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国産のアスパラガスの茎を使った「アスパラ茎パウダー」を試作しました

このたびAgritureでは、国産のアスパラガスの茎を使った「アスパラ茎パウダー」を試作しました。前回試作した乾燥アスパラガスに続き、今回は茎の部分だけを取り出してパウダーに加工しています。

茎の硬い部分は通常であれば廃棄されることが多い部位ですが、乾燥・粉砕することでアスパラガスの青々とした香りが凝縮されたパウダーに仕上がりました。穂先よりもむしろ茎のほうが香りが立つという結果は、フードロス削減の観点からも注目できるポイントです。

品質も申し分なく、スープやドレッシングのベース原料、製菓への練り込みなど、用途の幅が広い素材です。アスパラガスの茎を活用した商品開発は、未利用部位のアップサイクルとして食品メーカーの関心も高まっています。

Agritureでは、こうした未利用部位の乾燥加工やパウダー化にも対応しています。フードロス削減と商品価値の両立を目指す素材開発のご相談もお気軽にどうぞ。

OEMについてはこちら

目次

アスパラ茎パウダーの特徴と素材の着眼点

アスパラ茎パウダーは、アスパラガスの穂先ではなく「茎」の部分だけをパウダー化した素材です。通常、茎の下部は硬さから廃棄されがちですが、乾燥・粉砕すると驚くほど香りが良く、パウダー原料として高いポテンシャルを持っています。硬い繊維質が粉砕されることで舌触りも滑らかになり、飲料や製菓への配合に適した仕上がりになります。フードロス削減と高付加価値化を同時に実現できる素材として注目されています。詳しい仕様はアスパラガス商品ページでご確認いただけます。

穂先と茎の違い

アスパラガスの穂先と茎では、乾燥後の特性が大きく異なります。用途に応じた使い分けの目安を整理しました。

比較項目穂先茎(下部)
食感柔らかく、そのまま食べられる硬い繊維質が多い(パウダー化で解消)
香りやや控えめ非常に強く、アスパラらしい風味が濃い
パウダー適性粉砕しやすいが香りは弱め粉砕後に香りが際立ち、配合素材として優秀
フードロス観点そのまま流通可能規格外・廃棄対象になりやすい → パウダー化で価値化

茎の部分は加工前の段階では商品化しにくい部位ですが、パウダーにすることで香りの強さが大きなメリットに転じます。アスパラパウダーの商品ページで粒度などの詳細もご確認いただけます。

開発担当者ワンポイント
茎を粉砕してみて最初に感じたのは「香りがすごく良い」という点でした。穂先より茎のほうがアスパラらしい風味が強く出ます。硬いからこそ繊維に凝縮された香り成分が、パウダー化で一気に広がるイメージです。フードロス対策としても、茎を捨てずに高付加価値の原料に転換できる好事例です。

活用シーンと製品開発アイデア

アスパラ茎パウダーは香りの強さを活かした商品設計に向いています。用途別にアイデアを整理しました。

スープ・ポタージュ

アスパラの濃い風味がスープベースとよく馴染みます。ポタージュのベース粉末や、フリーズドライスープの風味付けに適しています。

  • アスパラポタージュの主原料パウダー
  • コーンスープ・豆乳スープへの風味ブレンド
  • 業務用スープベースのアスパラフレーバー原料

製菓・ベーカリー

淡い緑色と独特の青い風味は、ケーキやクッキーのフレーバーとしても活用できます。抹茶ほど主張が強くなく、野菜スイーツの素材として使いやすいパウダーです。

  • アスパラ風味のフィナンシェ・マドレーヌ
  • 野菜パンケーキ・マフィンの色味と風味付け
  • グリーン系マカロンのフレーバー素材

調味料・ドレッシング

パウダー状のため液体調味料にも溶けやすく、ドレッシングやディップソースの原料に適しています。

  • アスパラ風味のハーブソルト・シーズニング
  • サラダドレッシングの風味ベース
  • パスタソース・リゾットベースへの配合

健康食品・青汁ブレンド

アスパラガスに含まれるアスパラギン酸やルチンに着目した健康食品原料としても使われています。青汁やスムージーミックスへの配合素材として、少量からの試作が可能です。野菜パウダー一覧で他素材との組み合わせもご確認ください。

  • アスパラギン酸配合の機能性ドリンクミックス
  • グリーンスムージー用パウダーブレンド
  • 青汁のベース原料・フレーバー追加素材

Agritureの製造スペックとOEM対応

アスパラ茎パウダーの業務用ロットについて、代表的な仕様をまとめました。茎部位のみの加工にも対応しています。

製造スペック

項目標準仕様(目安)
原料国産アスパラガス(茎部位)
加工工程洗浄 → カット → 熱風乾燥 → 粉砕 → 篩分け → 充填
加工所京都府内の自社加工所
添加物不使用
賞味期限出荷日から6ヶ月程度
最小試作ロット原料1kg〜
本製造ロット原料10kg〜
発行可能書類規格書・原料原産地証明・微生物検査書

カスタマイズ対応

  • 部位: 茎のみ・穂先のみ・全体の3パターンで使い分け可能
  • 粒度: 細挽き(ドリンク向け)・中挽き(製菓向け)を選択可能
  • 配合: 他の野菜パウダー・ハーブとの事前ブレンド対応
  • 包装: 500g袋・1kg袋・5kg業務用袋
  • ラベル: 無印納品のほか、OEM先ブランドでのPB充填対応

OEM試作のご相談の流れ

アスパラ茎パウダーは、部位の指定や粒度の調整で仕上がりが大きく変わります。試作段階での比較検討をおすすめしています。

  1. 乾燥野菜・パウダーOEMお問い合わせフォームから試作内容・希望粒度・想定用途をご連絡
  2. コンセプトヒアリング(Zoomまたはメール)で使用部位・配合先の要件を共有
  3. 原料1kg単位で試作サンプルを発送(通常2〜3週間)。部位違いの比較試作も可能
  4. 試作評価のフィードバックをもとにスペックを確定
  5. 本製造(原料10kg〜)。必要書類の発行に対応

「フードロス削減を訴求した商品を作りたい」「アスパラの香りを活かしたスープを開発したい」など、コンセプトをお伝えいただければ最適な加工条件をご提案します。

取り扱い製品がわかる商品カタログ

小ロット〜大ロットまで柔軟に対応

乾燥野菜
  • 100g~の小ロットから販売
  • 日本各地の伝統野菜の取扱い
  • ドライフルーツ/ハーブも対応

よくあるご質問

Q. なぜ茎の部分だけをパウダーにするのですか?

A. 茎の下部は繊維が硬く、生鮮としては規格外になりやすい部位です。しかしパウダーにすると穂先より香りが濃く出るため、風味原料として高い価値があります。フードロス削減にもつながる加工方法です。

Q. 穂先だけのパウダーも作れますか?

A. 対応可能です。穂先のみ・茎のみ・全体の3パターンで加工できます。用途に応じて部位を使い分けていただけます。

Q. 色はどのような仕上がりになりますか?

A. 薄い黄緑〜緑色のパウダーに仕上がります。穂先に比べると緑の濃さはやや控えめですが、スープやソースに配合すると自然なグリーンの色味が出ます。

Q. 他の野菜パウダーとブレンドできますか?

A. Agritureで加工している60品目以上の野菜・ハーブパウダーと組み合わせ可能です。野菜パウダー一覧ページで取り扱い品目をご確認ください。

Q. 試作の最小ロットは?

A. 原料ベースで1kgから試作可能です。本製造は原料10kg〜が目安です。

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この記事を書いた人

小島 怜のアバター 小島 怜 Agriture CEO

株式会社Agriture CEO/乾燥野菜やドライフルーツを中心とした受託加工・OEM事業。京都府内の農家と連携し、規格外野菜の活用や6次産業化支援を通じて、「持続可能な食の流通」を追求している。製造現場での豊富な実体験を活かし、商品企画から試作、小ロット対応、パッケージ設計、販路開拓支援まで、OEMを検討するすべての事業者に伴走するサポートを提供。

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