乾燥金木犀
乾燥金木犀は、秋に咲くモクセイ科モクセイ属の小花「金木犀」を、花のかたちと香りを残したまま原料化した業務用素材です。オレンジ色の小さな花が房状に集まり、甘く濃厚な芳香を放つことが特徴で、その色と香りを低温乾燥で封じ込めています。Agriture社では、同じ金木犀を微粉末化した金木犀パウダー(受注対応)と併走で展開しており、花の粒・彩りを残したい用途は乾燥金木犀、シロップや生地・粉体への香りづけにはパウダー、という棲み分けでご提案しています。
食用花(エディブルフラワー)やハーブ系の乾燥素材と比較すると、金木犀は「オレンジ色の小花」「甘く強い芳香」「桂花茶や桂花シロップに代表される中国茶文化での定番性」で差別化できます。桂花茶・フレーバーティーのブレンド、ゼリー・焼き菓子・和菓子の香りづけと彩り、シロップやジャムの風味づけ、ポプリ・ハーバリウムなどクラフト原料として、試作相談が多い素材です。
Agritureの乾燥金木犀、3つのこだわり
1. 甘い芳香を活かす低温乾燥
金木犀の魅力は、甘く濃厚な芳香です。Agriture社では、乾燥温度を抑え、短時間で水分を抜く設計にして、香りをできるだけ仕上がりに残しています。湯に浸したときに甘い香りが立ち上がることが、桂花茶やシロップ、製菓の風味を左右する要素になります。
2. 花のかたちと彩りを残す扱い
金木犀は小さな花を崩しすぎないよう丁寧に扱って乾燥します。花の粒が残ることで、桂花茶や飲料に浮かべたときの見た目、和菓子・焼き菓子に散らしたときの彩りに金木犀らしさが伝わります。用途に合わせて、花のまま残す仕様と、ほぐした仕様を選定いただけます。
3. 香りと色の見極めによる原料化
Agriture社では、花の鮮やかなオレンジ色と甘い香りの立ち方を見極めて原料化しています。香りや色は収穫時期や乾燥条件で大きく変わるため、桂花茶・製菓・クラフトメーカーの試作で求められる仕上がりに合わせ、ロットごとに状態を確認したうえで供給ラインを組みます。
取り扱い製品がわかる商品カタログ
小ロット〜大ロットまで柔軟に対応

- 100g~の小ロットから販売
- 日本各地の伝統野菜の取扱い
- ドライフルーツ/ハーブも対応
乾燥金木犀の特徴
花系の乾燥原料のなかでも、金木犀はオレンジ色の小花・甘い芳香・中国茶文化での存在感で独自のポジションを持つ素材です。花素材としての強みを6つの観点で整理します。
甘く強い芳香
金木犀は、甘く濃厚な芳香を放つことで知られる花です。少量でも香りの輪郭がはっきりしており、桂花茶・フレーバーティー・シロップ・製菓など、香りを主役にしたい商品設計に向きます。
オレンジ色の小花
小さなオレンジ色の花が房状に集まる姿が特徴です。飲料に浮かべる、和菓子・焼き菓子に散らすなど、点で効く彩りとして使え、ほかの花素材にはない金木犀らしい見た目を演出できます。
桂花茶・中国茶文化での定番性
桂花(けいか)として、桂花茶や桂花シロップなど中国の食文化で親しまれてきた花です。常温保管できる乾燥品なら、季節を問わず金木犀の香りを最終製品に取り入れられます。
飲料・製菓への展開力
湯に浸して香りを移す、シロップやジャムに漬け込む、生地に練り込むなど、飲料から製菓まで幅広く展開できます。香りと彩りを同時に出せる点が、フレーバー商品の設計で重宝されます。
クラフト素材としての適性
花のかたちと色を活かし、ポプリ・ハーバリウム・サシェなどクラフト原料としても使えます。香りと見た目を兼ね備えた花素材として、雑貨・ギフト商品のアクセントに向きます。
パウダー化との併用
微粉末化した金木犀パウダー(受注対応)と併用することで、花の粒感(乾燥花)とシロップ・生地への香りづけ(パウダー)を両立したレシピ設計ができます。
製品仕様(業務用)
試作段階の基本仕様は以下の通りです。仕入れロット・納期・包装形態は個別相談で詰めます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | 乾燥金木犀 |
| 原材料 | 金木犀(花) |
| 形状 | 花のまま。用途に応じてほぐし仕様にも対応 |
| 外観 | オレンジ色の小花 |
| 香り | 金木犀特有の甘く濃厚な芳香 |
| 内容量 | 用途・ロットに応じて個別見積 |
| 賞味期限 | 出荷日から6ヶ月程度 |
| 保存方法 | 高温多湿・直射日光を避け、開封後は密閉して冷暗所で保管 |
| 試作最小ロット | 要問合せ |
カスタマイズ対応
花のかたち・包装・最終製品化までを試作段階から相談いただけます。記録を残しながらレシピを詰めるため、試作と量産で仕様がぶれにくい体制です。
| 項目 | 対応 | 詳細 |
|---|---|---|
| 形状調整 | 花のまま/ほぐし | 飲料に浮かべる用途は花のまま、生地に練り込む用途はほぐし仕様で設計 |
| パウダー化 | 微粉末(受注対応) | 製菓・シロップ・飲料の香りづけ・粉体配合向け |
| ブレンド設計 | 茶葉・他の花素材との複合 | 桂花茶・フレーバーティー・ハーブブレンドの設計 |
| 包装形態 | 業務用バルク/小袋/個包装 | 製菓原料用バルクからギフト・クラフト用パックまで対応 |
| OEM製品化 | 最終製品までの一貫対応 | 桂花茶・フレーバー菓子・シロップ商品の企画から生産まで |
微粉末タイプをご検討の方へ
製菓・シロップ・飲料への香りづけや粉体配合など、金木犀の香りを均一に広げたい用途には、微粉末化した金木犀パウダー(受注対応)が向きます。パウダー原料の一覧もあわせてご覧ください。
品種・生産者・産地のこだわり
金木犀はモクセイ科モクセイ属の常緑樹で、秋にオレンジ色の小花を咲かせ、甘い芳香を放つ花として親しまれてきました。Agriture社では、花の色・香りの立ち方・乾燥後の状態までを原料設計の軸にしています。
BRAND|金木犀原料の立ち位置
桂花茶・桂花シロップ・桂花陳酒など、中国の食文化で香りづけに使われてきた花が金木犀です。Agriture社では、この甘い香りとオレンジ色を業務用原料に落とし込み、飲料・製菓・クラフトまで幅広い最終製品に使える素材として提供しています。
PRODUCER|仕入れと連携の基本方針
花の色の鮮やかさ・香りの強さ・状態の揃ったロットを仕入れ先と直接すり合わせて選定します。試作段階では複数の仕入れ先から少量ずつ取り寄せ、乾燥後の香り保持・色の残り方で評価した上で、量産ロットの供給ラインを組みます。
SELECTION|原料選定の考え方
金木犀は香りと色が命の花素材です。Agriture社では、桂花茶向けに香りを重視するロット、製菓・クラフト向けに花のかたちと彩りを重視するロットなど、用途に合わせて原料を選び分けています。産地を限定せず、求める仕上がりに合う花を見極めることを優先しています。
SEASON|収穫時期と香り
金木犀は秋に短い期間だけ花を咲かせ、満開の数日で一斉に香りが立ちます。香りがもっとも強くのる時期に摘み取った花を、速やかに乾燥へ移すことで、甘い芳香を残した原料に仕上げています。
低温乾燥の技術と品質管理
摘み取り後の速やかな乾燥
金木犀の花は、摘み取った後に時間が経つと香りが飛び、色もくすみやすくなります。摘み取りから乾燥への移行を速やかに行うことで、甘い香りとオレンジ色を両立する条件で仕上げています。
低温乾燥による香りと色の保持
高温乾燥は甘い香りを飛ばし、花の色もくすませやすくなります。低温帯でじっくり水分を抜くことで、湯に浸したときにも香りが立ち、オレンジ色が残る仕上がりにしています。桂花茶や製菓の原料として、香りと見た目に金木犀らしさが伝わる原料を目指しています。茶に使う場合は、花を熱湯に短時間浸すと香りが立ちます。シロップに使う場合は、砂糖や蜜に花を漬け込むと、香りと色が液に移ります。
活用シーン
Agriture社で試作相談をいただく用途を6つのカテゴリに整理します。いずれも、金木犀の香り・オレンジ色・花のかたちを活かしたレシピ設計の例です。
1. 桂花茶・フレーバーティー
桂花茶や、緑茶・烏龍茶・紅茶とブレンドしたフレーバーティーの香りづけ原料として使えます。花を熱湯に浸すと甘い香りが立ち、飲料に浮かべた花の彩りも演出になります。常温在庫として確保でき、季節を問わず金木犀のお茶を商品化できます。
2. 和菓子・焼き菓子
寒天・ゼリー・羊羹・蒸し菓子・クッキーなど、和菓子・焼き菓子の香りづけと彩りに使えます。花を散らす、生地に練り込む、シロップにして流し込むなど、香りとオレンジ色を活かした製菓商品に展開できます。
3. シロップ・ジャム・はちみつ漬け
砂糖や蜜に漬け込む桂花シロップ(糖桂花)、ジャム、はちみつ漬けの原料として使えます。漬け込むことで香りと色が液に移り、ドリンクのトッピング・かき氷シロップ・トーストやヨーグルトのソースなど幅広く展開できます。
4. ドリンク・カクテル・リキュール
桂花陳酒に代表されるリキュールや、ノンアルコールドリンク・カクテルの香りづけに使えます。花を酒や水に漬けると甘い香りが移り、飲料に浮かべた花が見た目のアクセントになります。フレーバードリンク・クラフトリキュールの設計に向きます。
5. ポプリ・ハーバリウム・クラフト
花のかたちと色、甘い香りを活かし、ポプリ・サシェ・ハーバリウムなどクラフト原料として使えます。雑貨・インテリア・ギフト商品の素材として、香りと見た目の両方を打ち出した商品設計のアクセントに向きます。
6. ギフト・季節商品
金木犀の香りを打ち出した季節限定の菓子・茶・ドリンクなど、秋のギフト・季節商品の素材として組み込めます。香りと彩りで季節感を出しやすく、贈答・期間限定商品の話題づくりに向きます。パウダーと組み合わせれば、香りづけと花の粒感を両立できます。
業務用の使い方・戻し方
使い方の基本
- 茶・飲料向け:花を熱湯に2〜4分浸して香りを抽出する。緑茶・烏龍茶とのブレンドにも
- シロップ向け:砂糖や蜜に花を漬け込むと、香りと色が液に移る
- 製菓向け:生地に練り込む、または焼成前後に散らして香りと彩りを添える
- 抽出した湯やシロップは香りが出ているため、ドリンク・菓子にそのまま使うとよい
配合目安
- 桂花茶:湯150mlに対して乾燥1〜2gを目安に浸す
- フレーバーティー:茶葉10gに対して乾燥1〜2gをブレンド
- シロップ:砂糖100gに対して乾燥3〜5gを漬け込む
- 焼き菓子:生地100gに対して乾燥1〜3gを練り込み
保管方法
- 未開封時:高温多湿・直射日光を避け、常温の冷暗所で保管
- 開封後:チャック袋・密閉容器に移し替え、1〜2ヶ月を目安に使い切り
- 賞味期限は出荷日から6ヶ月程度。光と吸湿で香りと色が変わるため注意
- 香りが飛びやすい素材のため、開封後はできるだけ早めに使い切る
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- ドライフルーツ/ハーブも対応
よくあるご質問
食用花のバラとの違いは何ですか?
金木犀はモクセイ科の小さなオレンジ色の花で、甘く濃厚な芳香が持ち味です。花びらが大きく華やかな食用バラに対して、金木犀は粒の小さな花が房状に集まり、香りの強さで存在感を出します。桂花茶・桂花シロップなど中国茶文化での定番性があり、乾燥バラ(食用バラ)とは香りと用途で使い分けいただけます。
香りはどの程度残りますか?
摘み取りから速やかに低温乾燥へ移行することで、甘い香りを残した仕上がりにしています。湯に浸すと香りが立ち、桂花茶・シロップ・製菓の風味として確認いただけます。香りは飛びやすい性質があり、高温調理や長時間の保管・吸湿で弱まりやすいため、最終製品の加熱条件・保管設計には注意が必要です。
桂花茶に使えますか?
ご相談が多い用途の一つです。花を熱湯に浸すだけで甘い香りが抽出でき、単体の桂花茶のほか、緑茶・烏龍茶・紅茶とブレンドしたフレーバーティーにも展開できます。飲料に浮かべたオレンジ色の花が見た目の演出にもなり、季節を問わず商品化いただけます。
金木犀パウダーとの使い分けは?
乾燥金木犀は「花の粒感・彩りを残したい用途」、パウダーは「製菓・シロップ・飲料への香りづけや粉体配合」という棲み分けになります。桂花茶・飲料に浮かべる用途は乾燥花、生地やソースに均一に香りを広げたい用途はパウダーが向きます。併用することで、花の粒感と均一な香りづけを両立したレシピ設計が可能です。
試作の最小ロットはどのくらいですか?
試作のロットは要問合せでお受けしています。花のまま残す仕様とほぐし仕様の比較、桂花茶用と製菓用の仕様比較など、複数条件を並行で試作できます。OEM最終製品化まで含めてご相談いただけます。想定する最終製品の仕様・ロット・スケジュールをお聞きしたうえで、個別に見積と納期をご提案します。
賞味期限と保存方法を教えてください。
賞味期限は出荷日から6ヶ月程度です。未開封時は高温多湿・直射日光を避け、常温の冷暗所で保管してください。金木犀は光と吸湿で香りと色が変わりやすいため、開封後はチャック袋・遮光容器に移し替え、1〜2ヶ月を目安に使い切ることをおすすめします。冷蔵保管も可能ですが、取り出し直後の結露には注意し、常温に戻してから開封してください。
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