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国産のすだちを使った「ドライすだちスライス」の試作を行いました

このたびAgritureでは、国産のすだちを原料に使った「ドライすだちスライス」の試作を行いました。すだちは徳島県産を中心に流通する香酸柑橘で、果汁を搾って使う用途が一般的ですが、皮ごと輪切りにして乾燥させると、果汁とはまた違った形で香りを活かせる素材になります。

今回の試作では、皮付きのまま輪切りにしたすだちを、京都府内の自社加工所で低温乾燥にかけました。すだちの香りの主体は皮の表面にある精油成分で、高温で乾かすと揮発が先に進んでしまいます。品温を低く保つ工程設計にすることで、乾燥後も果皮を割ると立ち香が感じられる仕上がりになりました。断面の緑がかった色調と、種と果肉の断面が見える見た目も、そのまま商品の意匠として使える要素です。

・皮付きスライス(輪切り):見た目と香りを両立
断面の放射状の模様がそのまま残るため、ドリンクに浮かべたときの見栄えが良い形状です。湯や炭酸に入れると皮から香りが立ち、視覚と嗅覚の両方で柑橘感を出せます。ハイボール・サワー・クラフトジンのガーニッシュ、水出し茶、鍋物や焼き魚のトッピングなど、仕上げに一枚添える用途に向きます。

・皮のみの刻み:香りを効かせる薬味として
果肉を外し、皮だけを刻んだ仕様です。スライスより香りの密度が高く、少量で柑橘の輪郭を立てられます。薬味・調味料のブレンド、和え物や汁物の風味づけ、シーズニングの原料として使えます。

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すだちを乾燥で使うという選択肢

すだちは収穫期が限られる素材で、生果のままでは扱える期間が短いという制約があります。乾燥させることで常温で長く保管でき、季節を問わず商品に組み込めるようになります。

  • 旬の時期に仕込んで通年で使える(季節商品を定番化できる)
  • 常温流通のため、冷蔵設備のない売り場でも扱える
  • 搾汁では捨てられる皮の部分を、香りの素材として活かせる
  • 軽量で保管効率が良く、少量ずつの使用にも向く

果汁の酸味を主役にしたい商品では生果や果汁が適していますが、香りと見た目を活かしたい商品では乾燥スライスのほうが扱いやすい場面が多くなります。

ドライすだちスライスを使うOEM・商品開発のアイデア

すだちは柚子やレモンとは異なるキレのある酸味と清涼感を持ち、和のイメージを保ちながら柑橘の爽やかさを足せる素材です。Agriture社でご相談が多い方向性を整理します。

  • クラフトジン・サワー・ハイボールのガーニッシュ(飲食店向け業務用)
  • 水出し茶・フレーバーウォーターの素材
  • 鍋物・焼き魚・天ぷらに添える乾燥薬味
  • ドライフルーツの詰め合わせギフト(柑橘のバリエーション素材)
  • 徳島県産という産地を訴求した地域ブランド商品
  • 飲食店向けの下処理済み柑橘素材(歩留まりとロスの削減)

砂糖やブドウ糖のコーティング、漂白処理、酸化防止剤を加えずに仕上げているため、原材料表示を「すだち」の一語で完結させたい無添加ブランドの原料としても検討いただけます。

試作の最小ロットと加工所について

試作は原料1kgからお受けしています。スライスの厚み違い、皮付きと皮のみの形状違いを並行で試せるため、最終製品での見え方や香りの出方を比較しながら仕様を決められます。本製造は10kgからの対応で、仕入れロット・納期・包装形態は個別相談で詰めます。

加工所は京都府内の自社加工所です。賞味期限は出荷日から6ヶ月程度、業務用バルク・小袋・遮光包装まで対応可能です。乾燥スライスは湿気を吸うと香りが落ちやすいため、包装形態は使用シーンに合わせて選ぶことをおすすめしています。

他の柑橘素材との組み合わせ

すだちは単独でも使えますが、他の柑橘素材と組み合わせることで商品の幅が広がります。酸味と香りの性格がそれぞれ異なるため、用途に応じた使い分けや、複数種を詰め合わせたシリーズ設計もご相談いただけます。

Agritureでは、国産のすだちをはじめとする香酸柑橘の乾燥加工OEMや業務用原料の試作にも対応しています。ドリンク・調味料・ギフトなどの商品開発にご関心のある企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。

OEMについてはこちら

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この記事を書いた人

小島 怜のアバター 小島 怜 Agriture CEO

株式会社Agriture CEO/乾燥野菜やドライフルーツを中心とした受託加工・OEM事業。京都府内の農家と連携し、規格外野菜の活用や6次産業化支援を通じて、「持続可能な食の流通」を追求している。製造現場での豊富な実体験を活かし、商品企画から試作、小ロット対応、パッケージ設計、販路開拓支援まで、OEMを検討するすべての事業者に伴走するサポートを提供。

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