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国産のえのきを使った「乾燥えのき」の試作を行いました

この記事の要約
Agritureでは、国産のえのきを使った「乾燥えのき」の試作を行いました。新鮮な国産えのきを低温乾燥し、無添加・無着色で仕上げています。乾燥加工により長期保存が可能となり、旨味や香りが深まります。粉砕してパウダー状にすることで、だし素材や健康食品の開発にも活用できます。

えのきは、日本でもっとも生産量が多いきのこの一つで、クセのない味とシャキッとした食感が特長です。乾燥加工を施すことで長期保存が可能となり、旨味や香りがより深まります。粉砕してパウダー状にすることで、だし素材や健康食品の開発にも活用できます。

乾燥したえのき

今回の試作では、新鮮な国産えのきを低温乾燥し、無添加・無着色で仕上げました。スープやソース、加工食品などへの応用を想定しています。

Agritureでは、野菜やきのこ類の乾燥原料・OEM開発を一貫して行っており、試作から量産までサポート可能です。国産えのきを活かした製品づくりをご検討の企業様は、ぜひお問い合わせください。

OEMについてはこちら

乾燥えのきの特徴と成分の着眼点

えのき(Flammulina velutipes)はタマバリタケ科のきのこで、日本で最も生産量の多いきのこです。乾燥えのきにするとグアニル酸(旨味成分)が凝縮され、天然のだし素材として業務用途で注目されています。ビタミンD・食物繊維・ナイアシンなどが開発時の着眼点になりますが、含有量は栽培条件で変動します。乾燥することで保存性が高まるだけでなく、旨味が凝縮されて「減塩だし」の原料としても試作で使われている素材です。スペック詳細は乾燥えのきの商品ページでご確認いただけます。

生えのき・冷凍・乾燥の使い分け

えのきは加工形態で旨味の出方と用途が変わります。開発段階での選択に、次の比較表を目安にしてください(数値は栽培条件・加工方法で変動します)。

項目生えのき冷凍えのき乾燥えのき
主な用途鍋・味噌汁・炒め物鍋・スープだし原料・スープベース・粉砕して調味料・トッピング
保存期間の目安冷蔵1週間前後冷凍6ヶ月前後出荷日から6ヶ月程度
旨味の強度★★(冷凍で細胞壁が壊れ旨味が出やすい)★★★(グアニル酸が凝縮)
だし用途補助的補助的◎(天然だしの主原料として成立)
減塩設計への活用◎(旨味で塩味を補完できる)

乾燥えのきは水で戻すと旨味成分が溶け出し、透明感のあるだし汁がとれます。粉砕してパウダー状にすると、味噌汁やスープに直接振り入れて使える「だしパウダー」として活用できます。

加工形態のバリエーション

Agritureではホール乾燥(房ごと)・カット乾燥(2〜3cm)・パウダー加工の3形態に対応しています。ホール乾燥は見た目を活かしたスープ・鍋の具材に、カット乾燥はインスタント味噌汁の具材に、パウダーはだし原料や調味料ブレンドに適しています。

開発担当者ワンポイント
えのきは乾燥するとグアニル酸が増え、天然の旨味だし素材になります。塩分を控えたい商品設計で「旨味で塩味を補う」というアプローチに使いやすく、減塩味噌汁やだしパック、離乳食向けだし素材として試作のご相談が増えています。パウダー化すると溶け残りなく旨味を分散できるため、液体調味料への配合にも向いています。

活用シーンと製品開発アイデア

乾燥えのきは「旨味の凝縮」と「減塩設計への活用」を軸にした商品開発に適しています。用途別に代表的なアイデアを紹介します。

だしパック・天然だし素材

乾燥えのきをカットまたはパウダー化して、昆布・かつお節とブレンドしただしパックの原料として使われています。きのこ特有のグアニル酸がだしの旨味に奥行きを加え、化学調味料不使用のだし設計に貢献します。

  • 天然だしパックのブレンド原料(きのこ×昆布×かつお)
  • 粉末だしの素(パウダー加工→分包充填)
  • 離乳食向け天然だし素材(無添加・減塩)

味噌汁・スープ・鍋の具材

カット乾燥えのきはインスタント味噌汁やフリーズドライスープの具材として採用しやすい形状です。お湯を注ぐと短時間で戻り、えのき特有のシャキシャキした食感が楽しめます。乾燥野菜の商品一覧から、他のきのこ類やわかめとのセット設計もご検討いただけます。

  • インスタント味噌汁の具材(カット乾燥)
  • フリーズドライスープ・カップスープの配合素材
  • 鍋セット・スープキットの具材

調味料・シーズニング

えのきパウダーを塩・昆布粉末・かつお粉末と合わせたきのこ系シーズニングや、ふりかけのベース原料として試作が進んでいます。旨味による減塩効果を訴求した調味料の開発にも適した素材です。野菜パウダーの栄養価とメリットも参考にしてください。

  • きのこ旨味シーズニングソルトのブレンド原料
  • ふりかけ・お茶漬けの素の配合素材
  • 減塩調味料の旨味補強原料

健康食品・機能性食品

えのき由来の食物繊維やビタミンDに着目した健康食品の原料としてもご相談があります。パウダー形状のため、タブレット・顆粒・カプセルいずれの剤形にも対応可能です。野菜パウダー一覧ページで他素材との組み合わせもご確認いただけます。

  • きのこ系サプリメントの配合原料
  • 食物繊維配合の健康食品素材
  • ビタミンD補給を訴求するウェルネス商品

Agritureの製造スペックとOEM対応

Agritureの乾燥えのき業務用ロットについて、代表的な仕様をまとめました。ホール・カット・パウダーの3形態に対応しています。乾燥えのきの規格詳細とあわせてご参照ください。

製造スペック

項目標準仕様(目安)
原料国産えのき(契約栽培)
加工工程洗浄 → カット(希望時)→ 低温熱風乾燥(品温管理)→ パウダー加工(希望時)→ 充填
加工形態ホール乾燥・カット乾燥(2〜3cm)・パウダー(粒度調整可)
添加物着色料・酸化防止剤 不使用
保存期間出荷日から6ヶ月程度を目安(保管条件により変動)
最小試作ロット原料1kg〜
本製造ロット原料10kg〜
発行可能書類規格書・原料原産地証明・残留農薬分析表・微生物検査書

カスタマイズ対応

  • 形態: ホール乾燥・カット(2〜3cm)・パウダー(粒度調整可)の3形態
  • 配合: 他のきのこ乾燥品・昆布粉末・かつお粉末との事前ブレンド対応
  • 包装: 500g袋・1kg袋・5kg業務用袋・個包装の対応
  • ラベル: 無印納品のほか、OEM先ブランドでのPB充填対応
  • 産地: 国内契約栽培ルートを複数用意

OEM試作のご相談の流れ

乾燥えのきはカットサイズや乾燥条件で旨味の出方と食感が変わるため、試作段階で用途に合った仕上がりを確認するプロセスをおすすめしています。

  1. 乾燥野菜・パウダーOEMお問い合わせフォームから試作内容・用途・希望形態をご連絡
  2. コンセプトヒアリング(Zoom またはメール)で想定商品と目標の食感・旨味を共有
  3. 原料1kg単位で試作サンプルを発送(通常2〜3週間)。カットサイズ違いの比較試作が可能
  4. 試作評価のフィードバックをもとにスペックを確定
  5. 本製造(原料10kg〜)。必要書類の発行、ロット単位の品質検査に対応

「だしパック向けのカット品」「調味料向けのパウダー」「味噌汁の具材向け」など、用途をお伝えいただければ最適な加工条件をご提案します。

取り扱い製品がわかる商品カタログ

小ロット〜大ロットまで柔軟に対応

乾燥野菜
  • 100g~の小ロットから販売
  • 日本各地の伝統野菜の取扱い
  • ドライフルーツ/ハーブも対応

よくあるご質問

Q. 乾燥えのきは旨味が増えるというのは本当ですか?

A. きのこ類は乾燥することでグアニル酸(旨味成分)が増加する傾向があります。特にえのきは乾燥後の旨味の増加が顕著で、天然だしの素材として活用されています。旨味の強度は乾燥条件や保管状態でも変動するため、ロットごとの確認をおすすめしています。

Q. 減塩商品の原料に使えますか?

A. えのきの旨味で塩味を補う「旨味減塩」のアプローチで試作に使われている素材です。味噌汁・スープ・だしパックなど、塩分を控えたい商品設計との相性がよい傾向があります。

Q. 他のきのこや野菜パウダーとブレンドできますか?

A. 可能です。しいたけ・まいたけ・なめこなど他のきのこ乾燥品や、昆布・かつお粉末と合わせたオリジナルだしブレンドの設計ができます。野菜パウダー一覧ページで品目をご確認ください。

Q. 原料原産地証明や分析表は発行できますか?

A. 国産原料であることを示す原料原産地証明書、残留農薬分析表、微生物検査書のいずれも発行可能です。

Q. 試作の最小ロットは?

A. 原料ベースで1kgから試作可能です。ホール・カット・パウダーの形態を同時に比較でき、本製造は原料10kg〜が目安です。

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この記事を書いた人

小島 怜のアバター 小島 怜 Agriture CEO

株式会社Agriture CEO/乾燥野菜やドライフルーツを中心とした受託加工・OEM事業。京都府内の農家と連携し、規格外野菜の活用や6次産業化支援を通じて、「持続可能な食の流通」を追求している。製造現場での豊富な実体験を活かし、商品企画から試作、小ロット対応、パッケージ設計、販路開拓支援まで、OEMを検討するすべての事業者に伴走するサポートを提供。

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