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からしなパウダー

からしなパウダーは、国産のからしな(カラシナ葉)を乾燥・微粉末化し、和え物・漬物・シーズニング・ドレッシングにピリッとした辛味と爽やかな香りを均一に広げることを目的にした原料です。からしなのアリルイソチオシアネート(辛味成分)を粉末として凝縮し、液体や粉体に分散しやすい粒度に仕上げています。Agriture社では、乾燥からしな(葉の形状を残したタイプ)と同じ原料から、微粉末化工程を加えた形でパウダー化しています。

和辛子・マスタードと同じアブラナ科由来の辛味成分を持ち、わさびや辛子とは異なる「からしなならではの青葉感+辛味」を、シーズニング・ドレッシング・漬物の素として展開できます。試作は原料1kgから対応します。

目次

Agritureのからしなパウダー、3つのこだわり

からしなパウダーは辛味成分の保持と粒度調整で品質が決まります。Agriture社では、乾燥・粉砕・包装までを自社加工所で管理し、ロット差の少ない仕上がりを目指しています。

1. アリルイソチオシアネートを守る低温加工

からしなの辛味成分アリルイソチオシアネートは揮発性が高く、熱で失活しやすい性質があります。原料の乾燥段階から低温帯で仕上げ、粉砕工程でも発熱を抑える条件で運用することで、パウダー化後も辛味と香りを保ちやすくしています。粉砕時に摩擦熱で辛味が飛んでしまうのはからしなパウダーでありがちな失敗で、試作から温度・粉砕時間を記録しています。

2. 粒度調整で辛味の立ち方を設計

細挽きは辛味がシャープに立ち上がり、ドレッシングや液体に均一に分散します。中挽きは和え物・漬物に馴染みやすく、粗挽きはシーズニングや仕上げトッピングとして辛味を後からゆっくり感じさせる使い方ができます。用途に応じて3段階程度の粒度で試作できます。

3. 和風ブレンド設計のしやすさ

Agriture社では赤しそ・山椒・柚子皮などの和風素材を同じラインで扱っているため、からしなを軸にした和風シーズニング・漬物の素を一つの原料供給先でまとめて設計できます。からしな+塩+柚子皮の和風ドレッシング素、からしな+唐辛子のピリ辛ふりかけなど、配合比率を変えた試作が可能です。

取り扱い製品がわかる商品カタログ

小ロット〜大ロットまで柔軟に対応

乾燥野菜
  • 100g~の小ロットから販売
  • 日本各地の伝統野菜の取扱い
  • ドライフルーツ/ハーブも対応

からしなパウダーの特徴

ピリッとした辛味

アリルイソチオシアネート由来の辛味が凝縮され、和え物・ドレッシング・シーズニングに和風のシャープな辛さを加えます。わさびや辛子とは異なる青葉感のある辛味です。

爽やかな青葉香

アブラナ科特有の青葉の香りが、辛味と合わさって和風の奥行きを出します。白身魚・豚肉・鶏肉の下味や仕上げに向きます。

液体・粉体への分散性

ドレッシング・マヨネーズ・漬物液に均一に分散し、葉の形状では難しい「辛味と香りを溶かし込む」使い方が可能です。

粒度調整が可能

細挽き(ドレッシング・液体向け)、中挽き(和え物・漬物向け)、粗挽き(シーズニング・仕上げ向け)から選択可能です。

和風ブレンドに組みやすい

塩・砂糖・山椒・唐辛子・柚子皮との事前ブレンドに対応。和風シーズニング・漬物の素・ドレッシング素としてまとめて設計できます。

原料形状との併用

葉の食感を残したい用途には乾燥からしな、辛味と香りを均一に広げたい用途にはパウダー、と使い分けられます。

製品仕様(業務用)

試作段階の基本仕様は以下の通りです。量産・OEMの仕入れロット・納期・包装形態は個別相談で詰めます。

項目内容
商品名からしなパウダー
原材料からしな葉(国産)
形状微粉末(葉を乾燥・粉砕)
外観濃緑色の微粉末
香りアブラナ科特有の青葉香、ピリッとした辛味の立ち上がり
内容量用途・ロットに応じて個別見積
賞味期限出荷日から6ヶ月程度
保存方法高温多湿・直射日光を避け、開封後は密閉して冷暗所で保管
加工所京都府内の自社加工所
試作最小ロット原料1kg〜

カスタマイズ対応

粒度・配合・包装・最終製品化までを試作段階から相談いただけます。

項目対応内容
粒度調整細挽き(ドレッシング向け)/中挽き(和え物・漬物向け)/粗挽き(シーズニング向け)
配合調整からしな単体/塩・砂糖とのプレミックス/和風スパイスブレンド
ブレンド設計山椒・柚子皮・唐辛子・赤しそ・陳皮との事前ブレンド試作
包装形態業務用バルク、スティック・小袋、スパイス瓶、キャニスターなど
OEM製品化漬物の素・ドレッシング・シーズニング・和え物ミックスまで一貫対応
原料供給自社原料のほか、指定産地・指定品種での受託乾燥・粉砕にも対応

葉の食感を活かしたい方へ(原料形状版)

お茶漬け・スープ具材・和え物の具材など、葉の食感や見た目を活かす用途には、乾燥からしな(葉の形状を残したタイプ)をおすすめします。パウダーでは得られない、葉のテクスチャと緑色の存在感が活きます。

→ 乾燥からしなの詳細を見る

品種・生産者・産地のこだわり

からしなはアブラナ科アブラナ属の葉菜で、地方品種として九州の「高菜」、東北の「山形青菜」なども近縁種に含まれます。辛味の強さ・葉の厚さ・香りの特徴は品種によって異なります。

主な産地

産地特徴
九州地方高菜系のからしな。辛味が強く漬物原料として定番
京都府京都の伝統野菜としてのからしな。小ロット特色原料に対応
東北地方山形青菜系。葉が厚く辛味が穏やか
長野県高原栽培のからしな。辛味と香りのバランスが良い

品種の使い分け

高菜系は辛味と香りが強く、漬物の素・シーズニング向き。山形青菜系は辛味が穏やかで葉が厚いため、製菓・ベーカリーや離乳食に展開しやすい品種です。用途に応じた品種指定での試作にも対応します。

粉末化の技術と品質管理

からしなパウダーは辛味成分の保持で品質が決まります。Agriture社では、乾燥・粉砕・包装までを一貫して管理しています。

辛味成分の揮発対策

アリルイソチオシアネートは熱・空気で揮発しやすいため、粉砕ロットのサイズ・回転数・休止時間を調整し、粉末温度が上がりすぎない条件で運用します。粉砕後は速やかに密閉・遮光包装に移すことで、辛味と香りを保ちます。

粒度分布の安定

用途ごとに指定された粒度に合わせるため、粉砕後にふるい分けを行い、規格外の粗粉・微粉を分別します。ドレッシングで溶けやすい細挽き、シーズニングで粒感を残す粗挽き、というように、同じ原料から粒度を変えた試作が可能です。

遮光・密閉包装

からしなパウダーは空気に触れると辛味が穏やかになっていくため、業務用バルクは遮光アルミ袋、小袋・スティックは遮光フィルムを採用し、保管中の辛味保持を重視した仕様を提案します。

TIPS:からしなパウダーを最大限活かす配合

ドレッシングに使う場合は、オイル・酢100gに対して0.5〜1%が目安で、辛味が主張しすぎずアクセントとして効きます。和え物では、ほうれん草・小松菜などの茹で野菜100gに対して0.3〜0.5gを振りかけて和えると、からしの爽やかな辛味が加わります。漬物の素として使う場合は、塩+砂糖+からしなパウダー=100g中10〜15%の配合で、浅漬けや即席漬けに応用できます。水やお湯で戻すと辛味がより立ち上がります。

活用シーン・採用事例

パウダーは液体・粉体に均一に分散するため、葉の形状では届かない用途に広がります。ご相談が多い用途を整理します。

1. ドレッシング・ソース

  • からしドレッシング(和風マスタード系)
  • 和風マヨネーズ・タルタルソース
  • ポン酢・マリネ液のピリ辛仕上げ
  • 冷しゃぶ・冷製麺のつけダレ

2. 漬物・浅漬けの素

  • からしな浅漬けの素
  • 即席漬け粉末(きゅうり・大根・白菜用)
  • 和風ピクルス原料
  • キムチ系発酵食品の風味素材

3. 和え物・副菜ミックス

  • ほうれん草・小松菜のからし和え粉末
  • 和え物ミックス(ごま・塩・からしなのブレンド)
  • お浸し用の和風シーズニング
  • 白和えの風味素材

4. シーズニング・下味パウダー

  • 鶏肉・豚肉・白身魚の下味パウダー
  • 焼きそば・焼うどんの和風シーズニング
  • ポップコーン・ナッツ用のピリ辛フレーバー
  • 唐揚げ粉の風味素材

5. 粉末ミックス・お茶漬け

  • お茶漬けの素(ピリ辛タイプ)
  • ふりかけ(鮭・のりと組み合わせ)
  • スープ・味噌汁の風味素材

粉末の使い方・ブレンド設計

粉末の運用は、辛味の立ち方に合わせた粒度選択と、水分・油分への分散設計で決まります。戻さずそのまま混ぜる・液体に溶かす使い方が中心です。

粒度別の使い分け

  • 細挽き:ドレッシング・液体調味料。辛味がシャープに立ち上がる
  • 中挽き:和え物・漬物の素。食感を残しつつ辛味が馴染む
  • 粗挽き:シーズニング・仕上げトッピング。辛味を後からゆっくり感じさせる

配合の目安

  • ドレッシング:総量に対して0.5〜1%
  • 漬物の素:塩・砂糖込みで10〜15%
  • 和え物:野菜100gに対して0.3〜0.5g
  • 下味パウダー:塩・他スパイス込みで10〜20%

事前ブレンド対応

塩・砂糖・他スパイスとの事前ブレンドで納品することも可能です。漬物の素・和え物ミックス・ドレッシング素材など、現場での調合工数を削減できる形で供給します。

関連記事・他の和風原料

Agriture社で取り扱う和風パウダー・関連原料です。からしなとのブレンド設計にご活用ください。

取り扱い製品がわかる商品カタログ

小ロット〜大ロットまで柔軟に対応

乾燥野菜
  • 100g~の小ロットから販売
  • 日本各地の伝統野菜の取扱い
  • ドライフルーツ/ハーブも対応

よくあるご質問

乾燥からしな(葉形状)とパウダーは何が違いますか?

乾燥からしなは葉の形状を残したタイプで、お茶漬け具材・スープ・和え物の具材など、食感や見た目を活かす用途に向きます。パウダーは微粉末のため、ドレッシング・漬物の素・シーズニング・和え物ミックスなど、辛味と香りを均一に広げたい用途に向きます。

辛味の強さは調整できますか?

はい。品種選定(高菜系=辛味強い/山形青菜系=穏やか)と、粒度調整(細挽きほど辛味がシャープに立ち上がる)の組み合わせで、最終製品の辛味レベルを調整できます。塩・砂糖とのプレミックスでもマイルド化が可能です。

粒度は選べますか?

はい。細挽き(ドレッシング・液体向け)、中挽き(和え物・漬物向け)、粗挽き(シーズニング・仕上げ向け)から用途に応じて指定できます。同じ原料から粒度だけを変えた比較試作も可能です。

他の和風スパイスと事前ブレンドして納品できますか?

可能です。塩・砂糖、山椒・唐辛子・柚子皮・赤しそなどとの事前ブレンドに対応します。漬物の素・和え物ミックス・ドレッシング素材など、最終製品で狙う配合を共有いただければ、その比率で混合・袋詰めまで行います。

試作の最小ロットはどのくらいですか?

試作は原料1kgから受け付けています。量産・OEMは個別に見積と納期をご提案します。漬物の素・ドレッシング・シーズニング・和え物ミックスなどの最終製品化までを一貫して相談いただけます。

賞味期限と保存方法を教えてください。

賞味期限は出荷日から6ヶ月程度です。辛味成分が揮発しやすいため、未開封時は高温多湿と直射日光を避け、常温の冷暗所で保管してください。開封後は密閉容器に移し替え、1〜2ヶ月を目安に使い切ることをおすすめします。

どんな用途でご相談が多いですか?

ドレッシング・和風マスタード系ソース、浅漬け・漬物の素、和え物ミックス、下味パウダー、シーズニングなどでご相談が多いです。からしの代替や和風ハーブ素材として、辛味と青葉感の両方を活かせる最終製品で試作されています。

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この記事を書いた人

小島 怜のアバター 小島 怜 Agriture CEO

株式会社Agriture CEO/乾燥野菜やドライフルーツを中心とした受託加工・OEM事業。京都府内の農家と連携し、規格外野菜の活用や6次産業化支援を通じて、「持続可能な食の流通」を追求している。製造現場での豊富な実体験を活かし、商品企画から試作、小ロット対応、パッケージ設計、販路開拓支援まで、OEMを検討するすべての事業者に伴走するサポートを提供。

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