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水菜パウダー

水菜パウダーは、京野菜を代表する葉物である水菜を微粉末化し、和風ドレッシング・麺つゆ・ふりかけ・シーズニングへ鮮やかなグリーンと清涼感ある風味を行き渡らせる原料です。水菜特有のほのかな辛みとシャキッとした青葉の香りを、液体や粉体に均一に分散させやすいサイズに仕上げています。Agriture社では、乾燥水菜と同じ原料を使い、微粉末化工程を加えた形でパウダー化しています。

原料形状の水菜が「シャキシャキの食感を残したい鍋・サラダ・スープ具材」に向くのに対し、水菜パウダーは「色味と香りを均一に広げたい」用途に向きます。京野菜の京菜キャベツパウダーとブレンドすれば、和洋問わず緑の風味を設計できます。

目次

Agritureの水菜パウダー、3つのこだわり

葉物パウダーは、緑の発色と青葉香の保持が品質を決めます。Agriture社では、原料の前処理から粉砕・包装までを自社加工所で管理し、ロット差の少ない仕上がりを目指しています。

1. 鮮やかなグリーンを残す低温乾燥

水菜のクロロフィルは熱と光で退色しやすく、乾燥温度を上げすぎると茶色がかった粉末になります。低温で時間をかけて水分を抜き、粉砕工程も発熱を抑える条件で運用することで、仕上がりの鮮やかなグリーンを保ちます。粉末を皿に広げた瞬間に、水菜らしい明るい緑色が見える状態を目安にしています。

2. 辛みと青葉香の両立

水菜は同じアブラナ科のからし菜系統に属し、ピリッとした辛み成分(イソチオシアネート系)を持ちます。粉末化の過程でこの辛みが飛びすぎないよう、前処理と乾燥条件を調整します。青葉香と辛みを両立した粉末は、和風ドレッシングや麺つゆのアクセントとして機能します。

3. 用途に合わせた粒度調整

ドレッシング・飲料では溶け残りを感じない細挽き、ベーカリー生地や練り物には葉のテクスチャが残る中挽き、ふりかけ・仕上げには粗挽き、というように最終製品に合わせた粒度を選べます。試作段階で3〜4段階比較し、色味と香りの立ち上がりを同時に詰めます。

取り扱い製品がわかる商品カタログ

小ロット〜大ロットまで柔軟に対応

乾燥野菜
  • 100g~の小ロットから販売
  • 日本各地の伝統野菜の取扱い
  • ドライフルーツ/ハーブも対応

水菜パウダーの特徴

鮮やかなグリーン発色

クロロフィルを残した低温乾燥により、粉末自体が明るい緑色。麺生地・ドレッシング・パンに練り込むと、素材そのものの自然な緑が表現できます。

ピリッとした京野菜の風味

水菜特有のシャープな辛みと青葉香を凝縮。和風ドレッシング・麺つゆ・ポン酢のアクセントとして機能します。

液体・粉体への分散性

ドレッシングや麺つゆに混ぜても粒感が気になりにくく、粉末ミックスに均一に分散。戻し不要でそのまま使えます。

粒度調整が可能

細挽き(ドレッシング・飲料)/中挽き(麺生地・パン)/粗挽き(ふりかけ・仕上げ)から選択。用途ごとに最適な粉砕度を提案します。

京野菜ストーリー

京都ブランドの葉物として商品ストーリーに厚みが出ます。京都土産・ご当地商品・プレミアム食品の原料としてご相談が多い用途です。

原料形状との併用

乾燥水菜と併用することで、発色・香り(パウダー)と食感(原料形状)を両立したレシピ設計ができます。

製品仕様(業務用)

試作段階の基本仕様は以下の通りです。仕入れロット・納期・包装形態は個別相談で詰めます。

項目内容
商品名水菜パウダー
原材料水菜(国産)
形状微粉末(乾燥水菜を粉砕)
外観鮮やかな緑〜黄緑色の微粉末
香り青葉香、アブラナ科特有のほのかな辛み香
内容量用途・ロットに応じて個別見積
賞味期限出荷日から6ヶ月程度
保存方法高温多湿・直射日光を避け、開封後は密閉して冷暗所で保管
加工所京都府内の自社加工所
試作最小ロット原料1kg〜

カスタマイズ対応

粒度・配合・包装・最終製品化までを試作段階から相談いただけます。

項目対応内容
粒度調整細挽き(ドレッシング・飲料)/中挽き(麺生地・パン)/粗挽き(ふりかけ・仕上げ)
事前ブレンド塩・昆布粉・七味・他葉物パウダーとのプリミックス対応
ブレンド設計京菜・キャベツ・ほうれん草など葉物系、柚子・すだちなど京都ブランド原料との複合設計
包装形態業務用バルク、スティック・小袋、スパイス瓶、ボトルキャニスター
OEM製品化ドレッシング・麺つゆ・ふりかけ・青汁・生パスタなど最終製品まで一貫対応
原料供給自社原料のほか、指定産地・京都産指定での受託乾燥・粉砕にも対応

食感・具材感を残したい用途には原料形状がおすすめ

鍋・スープ具材・サラダ・炒め物ベースなど、水菜のシャキシャキ食感を活かしたい用途には、乾燥水菜(原料形状)が向きます。戻してそのまま具材として使える点が強みです。

→ 乾燥水菜の詳細を見る

品種・生産者・産地のこだわり

水菜はアブラナ科の葉物で、京都を中心に古くから栽培されてきた京野菜の代表格です。パウダー原料としては、葉が柔らかく緑の濃い壬生菜系・水菜系の若葉が扱いやすく、乾燥後の発色も安定します。

主な産地

産地特徴
京都府京野菜発祥の地。在来品種「京みずな」の伝統的な栽培が残る
茨城県水菜生産量全国トップ。通年出荷で安定調達が可能
福岡県西日本の主要産地。葉が柔らかくパウダー向きの原料
兵庫県関西圏への供給基地。京都産に近い品質を確保できる

品種・系統の使い分け

在来の京みずな(京都の伝統品種)は葉が細く辛みがしっかりしており、京都ブランドとしての訴求力が強い系統です。現代的な改良水菜(ハウス栽培の若葉摘み系統)は辛みが穏やかで、ドレッシング・麺つゆなどの汎用レシピに合わせやすい特徴があります。用途に応じて系統をご提案します。

粉末化の技術と品質管理

葉物パウダーは、乾燥条件で色と香りの残り方が大きく変わります。Agriture社では、仕込みから包装までを一貫して管理し、ロット間のブレを抑えています。

低温乾燥でクロロフィルを保持

葉物のクロロフィルは熱で分解が進み、退色すると茶色がかった粉末になります。低温でゆっくり水分を抜くことで、鮮やかなグリーンを粉末に残します。

粉砕時の発熱コントロール

粉砕工程では摩擦熱で粉末温度が上がりやすく、辛み成分(イソチオシアネート)と青葉香の両方が揮発します。粉砕ロットを小さくし、休止時間を入れながら粒度を揃えます。

遮光包装で退色を防止

葉物パウダーは光でも退色が進むため、仕上がった粉末は速やかに遮光包装に移します。業務用バルクは遮光袋、小袋・スティックは遮光フィルムを採用します。

TIPS:水菜パウダーで京野菜らしい色と風味を出す配合

和風ドレッシングに使う場合は、全体の0.5〜1%のパウダーを加えると鮮やかなグリーンと京野菜らしい風味が立ち上がります。麺生地では小麦粉に対して1〜2%を目安に練り込むと、茹で上がりでも緑色が残る生パスタ・うどんが作れます。ふりかけとして使う場合は、塩・白ごま・ちりめんと組み合わせ、水菜パウダーが10〜15%配合だと京野菜の風味が主役になります。

活用シーン・採用事例

水菜パウダーは京野菜の鮮やかな緑と独特の風味が強みです。ご相談が多い用途を5つのカテゴリに整理します。

1. 和風ドレッシング・ソース

  • 水菜と柚子の和風ドレッシング
  • ごま油・醤油ベースの京野菜ドレッシング
  • ポン酢・マリネ液への緑色アクセント
  • 和風タルタルソース・和風マヨ

2. 麺類・麺つゆ

  • 京野菜うどん・パスタ生地への練り込み
  • ざるそば・冷やしうどん用の和風つけつゆ
  • 生パスタ・ラビオリの色付け
  • ラーメンスープのトッピングパウダー

3. ふりかけ・シーズニング

  • 水菜と塩・ごまの京野菜ふりかけ
  • おにぎりの素・お茶漬けの具材
  • 肉・魚の下味用パウダー
  • 京野菜ブレンドシーズニング

4. 製菓・ベーカリー

  • 食パン・フォカッチャへの練り込み
  • 京野菜スコーン・マフィンの生地
  • クラッカー・グリッシーニの色付け
  • 和菓子(草餅系)の代替グリーン原料

5. 健康食品・飲料

  • 青汁ミックス・グリーンスムージーの原料
  • 野菜パウダー健康食品への配合
  • スティック飲料(お湯で溶かすタイプ)
  • プロテインドリンク・野菜スープミックス

京野菜ブレンドの設計は乾燥水菜ページやキャベツパウダーもご参照ください。薬膳・健康食品領域では野菜薬膳のレシピと組み合わせてのご提案もできます。

粉末の使い方・ブレンド設計

原料形状では戻し工程が必要ですが、パウダーは液体にそのまま分散できるのが利点です。粉体特有の運用ポイントを整理します。

使い方の基本

  • ドレッシング:オイル+酢100gに対して0.5〜1gを加えてよく混ぜる
  • 麺生地:小麦粉100gに対して1〜2gを練り込む
  • ベーカリー生地:小麦粉100gに対して0.5〜1gを配合
  • ふりかけ:塩・ごま・海苔と組み合わせ、全体の10〜15%配合
  • スムージー:200mlに対して1〜2gを溶かす

ブレンド設計の例

  • 京野菜ふりかけ:水菜15%+塩20%+白ごま30%+海苔20%+ちりめん15%
  • 和風ドレッシング:醤油40%+酢30%+ごま油20%+水菜パウダー5%+砂糖・塩5%
  • 京野菜うどん生地:小麦粉95%+水菜パウダー3%+塩2%
  • 青汁ミックス:水菜30%+ケール粉30%+大麦若葉25%+抹茶15%

保管方法

  • 未開封時:高温多湿・直射日光を避け、常温の冷暗所で保管
  • 開封後:湿気を吸いやすいため、チャック袋や密閉容器に移し替え、冷蔵庫保管も可
  • 賞味期限は出荷日から6ヶ月程度。開封後は1〜2ヶ月を目安に使い切り
  • ダマになった場合は、茶こしでふるってから使用すると均一に分散する

関連記事・他の葉物原料

Agriture社で取り扱う葉物系パウダーおよび関連原料です。京野菜ブレンドや健康食品の設計時にご活用ください。

取り扱い製品がわかる商品カタログ

小ロット〜大ロットまで柔軟に対応

乾燥野菜
  • 100g~の小ロットから販売
  • 日本各地の伝統野菜の取扱い
  • ドライフルーツ/ハーブも対応

よくあるご質問

乾燥水菜(原料形状)と水菜パウダーはどう使い分けますか?

原料形状はシャキシャキの食感を残したい用途、鍋・サラダ・スープ具材・炒め物に向きます。パウダーは色と香りを均一に広げたい用途、ドレッシング・麺つゆ・生パスタ生地・ふりかけに向きます。同じレシピで両方を併用し、風味の厚みと食感を両立させるケースもあります。

粉末の緑色はどのくらい残りますか?

低温乾燥と粉砕時の発熱抑制により、鮮やかな黄緑〜緑色を保った仕上がりになります。ただし光と熱に弱い成分のため、遮光包装を推奨し、開封後は密閉容器での保管をお願いしています。生パスタ生地に練り込んだ場合、茹で上がりでも緑色が残る設計が可能です。

京都産の水菜を指定できますか?

対応可能です。京都府内の在来京みずな系統での受託乾燥・粉砕もご相談いただけます。京都産指定は原料仕入れ量に応じてリードタイムが伸びる場合があるため、ロットとスケジュールを事前にお知らせください。京都ブランドを活かしたい商品設計に向きます。

粒度は選べますか?

細挽き(ドレッシング・飲料で溶けやすい微粉)、中挽き(麺生地・パンで具材感が残る粒度)、粗挽き(ふりかけ・仕上げ用)の3段階で試作できます。同じ原料から粒度だけを変えた比較試作も可能で、最終製品の口当たりと色の見え方を同時に詰められます。

試作の最小ロットはどのくらいですか?

試作は原料1kgからお受けしています。想定する最終製品の仕様・配合・ロット・スケジュールをお聞きしたうえで、個別に見積と納期をご提案します。パウダー単体での供給はもちろん、ドレッシング・麺つゆ・ふりかけ・生パスタなどの最終製品化までを一貫して相談いただけます。

賞味期限と保存方法を教えてください。

賞味期限は出荷日から6ヶ月程度です。未開封時は高温多湿と直射日光を避け、常温の冷暗所で保管してください。パウダーは湿気を吸いやすいため、開封後はチャック袋や密閉容器に移し替え、1〜2ヶ月を目安に使い切ることをおすすめします。葉物パウダーは光で退色が進むため、遮光容器の使用を推奨します。

他の葉物パウダーとのブレンド設計はできますか?

対応可能です。キャベツ・セロリ・ほうれん草・大麦若葉など他の葉物・緑系パウダーと組み合わせた青汁ミックス・健康食品・京野菜ブレンドふりかけなどの設計をご相談いただけます。配合比・ロット・包装形態を事前に決めておけば、最終製品に近い粉末の状態で納品するプリミックス運用も可能です。

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この記事を書いた人

小島 怜のアバター 小島 怜 Agriture CEO

株式会社Agriture CEO/乾燥野菜やドライフルーツを中心とした受託加工・OEM事業。京都府内の農家と連携し、規格外野菜の活用や6次産業化支援を通じて、「持続可能な食の流通」を追求している。製造現場での豊富な実体験を活かし、商品企画から試作、小ロット対応、パッケージ設計、販路開拓支援まで、OEMを検討するすべての事業者に伴走するサポートを提供。

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