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国産のビーツを使った「乾燥ビーツ」の試作を行いました

このたびAgritureでは、国産のビーツを使った「乾燥ビーツ」の試作を行いました。ビーツは鮮やかな紫色が特長の根菜で、サラダやスープ、スムージーなど多彩な料理に使われる食材です。

今回の試作では、ビーツ特有の紫色がしっかりと残った状態で乾燥を仕上げることができました。低温でじっくり乾燥させることで、色味の劣化を抑えつつ、素材本来の甘みも保持しています。仕上がりは良好で、チップ状・スライス状いずれも色鮮やかに仕上がっています。

乾燥ビーツはパウダーに加工すれば天然の着色素材としても活用でき、製菓や製パン、スムージーミックスなどの商品開発に適しています。見た目のインパクトが強いため、SNS映えを意識した商品づくりにもぴったりの素材です。

Agritureでは、乾燥野菜・パウダーのOEM製造や業務用原料としてのご提案を行っています。ビーツの乾燥加工やパウダー化についても、試作からご相談いただけます。

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目次

乾燥ビーツの特徴と色素保持の着眼点

ビーツはヒユ科の根菜で、断面の鮮やかな紫赤色が最大の特徴です。この色はベタレイン色素(ベタシアニン)によるもので、乾燥加工後も紫色がしっかり残るのがAgritureの乾燥ビーツの強みです。合成着色料を使わずに製品に天然の紫赤色を付与できるため、ナチュラル志向の食品開発で引き合いが増えています。既存の乾燥ビーツ商品ページでチップ形状の仕様をご確認いただけます。

形状別の色素保持と用途

乾燥ビーツは加工形状によって色の出方や用途適性が異なります。天然着色の原料として検討する際の目安をまとめました。

形状色素の出方適した用途
チップ(スライス)断面の紫赤色がそのまま残るサラダトッピング・スナック・ギフト
ダイスカット表面積が増え、煮汁への色出しが速いスープ・カレー・ピクルスの具材
パウダー均一な紫赤色で、配合先全体に着色できるパスタ・パン・スムージー・天然着色料

ビーツのベタレイン色素は水溶性で熱に弱い性質がありますが、乾燥工程の温度管理で色素の残存率を高めています。パウダー形状の詳細はビーツパウダー商品ページをご覧ください。

開発担当者ワンポイント
ビーツは乾燥後の色素保持が良い素材です。紫系の天然着色料として使いたいというご相談が増えており、パウダーを配合するだけで合成着色料を使わずに鮮やかな紫赤色を出せるのが好評です。ただしベタレイン色素はpHや加熱条件で発色が変わるため、試作段階で配合先との相性を確認することをおすすめしています。

活用シーンと製品開発アイデア

乾燥ビーツは「色」と「栄養素」の両面から商品設計に活用できます。用途別にアイデアを整理しました。

天然着色料・色素原料

ビーツパウダーは合成着色料の代替として、パスタ・パン・菓子の生地に混ぜ込むだけでピンク〜紫赤色を付与できます。「クリーンラベル」志向の商品に適した天然色素です。

  • ピンク色のパスタ・餃子の皮・うどん生地
  • 天然着色のマカロン・クッキー・ケーキ
  • バレンタイン向けチョコレート・スイーツの色づけ

スムージー・ドリンク

ビーツパウダーはスムージーやプロテインドリンクに溶かすだけで鮮やかな色と甘みを加えられます。トレーニング前後のビーツドリンクとしても需要が広がっています。

  • ビーツスムージー・コールドプレスジュースの原料
  • プロテインドリンクのフレーバー・色素
  • 甘酒・豆乳ラテへの天然着色ブレンド

スープ・惣菜

ダイスカットの乾燥ビーツはスープやカレーの具材として、彩りと甘みを両立します。ボルシチ風スープの具材や、ピクルスの漬け込み素材にも使えます。

  • ボルシチ風スープ・ミネストローネの具材
  • カレー・シチューの彩りアクセント
  • ピクルス・マリネの漬け込み素材

健康食品・サプリメント

ビーツに含まれる硝酸塩やベタイン、カリウムに着目した健康食品原料としても活用されています。野菜パウダー一覧で他のスーパーフード素材との組み合わせもご検討いただけます。

  • ビーツ配合のスポーツサプリメント
  • 青汁・グリーンスムージーへのブレンド素材
  • エナジーバー・プロテインバーの色味と栄養素

Agritureの製造スペックとOEM対応

乾燥ビーツの業務用ロットについて、代表的な仕様をまとめました。色素保持を重視した温度管理での加工に対応しています。

製造スペック

項目標準仕様(目安)
原料国産ビーツ
加工形状チップ(スライス)/ ダイスカット / パウダー
加工所京都府内の自社加工所
添加物不使用
賞味期限出荷日から6ヶ月程度
最小試作ロット原料1kg〜
本製造ロット原料10kg〜
発行可能書類規格書・原料原産地証明・微生物検査書

カスタマイズ対応

  • 形状: チップ・ダイスカット・パウダーの3タイプから選択可能
  • 粒度: パウダーは細挽き(ドリンク向け)・中挽き(製菓向け)を調整可
  • 配合: 他の野菜パウダー・フルーツパウダーとの事前ブレンド対応
  • 包装: 500g袋・1kg袋・5kg業務用袋
  • ラベル: 無印納品のほか、OEM先ブランドでのPB充填対応

OEM試作のご相談の流れ

ビーツは色素保持が用途の核心になるケースが多いため、試作段階で配合先との発色テストを行うことをおすすめしています。

  1. 乾燥野菜・パウダーOEMお問い合わせフォームから試作内容・希望形状・想定用途をご連絡
  2. コンセプトヒアリング(Zoomまたはメール)で配合先のpH帯や加熱条件を共有
  3. 原料1kg単位で試作サンプルを発送(通常2〜3週間)。形状違いの比較試作が可能
  4. 試作評価のフィードバックをもとにスペックを確定
  5. 本製造(原料10kg〜)。必要書類の発行に対応

「パスタ生地をピンク色にしたい」「天然着色料としてパウダーを使いたい」など、用途をお伝えいただければ形状と粒度の組み合わせをご提案します。

取り扱い製品がわかる商品カタログ

小ロット〜大ロットまで柔軟に対応

乾燥野菜
  • 100g~の小ロットから販売
  • 日本各地の伝統野菜の取扱い
  • ドライフルーツ/ハーブも対応

よくあるご質問

Q. 乾燥後もビーツの色は残りますか?

A. 紫赤色がしっかり残ります。ベタレイン色素は水溶性ですが、乾燥工程の温度管理で色素の残存率を高めています。配合先のpHや加熱条件によって発色が変わるため、試作での確認をおすすめしています。

Q. ビーツの土臭さは気になりませんか?

A. ビーツ特有の土っぽい風味(ゲオスミン由来)は残りますが、乾燥することでやや穏やかになります。スムージーや菓子生地に配合すると、他の素材の風味とバランスが取れるケースが多いです。

Q. 天然着色料の代わりに使えますか?

A. ビーツパウダーは食品原料としての配合であり、食品添加物(着色料)としての扱いではありません。「原材料: ビーツ」として表示できるため、クリーンラベル志向の商品設計に適しています。

Q. 他の野菜パウダーとブレンドできますか?

A. Agritureで加工している60品目以上の素材と組み合わせ可能です。野菜パウダー一覧ページで取り扱い品目をご確認ください。

Q. 試作の最小ロットは?

A. 原料ベースで1kgから試作可能です。本製造は原料10kg〜が目安です。

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この記事を書いた人

小島 怜のアバター 小島 怜 Agriture CEO

株式会社Agriture CEO/乾燥野菜やドライフルーツを中心とした受託加工・OEM事業。京都府内の農家と連携し、規格外野菜の活用や6次産業化支援を通じて、「持続可能な食の流通」を追求している。製造現場での豊富な実体験を活かし、商品企画から試作、小ロット対応、パッケージ設計、販路開拓支援まで、OEMを検討するすべての事業者に伴走するサポートを提供。

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