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乾燥明日葉

乾燥明日葉は、セリ科のスーパーフードとして注目されてきた葉物野菜を、リーフ(乾燥葉)・粗砕(カット)の2形状で原料化した業務用素材です。明日葉特有のカルコン系成分と、青々しさの中に広がる独特のコクを、低温乾燥で封じ込めています。Agriture社では、同じ明日葉を微粉末化した明日葉パウダーと併走で展開しており、茶葉として・ブレンドティーのコア素材として使う用途は乾燥明日葉、青汁・サプリメント・健康食品の粉体配合にはパウダー、という棲み分けでご提案しています。

モリンガ・ケール・ゴーヤなど他のスーパーフード系素材と比較すると、明日葉は「カルコン(特に4-ヒドロキシデリシン・キサントアンゲロール)」「青汁文化での定番性」「八丈島ブランドの歴史」で差別化できます。健康茶OEM・ブレンドティー・ハーブティー・青汁・サプリメント・健康食品の原料として、試作相談が多い素材です。

目次

Agritureの乾燥明日葉、3つのこだわり

明日葉は葉・茎ともに鮮度落ちが早く、乾燥時の色飛び・香り飛びが品質を左右する葉物です。Agriture社では、収穫後の一次処理から仕上げ包装までを自社加工所で一貫管理し、茶葉・健康食品のどちらにも向く仕上がりを目指しています。

1. カルコンを守る低温設計

明日葉の特徴成分であるカルコン類(黄色い切り口の汁液に含まれる黄色色素)は、熱と光に弱いとされる成分です。Agriture社では、乾燥温度を抑え、直接光に当てない環境で水分を抜くことで、茎の切り口に含まれる成分を可能な限り仕上がりに残す設計にしています。

2. リーフ・粗砕の2形状

リーフ(乾燥葉の形状を残した仕様)はハーブティー・ブレンドティーの茶葉素材向け、粗砕(カット)は健康茶のティーバッグ・健康食品原料・ブレンド茶の主原料向けに向きます。同じ原料から形状を切り替えて試作できるため、最終製品の見た目と抽出性に合わせて選定いただけます。

3. 青い香りを残す仕上げ

明日葉は独特の青々しさと、セリ科植物特有のかすかな苦味を持ちます。低温・短時間で水分を抜く設計により、茶として抽出したときに青い香りと明日葉らしいコクが立ち上がる仕上がりにしています。ブレンドティーのベースとしても、主役の茶葉としても使える風味バランスを目指しています。

取り扱い製品がわかる商品カタログ

小ロット〜大ロットまで柔軟に対応

乾燥野菜
  • 100g~の小ロットから販売
  • 日本各地の伝統野菜の取扱い
  • ドライフルーツ/ハーブも対応

乾燥明日葉の特徴

葉物乾燥原料のなかでも、明日葉はカルコン系成分・青汁文化での定番性・ブレンドティー素材としての使いやすさで独自のポジションを持つ素材です。リーフ・粗砕それぞれの用途を想定した強みを6つの観点で整理します。

カルコン系成分の着眼点

明日葉の茎の黄色い切り口には、カルコン類(4-ヒドロキシデリシン・キサントアンゲロール)が含まれるとされ、健康機能性素材として関心を集めてきた代表成分です。青汁・サプリメント・健康食品のコンセプト原料として使いやすい素材です。

2形状で用途別に対応

リーフはハーブティー・ブレンドティーの茶葉素材向け、粗砕はティーバッグ・健康食品原料・ブレンド茶向け。同じ原料から形状を切り替えた試作ができます。

青汁・健康茶文化の定番性

八丈島を中心に古くから健康素材として親しまれ、青汁・健康茶のメインブレンドとして市場に定着してきた素材です。健康食品OEMで信頼感のあるコア素材として選ばれやすい原料です。

ブレンドティー素材としての馴染みやすさ

緑茶・ほうじ茶・杜仲茶・ルイボス・ハーブ類など、他の茶葉・茶素材とブレンドしやすい風味を持ちます。単独使用でも、ベース茶葉としてのブレンド使用でも設計が広がります。

カフェインレス素材

明日葉はカフェインを含まない葉物のため、夜間・妊婦・子ども向けにも使えるハーブティー設計が可能です。ノンカフェイン健康茶・ママ向けブレンド茶の原料として使いやすい素材です。

パウダー化との併用

微粉末化した明日葉パウダーと併用することで、茶葉(乾燥品)と青汁・サプリメントへの粉体配合(パウダー)を両立したブランド設計ができます。

製品仕様(業務用)

試作段階の基本仕様は以下の通りです。仕入れロット・納期・包装形態は個別相談で詰めます。

項目内容
商品名乾燥明日葉
原材料明日葉(国産)
形状リーフ(乾燥葉の形状を残した仕様)/粗砕(カット)の2形状展開
外観濃い緑〜深緑色、茎部分の切り口には淡い黄色の色素が残る
香りセリ科特有の青い香りと、明日葉らしいかすかな苦味を伴うコク
内容量用途・ロットに応じて個別見積
賞味期限出荷日から6ヶ月程度
保存方法高温多湿・直射日光を避け、開封後は密閉して冷暗所で保管
加工所京都府内の自社加工所
試作最小ロット原料1kg〜

カスタマイズ対応

形状・カット粒径・葉茎比率・包装・最終製品化までを試作段階から相談いただけます。記録を残しながらレシピを詰めるため、試作と量産で仕様がぶれにくい体制です。

項目対応詳細
形状調整リーフ/粗砕茶葉用途・ティーバッグ用途に応じて仕様を設計
カット粒径粗め/標準/細めティーバッグの抽出性・ブレンド配合性を調整
葉茎比率葉優先/標準/茎優先葉重視の風味か、茎のカルコン由来の着眼点重視かで選択
ブレンド設計他茶葉・ハーブとの複合緑茶・ほうじ茶・ルイボス・ハーブとのブレンドティー設計
包装形態業務用バルク/ティーバッグ/小袋三角ティーバッグ・サプリ用バルクまで対応
OEM製品化最終製品までの一貫対応健康茶・ブレンドティー・青汁・サプリメントの企画から生産まで

微粉末タイプをお探しの方へ

青汁・スムージー・サプリメント・健康食品の粉体配合など、明日葉の成分を均一に広げたい用途には、微粉末化した明日葉パウダーが向きます。細挽き・中挽き・粗挽きから粒度を選べ、液体・粉体製品どちらにも分散できるのが強みです。

明日葉パウダーの詳細を見る

品種・生産者・産地のこだわり

明日葉はセリ科シシウド属の多年草で、伊豆諸島(八丈島・大島)を中心に古くから食用・薬用に使われてきたスーパーフードです。Agriture社では、産地・系統・収穫時期までを原料設計の軸にしています。

BRAND|明日葉原料の立ち位置

「今日摘んでも明日には新しい葉が出る」という名前の由来が示す生命力の強さから、スーパーフードとして青汁・健康茶文化に深く根付いてきたのが明日葉です。Agriture社では、この文化的背景を業務用原料に落とし込み、健康茶・ブレンドティー・青汁・サプリメントまで幅広い最終製品に使える素材として提供しています。

PRODUCER|仕入れと連携の基本方針

葉と茎のバランスが良く、茎の切り口に鮮やかな黄色い汁液が出るロットを産地と直接すり合わせて選定します。試作段階では複数の仕入れ先から少量ずつ取り寄せ、乾燥時の色残り・風味の安定性で評価した上で、量産ロットの供給ラインを組みます。

REGION|主産地の特徴

伊豆諸島(八丈島・大島・三宅島)が国内の代表的な産地で、温暖な海洋性気候と火山性土壌が明日葉栽培に向いています。そのほか静岡・千葉など本州でも栽培されており、産地ごとに葉の厚み・茎の太さ・風味が異なります。Agriture社では、用途に応じてこれらの産地を使い分け、風味と成分のバランスを取った原料を選びます。

CULTIVATION|収穫時期と風味

明日葉は春〜秋にかけて繰り返し収穫できる多年草で、収穫時期によって葉の厚み・苦味・香りが変わります。春〜初夏の若葉は柔らかく青い香りが強く、夏〜秋の成葉はコクが深まる傾向です。Agriture社では、茶葉向けは香り重視のロット、健康食品向けはコク重視のロットを使い分けています。

低温乾燥の技術と品質管理

明日葉の乾燥は、色の保持・香り飛びの抑制・カルコン成分の残存性の3点をどう両立するかが品質を決めます。Agriture社では、洗浄・カット・乾燥・ふるい分け・包装までを一貫管理し、ロット差の少ない仕上がりを目指しています。

光と熱を避ける乾燥条件

カルコン類をはじめとする明日葉の特徴成分は、光と熱により変化しやすい性質を持ちます。直射日光を避けた遮光環境で低温乾燥することで、成分の残存性と色の保持を両立する条件に仕上げています。

香りを残す短時間乾燥

長時間の乾燥は、明日葉特有の青い香りを飛ばしてしまいます。水分量・葉の厚みに応じて乾燥時間を最適化し、風味の損失を抑えた仕上がりにしています。茶として抽出したときに、青々しさと明日葉らしいコクが立ち上がる原料を目指しています。

異物・粒度の管理

原料投入時の目視選別と、仕上がり後のふるい分けで規格外の大葉・細粉を除去します。リーフのサイズ・粗砕の粒径を揃えることで、ティーバッグ充填・ブレンドティー配合の計量精度が安定します。

TIPS:明日葉の風味を活かすブレンド設計

単独で健康茶として抽出する場合は、沸騰湯を80〜90℃に落としてから3〜5分蒸らすと、青々しさと苦味のバランスが取れた一杯になります。ブレンドティーのベース素材として使う場合は、ほうじ茶・杜仲茶・ルイボスなど香ばしい茶葉と合わせると、明日葉の青さが引き立ちすぎず飲みやすい風味に仕上がります。ノンカフェインの健康茶として設計する場合は、ハーブ類(レモングラス・ミント)との相性が良く、清涼感のある健康茶ブランドの主力素材として使いやすい組み合わせです。青汁・スムージー用途では粗砕をさらに粉砕してパウダー化することで、液体への分散性が高まります。

活用シーン・採用事例

Agriture社で試作相談をいただく用途を6つのカテゴリに整理します。いずれも、明日葉のカルコン系着眼点と青々しさを活かしたレシピ設計の例です。

1. 健康茶・ブレンドティー

  • 明日葉単独の健康茶(リーフまたは粗砕をティーバッグに)
  • 緑茶・ほうじ茶とのブレンド健康茶
  • 杜仲茶・ルイボス・ハトムギとのブレンド茶
  • ノンカフェイン健康茶シリーズの主原料

2. ハーブティー・リラックス茶

  • レモングラス・ミント・カモミールとのハーブティー
  • 妊婦・授乳期向けノンカフェインブレンド
  • 子ども向け健康ハーブティー
  • おやすみ前向けのリラックスブレンド

3. 青汁・粉末飲料(粉砕して使用)

  • 明日葉青汁の原料(さらに粉砕してパウダー化)
  • ケール・モリンガとの複合青汁
  • グリーンスムージーミックスの素材
  • 粉末健康飲料のベース原料

4. サプリメント・健康食品原料

  • 錠剤・カプセル系サプリメントの原料(粉砕して配合)
  • 機能性表示食品・健康食品のブレンド素材
  • ダイエット系・エイジングケア系サプリの配合原料
  • 粉末・顆粒タイプ健康食品のベース

5. 食品加工・製菓原料

  • 健康志向パン・クッキーへの練り込み
  • グリーン系クラフトチョコレートの素材
  • 和菓子(もち・団子)のグリーン着色素材
  • パスタ・麺類への練り込み原料

6. ギフト・ウェルネスブランド素材

  • 健康志向ギフトセットの茶葉素材
  • ウェルネスブランドの主原料
  • ホテル・旅館のアメニティ茶葉
  • スパ・エステ施設のリラックス茶

健康茶・スーパーフード系の組み合わせ設計は乾燥ケール乾燥モリンガのページもご確認ください。青汁・サプリメントへの粉体配合には明日葉パウダーとの併用が向きます。

業務用の使い方・戻し方

抽出・使い方の基本

  • リーフ:80〜90℃のお湯で3〜5分蒸らす。急須・ティーポットでの抽出に向く
  • 粗砕:ティーバッグに充填して抽出。90〜95℃の熱湯で2〜3分で抽出性が高い
  • 水出し:粗砕をボトルに入れて冷水で4〜6時間抽出。夏向けの冷茶設計に
  • 料理練り込み:さらに粉砕し、パン・パスタ生地に0.5〜2%配合

配合目安

  • 単独健康茶:300mlのお湯に対して乾燥2〜3g
  • ブレンドティー:他茶葉との比率は主役設計なら30〜50%、脇役なら10〜20%
  • ティーバッグ充填:1袋1.5〜3gが標準
  • サプリメント錠剤:機能性表示・一日摂取目安に合わせて粉砕後に配合

保管方法

  • 未開封時:高温多湿・直射日光を避け、常温の冷暗所で保管
  • 開封後:チャック袋・遮光容器に移し替え、1〜2ヶ月を目安に使い切り
  • 賞味期限は出荷日から6ヶ月程度。光と熱で成分と色が変化するため注意
  • 他の香りの強い素材と分けて保管し、香りの移りを防ぐ

関連する事例・記事

取り扱い製品がわかる商品カタログ

小ロット〜大ロットまで柔軟に対応

乾燥野菜
  • 100g~の小ロットから販売
  • 日本各地の伝統野菜の取扱い
  • ドライフルーツ/ハーブも対応

よくあるご質問

リーフと粗砕はどう使い分けますか?

リーフは乾燥葉の形状を残した仕様で、急須・ティーポットでの抽出、見た目に葉感を活かしたブレンドティー、ギフト用茶葉などに向きます。粗砕はカット処理を施した仕様で、ティーバッグ充填・健康食品原料・ブレンド茶の主原料に使いやすい形状です。1ロットで両形状の併用発注にも対応します。

カルコン類の含有量はどの程度ですか?

カルコン類(4-ヒドロキシデリシン・キサントアンゲロール等)の含有量は、産地・収穫時期・葉茎比率で変動する成分です。茎部分の切り口に含まれる黄色い汁液に多いとされるため、茎優先ロットを選ぶことで成分を重視した設計が可能です。具体的な含有量の分析データが必要な場合は、試作時に外部分析のご相談も受けています。成分は「代表的な着眼点」としての目安で、条件により変動します。

明日葉パウダーとの使い分けは?

乾燥明日葉は「茶葉・ブレンドティーのコア素材としてハーブ感・葉感を残したい用途」、パウダーは「青汁・スムージー・サプリメント・粉体健康食品への分散」という棲み分けになります。茶葉としての使用は乾燥品、液体・粉体製品への配合はパウダーが向きます。併用することで、茶と青汁を揃えた健康食品ブランド設計が可能です。

ノンカフェインですか?

明日葉はセリ科の葉物野菜で、もともとカフェインを含まない素材です。夜間向け健康茶・妊婦・授乳期向けブレンド・子ども向けハーブティーなど、カフェインを避けたい設計のコア素材として使いやすい原料です。緑茶・紅茶・烏龍茶などのカフェイン茶葉とブレンドする場合は、最終製品のカフェイン含有量表示を設計時に検討してください。

ブレンドティー設計のコツは?

ご相談が多い用途の一つです。明日葉は青さと軽いコクが特徴のため、ほうじ茶・杜仲茶・ルイボスなどの香ばしい茶葉と合わせると飲みやすい仕上がりになります。ハーブ類ではレモングラス・ミント・カモミールとの相性が良く、清涼感のあるブレンドに向きます。甘みを加えたい場合は甘茶・ステビア葉とのブレンドも試作可能です。比率は主役設計で30〜50%、脇役で10〜20%が目安です。

試作の最小ロットはどのくらいですか?

試作は原料1kgからお受けしています。リーフ・粗砕の形状比較、葉茎比率の違いによる風味比較、ブレンドティー設計の試作など、複数条件を並行で進められます。本製造は10kg〜、OEM最終製品化まで含めてご相談いただけます。想定する最終製品の仕様・ロット・スケジュールをお聞きしたうえで、個別に見積と納期をご提案します。

賞味期限と保存方法を教えてください。

賞味期限は出荷日から6ヶ月程度です。未開封時は高温多湿・直射日光を避け、常温の冷暗所で保管してください。明日葉は光と熱で成分・色が変化しやすいため、開封後は遮光容器・チャック袋に移し替え、1〜2ヶ月を目安に使い切ることをおすすめします。他の香りの強い茶葉・スパイスとは分けて保管してください。

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この記事を書いた人

小島 怜のアバター 小島 怜 Agriture CEO

株式会社Agriture CEO/乾燥野菜やドライフルーツを中心とした受託加工・OEM事業。京都府内の農家と連携し、規格外野菜の活用や6次産業化支援を通じて、「持続可能な食の流通」を追求している。製造現場での豊富な実体験を活かし、商品企画から試作、小ロット対応、パッケージ設計、販路開拓支援まで、OEMを検討するすべての事業者に伴走するサポートを提供。

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