュ・洋菓子など、甘みと色を活かしたいレシピ設計に向きます。

製菓・色づけ素材としての適性

紅色を活かし、焼き菓子・蒸し菓子・ポタージュ・パンの色づけ素材として使えます。野菜由来の色を打ち出した商品設計のアクセントに向きます。

パウダー化との併用

微粉末化した金時人参パウダー(受注対応)と併用することで、具材感(細切り)とソース・生地への色づけ(パウダー)を両立したレシピ設計ができます。

製品仕様(業務用)

試作段階の基本仕様は以下の通りです。仕入れロット・納期・包装形態は個別相談で詰めます。

項目内容
商品名乾燥金時人参
原材料金時人参(国産)
形状細切り。長さ・太さは用途に応じて調整
外観鮮やかな紅色の細切り
香りにんじんらしいやさしい甘い香り
内容量用途・ロットに応じて個別見積
賞味期限出荷日から6ヶ月程度
保存方法高温多湿・直射日光を避け、開封後は密閉して冷暗所で保管
試作最小ロット原料1kg〜

カスタマイズ対応

形状・カットサイズ・包装・最終製品化までを試作段階から相談いただけます。記録を残しながらレシピを詰めるため、試作と量産で仕様がぶれにくい体制です。

項目対応詳細
形状調整細切り/ダイス/スライス長さ・太さ・厚みを最終製品の見た目と食感に合わせて設計
パウダー化微粉末(受注対応)製菓・ソース・飲料の色づけ・粉体配合向け
ブレンド設計他の根菜・野菜との複合ごぼう・れんこん・他にんじんとの和惣菜ミックス
包装形態業務用バルク/小袋/個包装惣菜用バルクから製菓原料用パックまで対応
OEM製品化最終製品までの一貫対応おせち惣菜・炊き込みごはんの素・製菓原料の企画から生産まで

微粉末タイプをご検討の方へ

製菓・ソース・飲料への色づけや粉体配合など、金時人参の紅色と風味を均一に広げたい用途には、微粉末化した金時人参パウダー(受注対応)が向きます。パウダー原料の一覧もあわせてご覧ください。

パウダー原料の一覧を見る

品種・生産者・産地のこだわり

金時人参はセリ科の東洋系にんじんで、「京人参」とも呼ばれ、和食の彩りとして親しまれてきた京野菜のひとつです。Agriture社では、産地・収穫時期・紅色の濃さまでを原料設計の軸にしています。

BRAND|金時人参原料の立ち位置

おせちの煮しめ・お雑煮・なます・きんぴら・炊き込みごはんなど、和食の彩りとして使われてきた東洋にんじんが金時人参です。Agriture社では、この彩りと甘みを業務用原料に落とし込み、おせち惣菜・製菓・ベジ系商品まで幅広い最終製品に使える素材として提供しています。

PRODUCER|仕入れと連携の基本方針

紅色の濃さ・甘み・形の揃ったロットを産地と直接すり合わせて選定します。試作段階では複数の仕入れ先から少量ずつ取り寄せ、乾燥時の紅色保持・戻りの良さで評価した上で、量産ロットの供給ラインを組みます。

REGION|主産地の特徴

金時人参は香川県の坂出市・観音寺市の砂地地帯が代表的な産地で、国内流通の多くを占めます。京都府をはじめ各地でも栽培され、正月需要に向けて冬に多く出回ります。Agriture社では、京都府産を中心に、乾燥に向く紅色・甘みのロットを見極めて原料化しています。

CULTIVATION|収穫時期と紅色

金時人参は冬(11〜12月頃)に旬を迎え、正月のおせち需要に合わせて出回ります。寒い時期のものほど紅色が濃く、甘みも増す傾向にあります。Agriture社では、色と甘みがのる旬のものを選んで原料化しています。

低温乾燥の技術と品質管理

カット後の速やかな乾燥

金時人参は細切りにした後、時間が経つと表面が乾いて色がくすみやすくなります。カットから乾燥への移行を速やかに行うことで、紅色と甘みを両立する条件で仕上げています。

低温乾燥による紅色の保持

高温乾燥は紅色をくすませ、甘い香りも飛びやすくなります。低温帯でじっくり水分を抜くことで、戻したときにも紅色が残る仕上がりにしています。おせちや和惣菜の具材として、見た目に金時人参らしさが伝わる原料を目指しています。煮しめに使う場合は、戻した細切りをだしで含め煮にすると、紅色を残したまま味が入ります。炊き込みごはんでは、戻さずそのまま米と一緒に炊き込むと、戻し汁ごと色と甘みが移ります。

活用シーン

Agriture社で試作相談をいただく用途を6つのカテゴリに整理します。いずれも、金時人参の紅色・甘み・細切り形状を活かしたレシピ設計の例です。

1. おせち・正月惣菜

おせちの煮しめ・お雑煮・なますなど、正月惣菜の彩り原料として使えます。戻してだしで含め煮にすると紅色が残り、重箱の彩りを引き締めます。常温在庫として確保でき、繁忙期の仕込み工数を抑えられる点も業務用で評価されています。

2. 和惣菜・煮物

きんぴら・筑前煮・五目煮・白和えなど、和惣菜の彩り原料として使えます。細切りは戻りが早く、だしや煮汁で炊くと甘みと紅色が活きます。下処理済みのため、惣菜製造の工数削減にもつながります。

3. 炊き込みごはん・混ぜごはん

炊き込みごはん・混ぜごはん・釜飯の具材として使えます。戻さずそのまま米と炊き込むと、戻し汁ごと色と甘みがごはんに移り、彩り豊かに仕上がります。即席の混ぜごはんの素やおにぎり具材にも展開できます。

4. 製菓・ベーカリー

焼き菓子・蒸し菓子・パンの色づけ・具材として使えます。紅色と甘みを活かし、にんじんケーキ・スコーン・蒸しパンなど、野菜由来の色を打ち出した製菓・ベーカリー商品に展開できます。

5. レトルト・冷凍食品・惣菜

レトルト・冷凍惣菜やミールキットの彩り野菜として組み込めます。常温在庫として安定確保でき、下処理済みのため製造ラインの工数を削減できます。スープ・煮物・炊き込みごはんの素など、戻し時間が短い商品にも適しています。

6. スープ・ポタージュ・ベジ系商品

ポタージュ・コンソメスープ・ベジ系ミールの野菜源として使えます。金時人参はやわらかな甘みと紅色があるため、野菜の甘みと彩りを出したいスープ・ベジ設計のアクセントに向きます。パウダーと組み合わせれば、色づけと具材感を両立できます。

業務用の使い方・戻し方

戻し方の基本

  • 和惣菜向け:水で8〜12分、またはお湯で4〜6分戻す。きんぴら・煮物向け
  • 含め煮向け:戻してからだし・煮汁で炊くと紅色を残したまま味が入る
  • 炊き込みごはん向け:戻さず、米と一緒に炊き込む。戻し汁ごと色と甘みが移る
  • 戻し液は金時人参の色と甘みが出ているため、汁物・炊き込みにそのまま使うとよい

配合目安

  • 煮しめ:仕上がり100gに対して乾燥8〜12gの戻し量
  • きんぴら:仕上がり100gに対して乾燥10〜15gの戻し量
  • 炊き込みごはん:米2合に対して乾燥6〜10gを目安に投入
  • ポタージュ:1人前(200ml)に対して乾燥5〜8gを戻して使用

保管方法

  • 未開封時:高温多湿・直射日光を避け、常温の冷暗所で保管
  • 開封後:チャック袋・密閉容器に移し替え、1〜2ヶ月を目安に使い切り
  • 賞味期限は出荷日から6ヶ月程度。光と吸湿で紅色が変わるため注意
  • 冷蔵保管可能。取り出し直後は結露するため、常温に戻してから開封する

関連する事例・記事

取り扱い製品がわかる商品カタログ

小ロット〜大ロットまで柔軟に対応

乾燥野菜
  • 100g~の小ロットから販売
  • 日本各地の伝統野菜の取扱い
  • ドライフルーツ/ハーブも対応

よくあるご質問

洋にんじんとの違いは何ですか?

金時人参は東洋系の品種で「京人参」とも呼ばれ、洋にんじんのオレンジ色に対して、リコピンを含む鮮やかな紅色と細長い形が特徴です。青臭さが少なくやわらかな甘みがあり、おせち・煮しめ・和惣菜など和食の彩りに使われてきました。洋にんじん(乾燥にんじん)とは色と用途で使い分けいただけます。

紅色はどの程度残りますか?

カットから速やかに低温乾燥へ移行することで、紅色を残した仕上がりにしています。戻した後も煮しめ・炊き込みごはん・和惣菜の彩りとして紅色を確認いただけます。高温調理や長時間の保管・吸湿で退色しやすいため、最終製品の加熱条件・保管設計には注意が必要です。

炊き込みごはんに使えますか?

ご相談が多い用途の一つです。細切りは戻さずそのまま米と一緒に炊き込むことができ、戻し汁ごと色と甘みがごはんに移ります。即席の混ぜごはんの素・釜飯の具材・おにぎり具材など、彩りを出したいごはんものに幅広く使えます。

金時人参パウダーとの使い分けは?

乾燥金時人参は「細切りの具材感・彩りを残したい用途」、パウダーは「製菓・ソース・飲料への色づけや粉体配合」という棲み分けになります。煮しめ・きんぴら・炊き込みごはんは乾燥品、にんじんケーキ・スープ・蒸しパンの色づけはパウダーが向きます。併用することで、具材感と均一な色づけを両立したレシピ設計が可能です。

試作の最小ロットはどのくらいですか?

試作は原料1kgからお受けしています。細切りの長さ・太さの比較、煮物用と製菓用の仕様比較など、複数条件を並行で試作できます。本製造は10kg〜、OEM最終製品化まで含めてご相談いただけます。想定する最終製品の仕様・ロット・スケジュールをお聞きしたうえで、個別に見積と納期をご提案します。

賞味期限と保存方法を教えてください。

賞味期限は出荷日から6ヶ月程度です。未開封時は高温多湿・直射日光を避け、常温の冷暗所で保管してください。金時人参は光と吸湿で紅色が退色しやすいため、開封後はチャック袋・遮光容器に移し替え、1〜2ヶ月を目安に使い切ることをおすすめします。冷蔵保管も可能ですが、取り出し直後の結露には注意し、常温に戻してから開封してください。

あわせて読みたい

取り扱い商品カタログをダウンロード

いただいた内容をもとにメールアドレスに送付させていただきます

    よかったらシェアしてね!
    • URLをコピーしました!

    この記事を書いた人

    小島 怜のアバター 小島 怜 Agriture CEO

    株式会社Agriture CEO/乾燥野菜やドライフルーツを中心とした受託加工・OEM事業。京都府内の農家と連携し、規格外野菜の活用や6次産業化支援を通じて、「持続可能な食の流通」を追求している。製造現場での豊富な実体験を活かし、商品企画から試作、小ロット対応、パッケージ設計、販路開拓支援まで、OEMを検討するすべての事業者に伴走するサポートを提供。

    目次