株式会社Agritureの会社概要資料はこちらからダウンロードできます

乾燥ハイビスカス

乾燥ハイビスカスは、アオイ科のローゼル(学名 Hibiscus sabdariffa)の萼(がく)を乾燥させた、食用の花素材です。観賞用のハイビスカスとは別の植物で、開花後に厚く肥大した赤い萼の部分を原料にします。鮮やかな赤色とすっきりした酸味が持ち味で、その色と酸味を低温乾燥で残しています。Agriture社では、同じハイビスカスを微粉末化したハイビスカスパウダー(受注対応)と併走で展開しており、萼の形状や赤い色味を残したい用途は乾燥ハイビスカス、ドリンクや生地への均一な色づけにはパウダー、という棲み分けでご提案しています。

ローズヒップやハーブ類など他の赤系素材と比較すると、乾燥ハイビスカスは「透明感のある鮮やかな赤色」「すっきりした酸味」「ティーやドリンクで色と酸味を同時に出せる」点で使い分けできます。ハイビスカスティー・ブレンドティー・赤い色を効かせたドリンク・シロップ・ゼリーやジャム・製菓の彩り原料として、試作相談が多い素材です。

目次

Agritureの乾燥ハイビスカス、3つのこだわり

1. 赤色を活かす低温乾燥

乾燥ハイビスカスの魅力は、水や湯に浸したときに広がる鮮やかな赤色です。Agriture社では、乾燥温度を抑え、短時間で水分を抜く設計にして、赤色をできるだけ仕上がりに残しています。お湯に入れたときに赤色がきれいに立ち上がることが、ティーやドリンク、シロップの見た目を左右する要素になります。

2. 用途に合わせた萼の処理

ハイビスカスは赤く肥大した萼の部分を原料にします。ホール(萼まるごと)の形状はティーやブレンドティーで色と酸味をしっかり抽出でき、カット品はドリンクやシロップ、製菓の配合で扱いやすくなります。形状は用途に合わせて選定でき、最終製品の見た目と抽出のしやすさに合わせてご提案します。

3. 色と酸味のロットを選んで原料化

Agriture社では、赤色の濃さ・酸味・萼の大きさを見極めてロットを選定し、原料化しています。色と酸味は素材ごとにばらつきが出やすいため、試作段階で抽出の出方を確認した上で量産ロットの仕様を決めています。色と酸味の安定した原料は、ティー・ドリンク・製菓メーカーの試作で扱いやすい点が選ばれる理由のひとつです。

取り扱い製品がわかる商品カタログ

小ロット〜大ロットまで柔軟に対応

乾燥野菜
  • 100g~の小ロットから販売
  • 日本各地の伝統野菜の取扱い
  • ドライフルーツ/ハーブも対応

乾燥ハイビスカスの特徴

赤系の花・ハーブ素材のなかでも、乾燥ハイビスカスは赤色・酸味・ティーやドリンクでの使いやすさで独自のポジションを持つ素材です。ホール・カットいずれの形状でも活かせる強みを6つの観点で整理します。

透明感のある鮮やかな赤色

お湯や水に浸すと、透明感のある鮮やかな赤色が広がります。ティーやドリンク、シロップ、ゼリーなど、赤い色を効かせたい商品の見た目にアクセントが効きます。

すっきりした酸味

すっきりした酸味が持ち味です。色だけでなく味のアクセントにもなり、ハイビスカスティーやドリンクのさわやかさを支える要素になります。

ティー・ブレンドでの定番性

ハイビスカスティーの主原料として、またローズヒップなど他のハーブとのブレンドティーの色づけ・酸味づけとして使われてきた素材です。常温保管できる乾燥品なら、季節を問わず安定して使えます。

水・湯どちらでも色が出る

温かい湯はもちろん、水出しでも赤色と酸味が抽出できます。ホットティーからアイスドリンク、水出しブレンドまで、提供温度を問わず色と味を出せる扱いやすさがあります。

製菓・ドリンクの彩り素材

赤色と酸味を活かし、ゼリー・ジャム・シロップ・焼き菓子・ドリンクの彩り素材として使えます。赤い色を打ち出した商品設計のアクセントに向きます。

パウダー化との併用

微粉末化したハイビスカスパウダー(受注対応)と併用することで、抽出して使うティー・ドリンク(萼)と、生地・ソースへの均一な色づけ(パウダー)を両立したレシピ設計ができます。

製品仕様(業務用)

試作段階の基本仕様は以下の通りです。仕入れロット・納期・包装形態は個別相談で詰めます。

項目内容
商品名乾燥ハイビスカス
原材料ハイビスカス(ローゼルの萼)
形状ホール/カット。用途に応じて選定
外観鮮やかな赤色の乾燥萼
香りほのかに酸味を感じる、すっきりとした香り
内容量用途・ロットに応じて個別見積
賞味期限出荷日から6ヶ月程度
保存方法高温多湿・直射日光を避け、開封後は密閉して冷暗所で保管
試作最小ロット要問合せ

カスタマイズ対応

形状・包装・最終製品化までを試作段階から相談いただけます。記録を残しながらレシピを詰めるため、試作と量産で仕様がぶれにくい体制です。

項目対応詳細
形状調整ホール/カットティー向けのホール、ドリンク・製菓配合向けのカットなど用途に合わせて選定
パウダー化微粉末(受注対応)ドリンク・製菓・生地への色づけ・粉体配合向け
ブレンド設計他のハーブ・素材との複合ローズヒップ・他のハーブとのブレンドティー設計
包装形態業務用バルク/小袋/個包装ティーバッグ用バルクから製菓原料用パックまで対応
OEM製品化最終製品までの一貫対応ティー・ドリンク・シロップ・製菓の企画から生産まで

微粉末タイプをご検討の方へ

ドリンク・製菓・生地への色づけや粉体配合など、ハイビスカスの赤色を均一に広げたい用途には、微粉末化したハイビスカスパウダー(受注対応)が向きます。パウダー原料の一覧もあわせてご覧ください。

パウダー原料の一覧を見る

品種・生産者・産地のこだわり

ハイビスカス(食用)はアオイ科の植物ローゼルで、観賞用のハイビスカスとは別物です。赤く肥大した萼の部分が原料になり、ティーやドリンク、製菓の彩りとして親しまれてきました。Agriture社では、赤色の濃さ・酸味・萼の状態までを原料設計の軸にしています。

BRAND|ハイビスカス原料の立ち位置

ハイビスカスティー・ブレンドティー・赤いドリンク・シロップ・ゼリーなど、赤色と酸味を活かす用途で使われてきたのが食用ハイビスカス(ローゼルの萼)です。Agriture社では、この赤色と酸味を業務用原料に落とし込み、ティー・ドリンク・製菓まで幅広い最終製品に使える素材として提供しています。

PRODUCER|仕入れと連携の基本方針

赤色の濃さ・酸味・萼の状態が揃ったロットを選定します。試作段階では複数の仕入れ先から少量ずつ取り寄せ、湯と水での抽出による赤色の出方・酸味のバランスで評価した上で、量産ロットの供給ラインを組みます。

REGION|原料についての考え方

食用ハイビスカス(ローゼル)は温暖な気候を好む植物で、世界各地で栽培されています。Agriture社では、産地を限定せず、赤色と酸味が乾燥に向くロットを見極めて原料化することを基本にしています。求める色味・酸味の方向性に合わせて、適したロットをご提案します。

CULTIVATION|収穫と赤色

ローゼルは開花後、種を包む萼が厚く肥大して赤く色づいてから収穫します。萼がしっかり色づいたものほど赤色が濃く、抽出時の発色も鮮やかになる傾向があります。Agriture社では、色がのった状態のものを選んで原料化しています。

低温乾燥の技術と品質管理

収穫後の速やかな乾燥

ハイビスカスの萼は、収穫後に時間が経つと色がくすみやすくなります。収穫から乾燥への移行を速やかに行うことで、赤色と酸味を両立する条件で仕上げています。

低温乾燥による赤色の保持

高温乾燥は赤色をくすませ、すっきりした酸味のニュアンスも飛びやすくなります。低温帯でじっくり水分を抜くことで、湯や水に浸したときに赤色がきれいに立ち上がる仕上がりにしています。ティーやドリンクの原料として、抽出時の発色がきれいに出る原料を目指しています。ティーに使う場合は熱湯で数分抽出すると赤色と酸味がしっかり出ます。水出しの場合は冷水でじっくり浸すと、まろやかな酸味と澄んだ赤色に仕上がります。

活用シーン

Agriture社で試作相談をいただく用途を6つのカテゴリに整理します。いずれも、乾燥ハイビスカスの赤色・酸味を活かしたレシピ設計の例です。

1. ハイビスカスティー

ハイビスカスティーの主原料として使えます。熱湯で抽出すると鮮やかな赤色とすっきりした酸味が出て、ホットでもアイスでも楽しめます。ティーバッグ用のバルク原料として、また単品ティーの主役素材として相談が多い用途です。

2. ブレンドティー

ローズヒップや他のハーブと組み合わせるブレンドティーの色づけ・酸味づけとして使えます。赤色を効かせつつ酸味でメリハリをつけられるため、ブレンドの見た目と味のアクセントになります。フレーバーティーやハーブブレンドの設計に展開できます。

3. ドリンク・ソフトドリンク

赤い色を効かせたソフトドリンク・モクテル・スカッシュ・ソーダの素材として使えます。水出しで抽出した赤い液を炭酸や他の素材と合わせると、見た目に映えるドリンクに仕上がります。夏向けのアイスドリンクや季節限定メニューにも展開できます。

4. シロップ・ジャム・ゼリー

赤色と酸味を活かしたシロップ・ジャム・ゼリーの素材として使えます。抽出した赤い液をベースにシロップを作ったり、ゼリーやジャムに赤色と酸味を加えたりと、彩りのある加工品に展開できます。かき氷シロップやドリンクベースにも向きます。

5. 製菓・ベーカリー

焼き菓子・蒸し菓子・パンの色づけ・彩り素材として使えます。赤色と酸味を活かし、ハイビスカス風味の焼き菓子やゼリー菓子など、赤い色を打ち出した製菓・ベーカリー商品に展開できます。パウダーと組み合わせれば、生地への均一な色づけと組み合わせやすくなります。

6. ブレンド原料・素材提案

赤い彩りと酸味を出したい商品の原料として、他の乾燥素材・ハーブとのブレンド提案ができます。ティー・ドリンク・製菓のいずれの分野でも、赤色と酸味のアクセントを加えたいレシピ設計に組み込めます。パウダーと組み合わせれば、抽出して使う用途と色づけ用途を両立できます。

業務用の使い方・戻し方

抽出・戻し方の基本

  • ティー向け:熱湯で3〜5分抽出すると赤色と酸味がしっかり出る
  • 水出し向け:冷水でじっくり浸すと、まろやかな酸味と澄んだ赤色に仕上がる
  • シロップ・ジャム向け:抽出した赤い液をベースに加糖して使う
  • 抽出後の萼は色と酸味が出ているため、刻んでゼリーや製菓に使うとよい

配合目安

  • ハイビスカスティー:湯200mlに対して乾燥2〜3gを目安に抽出
  • ブレンドティー:ブレンド全体の1〜2割を目安に配合し色味と酸味のバランスをとる
  • 水出しドリンク:水500mlに対して乾燥4〜6gを目安に浸す
  • シロップ:抽出液に対して用途に合わせて加糖して使用

保管方法

  • 未開封時:高温多湿・直射日光を避け、常温の冷暗所で保管
  • 開封後:チャック袋・密閉容器に移し替え、1〜2ヶ月を目安に使い切り
  • 賞味期限は出荷日から6ヶ月程度。光と吸湿で赤色が変わるため注意
  • 冷蔵保管可能。取り出し直後は結露するため、常温に戻してから開封する

関連する事例・記事

取り扱い製品がわかる商品カタログ

小ロット〜大ロットまで柔軟に対応

乾燥野菜
  • 100g~の小ロットから販売
  • 日本各地の伝統野菜の取扱い
  • ドライフルーツ/ハーブも対応

よくあるご質問

観賞用のハイビスカスとは違うのですか?

食用のハイビスカスは、アオイ科のローゼル(Hibiscus sabdariffa)という植物で、観賞用のハイビスカスとは別物です。食用にするのは赤く肥大した萼(がく)の部分で、ハイビスカスティーやドリンク、製菓の彩りに使われてきました。乾燥ハイビスカスはこの食用ローゼルの萼を乾燥させた原料です。

赤色はどの程度出ますか?

収穫後に速やかに低温乾燥へ移行することで、抽出時に赤色が立ち上がる仕上がりにしています。熱湯はもちろん、水出しでも鮮やかな赤色が出ます。ティーやドリンク、シロップの彩りとして赤色を確認いただけます。高温・長時間の加熱や吸湿で色が変わりやすいため、最終製品の加熱条件・保管設計には注意が必要です。

水出しでも使えますか?

ご相談が多い用途の一つです。冷水でじっくり浸すと、まろやかな酸味と澄んだ赤色に仕上がります。アイスのハイビスカスティーや赤い水出しドリンク、夏向けの季節メニューなど、冷たい商品にも幅広く使えます。提供温度を問わず色と酸味を出せるのが扱いやすい点です。

ハイビスカスパウダーとの使い分けは?

乾燥ハイビスカスは「抽出して色と酸味を出すティー・ドリンク・シロップ向け」、パウダーは「生地・ソース・ドリンクへの均一な色づけや粉体配合」という棲み分けになります。ティーやシロップは乾燥品、製菓の生地への色づけはパウダーが向きます。併用することで、抽出用途と色づけ用途を両立したレシピ設計が可能です。

試作の最小ロットはどのくらいですか?

試作のロットは個別にご相談のうえお受けしています。ホールとカットの形状比較、ティー用とドリンク用の仕様比較など、複数条件を並行で試作できます。OEM最終製品化まで含めてご相談いただけます。想定する最終製品の仕様・ロット・スケジュールをお聞きしたうえで、個別に見積と納期をご提案します。

賞味期限と保存方法を教えてください。

賞味期限は出荷日から6ヶ月程度です。未開封時は高温多湿・直射日光を避け、常温の冷暗所で保管してください。乾燥ハイビスカスは光と吸湿で赤色が変わりやすいため、開封後はチャック袋・遮光容器に移し替え、1〜2ヶ月を目安に使い切ることをおすすめします。冷蔵保管も可能ですが、取り出し直後の結露には注意し、常温に戻してから開封してください。

あわせて読みたい

取り扱い商品カタログをダウンロード

いただいた内容をもとにメールアドレスに送付させていただきます

    よかったらシェアしてね!
    • URLをコピーしました!

    この記事を書いた人

    小島 怜のアバター 小島 怜 Agriture CEO

    株式会社Agriture CEO/乾燥野菜やドライフルーツを中心とした受託加工・OEM事業。京都府内の農家と連携し、規格外野菜の活用や6次産業化支援を通じて、「持続可能な食の流通」を追求している。製造現場での豊富な実体験を活かし、商品企画から試作、小ロット対応、パッケージ設計、販路開拓支援まで、OEMを検討するすべての事業者に伴走するサポートを提供。

    目次