バジルはシソ科メボウキ属のハーブで、リナロールを主成分とする甘く爽やかな香りが特徴です。乾燥バジルは国産のスイートバジルを低温で丁寧に乾燥し、フレッシュリーフに近い香気をドライリーフの形状で保持しています。パスタソースやピザ、煮込み料理、ハーブティーなど、業務用原料として幅広い用途に対応できる素材です。
Agritureの乾燥バジル、3つのこだわり
01 低温乾燥でリナロール系香気を保持
スイートバジルの香りの主成分であるリナロールは、高温で急速に揮発します。Agritureでは低温熱風方式で時間をかけて乾燥することで、フレッシュリーフに近い甘く華やかな香りをドライリーフに封じ込めています。輸入品にありがちな「乾いた草」の匂いとは一線を画す仕上がりです。
02 粗砕リーフ形状で視認性と調理汎用性を両立
葉を丸ごと乾燥した後、用途に合わせて粗砕・クラッシュ加工を施しています。トッピングとして使えば緑色のリーフが目視で確認でき、煮込みに入れれば湯戻しとともに香りが広がります。ホールリーフ・粗砕・微粉末とカット仕様を選べるため、商品設計に合わせた原料納品が可能です。
03 小ロット試作から量産までワンストップ対応
ハーブ系素材は配合比率の微調整が商品の完成度を左右します。Agritureでは1kg単位の小ロット試作から対応し、調味料メーカーや飲食チェーンの研究開発チームと並走しながら最適な形状・配合量を詰めていけます。量産移行時も同じ加工ラインを使うため、試作と本製造のブレが起きにくい体制です。
取り扱い製品がわかる商品カタログ
小ロット〜大ロットまで柔軟に対応

- 100g~の小ロットから販売
- 日本各地の伝統野菜の取扱い
- ドライフルーツ/ハーブも対応
乾燥バジルの特徴
バジル特有の甘くスパイシーな香りの主成分リナロールを、低温乾燥で揮発させずに閉じ込めています。開封時にフレッシュバジルを想起させる香り立ちが、加工食品のフレーバー訴求に直結します。
クロロフィル(葉緑素)の酸化を抑えた乾燥制御で、退色しにくい濃い緑色を維持。パスタソースやドレッシングに配合した際の見た目の訴求力が高く、トッピング用途にも向いています。
ホールリーフ・粗砕(クラッシュ)・微粉末の3段階から選択可能。ピザトッピングにはホール、パスタソースには粗砕、シーズニングミックスには微粉末と、用途別に最適な粒度で納品します。
水分活性を低く抑えて仕上げるため、常温で約6ヶ月の保存が可能です。フレッシュハーブと違い廃棄ロスを気にせず在庫でき、業務用原料としての管理負荷を大幅に軽減できます。
着色料・保存料・香料を使わず、バジルの葉だけで仕上げています。原材料表記をシンプルに保ちたいクリーンラベル志向の商品設計と相性がよく、オーガニック原料での対応もご相談いただけます。
他の乾燥ハーブ(オレガノ・タイム・ローズマリー等)や乾燥野菜との事前配合にも対応しています。イタリアンハーブミックスやオリジナルシーズニングの原料設計からご相談が可能です。
製品仕様(業務用)
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項目 |
内容 |
|---|---|
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原材料 |
バジル(国産スイートバジル) |
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形状 |
ドライリーフ(ホール/粗砕/微粉末から選択) |
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製造方法 |
低温熱風乾燥 |
|
賞味期限 |
製造より約6ヶ月 |
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加工所 |
京都府内の自社加工所 |
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出荷単位 |
100g〜 |
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最小ロットOEM |
試作1kg〜/本製造10kg〜 |
カスタマイズ対応
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項目 |
対応 |
詳細 |
|---|---|---|
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カット形状変更 |
◎ |
ホールリーフ・粗砕・微粉末から選択可能 |
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粉末化 |
◎ |
バジルパウダーとしての微粉末加工に対応 |
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小ロットOEM試作 |
◎ |
1kgから試作対応可能 |
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混合素材・ブレンド |
◎ |
他ハーブ・乾燥野菜との配合対応可 |
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包装仕様変更 |
◎ |
業務用・小分け個包装いずれも対応可 |
パウダータイプもございます
乾燥バジルをさらに微粉末化した「バジルパウダー」も取り揃えています。ドレッシングやスムージー、シーズニングミックスへの配合にも対応可能です。
品種・生産者・産地のこだわり
乾燥バジルに使用しているのは、スイートバジル(Ocimum basilicum)の国内栽培品です。イタリアンバジルとも呼ばれるこの品種は、日本の夏の高温多湿な環境でもよく育ち、収穫期には強い芳香を放ちます。Agritureでは旬の時期に収穫されたバジルを仕入れ、香りのピーク状態で乾燥加工に入るスケジュールを組んでいます。
品種: スイートバジル(シソ科メボウキ属)。リナロールを主成分とする甘い香りが特徴の品種で、イタリア料理やタイ料理の定番ハーブです。乾燥加工ではこの香気成分をいかに揮発させずに残すかが品質の要になります。
生産者: 国内のハーブ栽培農家と提携し、収穫から加工までのリードタイムを短縮しています。バジルは収穫後の鮮度劣化が早いため、生産者との連携スピードが乾燥品の品質を大きく左右します。
産地: 京都府を中心に、国内の温暖な地域で栽培されたバジルを使用。土壌と気候の条件が香気成分の蓄積に影響するため、産地の選定は香りの品質に直結しています。
栽培方法: 露地栽培・ハウス栽培いずれにも対応。農薬使用を抑えた栽培管理を推奨しており、クリーンラベル商品やオーガニック志向の商品設計にも対応できる原料調達を目指しています。
低温乾燥の技術と品質管理
バジルの乾燥加工では、リナロールやオイゲノールといった揮発性の芳香成分をいかに残すかが最大の技術課題です。高温短時間乾燥では香りが飛びやすく、仕上がりが「枯れ草」のような風味になってしまいます。Agritureでは温度帯と風量を細かく制御した低温熱風方式を採用し、葉の表面温度を一定以下に保ちながらじっくりと水分を抜いていきます。
加工は京都府内の自社加工所で一貫管理し、原料受入から出荷までのトレーサビリティを確保しています。・異物除去・微生物検査を経てから梱包する工程を標準化しており、OEM案件で求められる分析表・原料原産地証明書の発行にも対応しています。
バジルのようなシソ科ハーブは、葉の表面にある腺毛(トライコーム)にエッセンシャルオイルを蓄えています。乾燥時に腺毛を破壊しすぎると香りが一気に揮発してしまうため、温度と風速の設定が仕上がりの風味を左右します。Agritureではハーブ専用の乾燥プログラムを設け、腺毛の破損を最小限に抑える処理を行っています。
活用シーン・採用事例
パスタソース・ピザソースの原料として
乾燥バジルはトマトベースのパスタソースやピザソースに配合する定番ハーブ原料です。粗砕タイプを加熱調理中に投入すると、湯戻しとともにバジルの香りがソース全体に行き渡ります。レトルトパウチや業務用ソースの原料として、安定した品質で供給できる点が食品メーカーに評価されています。
シーズニング・スパイスミックスの配合素材として
微粉末タイプは、イタリアンハーブミックスやガーリックバジルシーズニングなどの配合素材に適しています。他のハーブパウダー(オレガノ・タイム・ローズマリー等)との事前ブレンド納品にも対応しており、自社でのミキシング工程を省略したいメーカーに活用いただいています。
煮込み料理・スープの風味づけとして
ミネストローネやラタトゥイユなどの煮込み料理に乾燥バジルを加えると、長時間加熱でも香りが持続します。業務用スープベースの原料として、フレッシュハーブでは実現しにくい安定供給と在庫管理のしやすさが大きなメリットです。
ハーブティー・ブレンドティーの素材として
ホールリーフタイプは、ハーブティーのブレンド素材としても活用できます。レモングラスやカモミールとの組み合わせで、リラックス系ブレンドティーの原料として使われています。ティーバッグ用のカットサイズ指定にも対応可能です。
ドレッシング・オイル漬けの原料として
オリーブオイルベースのバジルドレッシングや、バジルオイルの副原料として乾燥バジルが使われています。粗砕リーフをオイルに漬け込むと、時間とともに香りが移り、見た目にもハーブの存在感を演出できます。
ベーカリー・焼き菓子の練り込み素材として
フォカッチャやチーズブレッドにバジルリーフを練り込むと、焼成後も緑色のリーフが視認でき、香りと見た目の両方で付加価値を出せます。微粉末をパン生地に配合するケースも増えており、「バジル風味のパン」としてベーカリー向けの引き合いがあります。
冷凍食品・レトルト食品のハーブ原料として
冷凍パスタや電子レンジ調理対応のレトルト食品に、乾燥バジルがハーブ原料として組み込まれるケースが広がっています。フレッシュハーブと比較して保管・計量が容易で、製造ラインへの投入効率が高い点が量産品の原料に適しています。
業務用の使い方・戻し方
乾燥バジルは基本的に戻し不要で、そのまま調理に使えます。パスタソースやスープには加熱中にそのまま投入してください。リーフの香りが最も引き立つのは、加熱の最後2〜3分に加えるタイミングです。長時間煮込む場合は序盤に投入しても風味は十分に残ります。
トッピング用途では、粗砕リーフをそのまま振りかけるだけで緑色のアクセントになります。サラダやカプレーゼに使う場合は、オリーブオイルに5分ほど浸すと葉がしなやかになり、フレッシュバジルに近い食感が得られます。シーズニングミックスの配合では、塩・ガーリックパウダーと事前にブレンドしておくと計量の手間を省けます。
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小ロット〜大ロットまで柔軟に対応

- 100g~の小ロットから販売
- 日本各地の伝統野菜の取扱い
- ドライフルーツ/ハーブも対応
よくあるご質問
Q. 最小ロットと試作対応は?
A. 試作は1kg〜、本製造は10kg〜で承っています。粗砕・ホール・微粉末など複数カットの同時試作も対応可能です。コンセプトシートをお送りいただければ、最短ルートでのサンプル出荷をご提案します。
Q. フレッシュバジルとの香りの違いは?
A. 低温乾燥で処理しているため、フレッシュバジル比で約70〜80%の香り強度を保持しています。高温乾燥品や長期保存された輸入品と比較すると、開封時の香り立ちに明確な差があります。料理への投入時に加熱で香りがさらに引き出されるため、調理後の風味は十分にバジルらしさを発揮します。
Q. オーガニック対応は可能ですか?
A. 有機JAS認証原料でのバジル加工についてはケースバイケースで対応しています。原料調達の状況によりますので、まずはお問い合わせください。オーガニック認証を取得した原料での加工実績もあります。
Q. リードタイムはどのくらいですか?
A. 在庫品は受注後1〜2週間で出荷可能です。カスタマイズ仕様の新規加工は試作1〜2週間、本製造で3〜4週間が目安です。バジルの収穫期(夏季)に合わせた前倒し対応もご相談いただけます。
Q. 原料原産地証明は発行できますか?
A. 国産バジルであることを証明する原料原産地証明書は発行可能です。食品表示法に基づく原料原産地表示にも対応できるため、商品パッケージで「国産原料使用」と打ち出す場合にもご利用いただけます。
Q. 他のハーブとのブレンド納品はできますか?
A. オレガノ・タイム・ローズマリーなど、他の乾燥ハーブとの事前ブレンド納品に対応しています。配合比率の調整も試作段階でご相談いただけますので、オリジナルのイタリアンハーブミックスを作りたい場合にもご活用ください。
Q. OEM相談フローを教えてください
A. お問い合わせフォームからご相談 → コンセプトヒアリング → 無償サンプル送付 → 有償試作 → 仕様確定 → 本製造、の流れです。ハーブ系は香りの微調整が完成度を左右するため、試作を2〜3回繰り返すケースもあります。開発段階から並走する体制で進めています。
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