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きゅうりパウダー

きゅうりパウダーは、きゅうりを乾燥・微粉末化し、冷製スープ・ソース・ドレッシング・浴剤などに清涼感ある青い香りを均一に広げる原料です。水分が多く扱いが難しいきゅうりを、香りを保ったまま粉末化し、液体にも粉体にも分散させやすいサイズに仕上げています。Agriture社では、乾燥きゅうりと同じ原料を使い、微粉末化工程を加えた形でパウダー化しています。

原料形状のきゅうりが「食感と具材感を残したいサラダ・スープ具材」に向くのに対し、きゅうりパウダーは「香りと色を均一に広げて液体に馴染ませたい」用途に向きます。夏向けの冷製商品や浴剤設計、季節食品の原料としてご相談が増えている素材です。

目次

Agritureのきゅうりパウダー、3つのこだわり

きゅうりは水分が95%以上を占める難しい原料です。Agriture社では、前処理・乾燥・粉砕・包装までを自社加工所で管理し、ロット差の少ない仕上がりを目指しています。

1. 青い香りを残す低温乾燥

きゅうり特有の清涼感ある青い香り(ノナジエナール系)は熱に弱く、乾燥温度が高いと一気に飛んでしまいます。低温で時間をかけて水分を抜くことで、粉末になっても袋を開けた瞬間にきゅうりらしい香りが立ち上がる仕上がりを目指します。

2. 薄緑の発色を保つ皮ごと乾燥

皮部分にクロロフィルが含まれるため、皮ごと乾燥させることで薄緑の発色を粉末に残せます。冷製スープやドレッシングで自然なきゅうり色が表現できるよう、皮と果肉の配合比も調整可能です。

3. 用途に合わせた粒度調整

冷製スープ・ドリンクでは溶け残りを感じない細挽き、ドレッシングやソースでは香りが立つ中挽き、浴剤・スクラブには粗挽きというように、最終製品に合わせた粒度を選べます。試作段階で3〜4段階比較が可能です。

取り扱い製品がわかる商品カタログ

小ロット〜大ロットまで柔軟に対応

乾燥野菜
  • 100g~の小ロットから販売
  • 日本各地の伝統野菜の取扱い
  • ドライフルーツ/ハーブも対応

きゅうりパウダーの特徴

清涼感ある青い香り

ノナジエナール系の青葉香を凝縮。冷製スープ・ガスパチョ・スパ系飲料のアクセントとして機能します。

低カロリー・水分主体の素材

元々ほぼ水分で低カロリーのきゅうりを凝縮。ダイエット食品・健康飲料・スパメニューのイメージ訴求に向きます。

液体・粉体への分散性

冷製スープやソースに溶かしても粒感が気になりにくく、粉末ミックスに均一に分散。戻し不要でそのまま使えます。

粒度調整が可能

細挽き(冷製スープ・飲料)/中挽き(ドレッシング・ソース)/粗挽き(浴剤・スクラブ)から選択できます。

化粧品・浴剤への展開

食品だけでなく、バスソルト・入浴剤・スクラブ素材として浴剤開発のご相談もあります。食品グレードの原料として安心して使えます。

原料形状との併用

乾燥きゅうりと併用することで、香り(パウダー)と食感(原料形状)を両立したレシピ設計ができます。

製品仕様(業務用)

試作段階の基本仕様は以下の通りです。仕入れロット・納期・包装形態は個別相談で詰めます。

項目内容
商品名きゅうりパウダー
原材料きゅうり(国産)
形状微粉末(乾燥きゅうりを粉砕)
外観淡い黄緑〜クリーム色の微粉末
香りきゅうり特有の青葉香、清涼感ある青い香り
内容量用途・ロットに応じて個別見積
賞味期限出荷日から6ヶ月程度
保存方法高温多湿・直射日光を避け、開封後は密閉して冷暗所で保管
加工所京都府内の自社加工所
試作最小ロット原料1kg〜

カスタマイズ対応

粒度・配合・包装・最終製品化までを試作段階から相談いただけます。

項目対応内容
粒度調整細挽き(冷製スープ・飲料)/中挽き(ドレッシング・ソース)/粗挽き(浴剤・スクラブ)
配合調整皮多めで発色重視/果肉多めで風味マイルド/種付きで食感ありの3タイプ
ブレンド設計ハーブ系(ミント・ディル)、他野菜系(セロリ・水菜)との複合レシピ
包装形態業務用バルク、スティック・小袋、浴剤用大袋、ボトルキャニスター
OEM製品化冷製スープ・ドレッシング・浴剤・化粧品原料などへの展開
原料供給自社原料のほか、指定産地・規格外品の受託乾燥・粉砕にも対応

食感・具材感を残したい用途には原料形状がおすすめ

サラダ・冷菜・スープ具材など、きゅうりの食感と具材感を活かしたい用途には、乾燥きゅうり(原料形状)が向きます。戻してそのまま具材として使える点が強みです。

→ 乾燥きゅうりの詳細を見る

品種・生産者・産地のこだわり

きゅうりはウリ科の代表的な野菜で、全国で栽培されています。パウダー原料としては、皮が薄くて水分の蒸発がスムーズな夏きゅうり系統、皮が厚めで香りが強い白きゅうり・加賀太きゅうり系統など、用途に合わせた品種選定ができます。

主な産地

産地特徴
宮崎県きゅうり生産量全国トップ。冬春期の施設栽培で安定調達
群馬県夏秋きゅうりの主産地。露地栽培で香りが強い
福島県夏秋きゅうりの産地。皮が薄くパウダー向きの原料
石川県加賀太きゅうりなど伝統野菜の産地。特色あるブランド原料に

品種・系統の使い分け

一般的な白いぼきゅうり(市場流通の主流)は香りが穏やかで汎用的な粉末設計に向きます。加賀太きゅうり・四葉きゅうりなどの伝統系統は香りが強く皮も厚いため、香り重視の設計や地域ブランド商品の原料に適します。規格外品の活用にも対応します。

粉末化の技術と品質管理

きゅうりは水分が多く、乾燥に時間がかかる素材です。Agriture社では、仕込みから包装までを一貫して管理し、ロット間のブレを抑えています。

低温・長時間乾燥

青葉香は熱に弱いため、温度帯を抑え、時間をかけて水分を抜きます。温度を上げて時短を図ると香りのない粉末になってしまうため、あえてゆっくり仕上げるのが品質の要です。

皮と果肉の配合管理

皮部分と果肉部分では香り・色・食物繊維の構成が異なります。用途に応じて皮を多めに配合するか、果肉主体にするかを調整し、目的に合った粉末を仕上げます。

吸湿対策の包装

きゅうりパウダーは吸湿性が高く、放置するとダマになります。仕上がった粉末は速やかに防湿包装に移し、業務用バルクは防湿袋、小袋は脱酸素剤との併用で品質を保ちます。

TIPS:冷製スープできゅうりの香りを引き立てる配合

ガスパチョ風冷製スープに使う場合は、ベースに対して1〜2%のパウダーを加えると、生のきゅうりを使わなくても自然な青い香りが立ち上がります。ヨーグルトベースのソース(ザジキ風)では0.5〜1%、ドレッシングでは0.3〜0.5%が目安です。ミントやディル、レモンパウダーと組み合わせると夏向けの清涼感あるスパメニューになります。

活用シーン・採用事例

きゅうりパウダーは清涼感ある香りと低カロリーのイメージが強みです。ご相談が多い用途を5つのカテゴリに整理します。

1. 冷製スープ・ソース

  • ガスパチョ・ヴィシソワーズ風冷製スープ
  • ザジキソース・ライタなどのヨーグルト系ソース
  • サワークリームディップ
  • 冷製パスタソース

2. ドレッシング・調味料

  • きゅうりとディルの洋風ドレッシング
  • きゅうりと塩のシンプル和風ドレッシング
  • 冷やし中華ダレの香りアクセント
  • マリネ液・ピクルス液への配合

3. 飲料・スパドリンク

  • キューカンバーウォーター風ドリンクミックス
  • スパ系デトックスドリンク
  • 夏向けスムージー・野菜ジュース
  • 低カロリーフレーバー水

4. 浴剤・スクラブ(食品グレード)

  • バスソルトへのブレンド
  • ボディスクラブ・フットバス
  • アロマバス用パウダー
  • スパメニューのアメニティ

5. 製菓・ベーカリー

  • 夏限定のクラッカー・グリッシーニ
  • きゅうり風味のフレーバーパン
  • サンドイッチ用の風味付けバター
  • シャーベット・アイスへの配合

夏向けメニューやスパ系商品の企画では水菜パウダーセロリパウダーとの組み合わせもご提案できます。薬膳領域では野菜薬膳のレシピとも相性の良い素材です。

粉末の使い方・ブレンド設計

原料形状では戻し工程が必要ですが、パウダーは液体にそのまま分散できるのが利点です。粉体特有の運用ポイントを整理します。

使い方の基本

  • 冷製スープ:ベース200mlに対して2〜4gを溶かす
  • ドレッシング:オイル+酢100gに対して0.3〜0.8gを加える
  • ヨーグルトソース:ヨーグルト100gに対して1〜2gを混ぜる
  • ドリンク:200mlに対して0.5〜1gを溶かす
  • 浴剤:1回分30〜50gを塩・重曹と混ぜる

ブレンド設計の例

  • ガスパチョ風スープミックス:きゅうり30%+トマトパウダー40%+玉ねぎ15%+塩・スパイス15%
  • スパ系バスソルト:塩70%+きゅうりパウダー15%+ミント10%+重曹5%
  • 夏ドレッシング:きゅうり5%+オイル40%+酢30%+塩・砂糖・ハーブ25%
  • デトックスドリンク:きゅうり30%+レモン粉20%+ミント10%+デキストリン40%

保管方法

  • 未開封時:高温多湿・直射日光を避け、常温の冷暗所で保管
  • 開封後:湿気を吸いやすいため、チャック袋や密閉容器に移し替え、冷蔵庫保管も可
  • 賞味期限は出荷日から6ヶ月程度。開封後は1〜2ヶ月を目安に使い切り
  • ダマになった場合は、茶こしでふるってから使用すると均一に分散する

関連記事・他の野菜原料

Agriture社で取り扱う野菜系パウダーおよび関連原料です。夏メニュー・スパ系商品の設計時にご活用ください。

取り扱い製品がわかる商品カタログ

小ロット〜大ロットまで柔軟に対応

乾燥野菜
  • 100g~の小ロットから販売
  • 日本各地の伝統野菜の取扱い
  • ドライフルーツ/ハーブも対応

よくあるご質問

乾燥きゅうり(原料形状)ときゅうりパウダーはどう使い分けますか?

原料形状は食感と具材感を残したい用途、サラダ・冷菜・スープ具材・佃煮ベースに向きます。パウダーは香りと色を均一に広げたい用途、冷製スープ・ドレッシング・ソース・浴剤に向きます。同じレシピで両方を併用し、香りの厚みと食感を両立させるケースもあります。

粉末からきゅうりの香りはどのくらい感じられますか?

低温乾燥と粉砕時の発熱抑制により、袋を開けた瞬間にきゅうりらしい清涼感ある青い香りが立ち上がる仕上がりを目指しています。冷製スープ・ドレッシング・ヨーグルトソースに配合すれば、生のきゅうりを使わなくても自然な風味が再現できます。

浴剤やスクラブに使えますか?

食品グレードの原料として、バスソルト・入浴剤・フットバス・ボディスクラブの原料としてもご相談いただけます。食べられる素材で作る浴剤というコンセプトでスパメニューやアメニティへの展開事例もあります。化粧品原料としての品質証明書類が必要な場合は個別にご相談ください。

粒度は選べますか?

細挽き(冷製スープ・飲料向けで溶けやすい微粉)、中挽き(ドレッシング・ソース向け)、粗挽き(浴剤・スクラブ向け)の3段階で試作できます。同じ原料から粒度だけを変えた比較試作も可能で、最終製品の口当たりと香りの立ち上がり方に合わせて選定します。

試作の最小ロットはどのくらいですか?

試作は原料1kgからお受けしています。きゅうりは水分が多く原料1kgから仕上がる粉末量は少量になるため、ロットとスケジュールを事前にお知らせいただくと最適な進め方をご提案できます。最終製品化までを一貫して相談いただけます。

賞味期限と保存方法を教えてください。

賞味期限は出荷日から6ヶ月程度です。未開封時は高温多湿と直射日光を避け、常温の冷暗所で保管してください。きゅうりパウダーは特に湿気を吸いやすいため、開封後はチャック袋や密閉容器に移し替え、1〜2ヶ月を目安に使い切ることをおすすめします。脱酸素剤の併用も有効です。

規格外きゅうりの受託乾燥はできますか?

対応可能です。曲がり・大きさ不揃いなどの規格外品を乾燥・粉砕し、パウダー化する受託加工をお受けしています。産地で廃棄ロスになる原料をOEM製品に変える取り組みとしてご相談が増えている領域です。産地・数量・スケジュールをお聞きしたうえで、個別に進め方をご提案します。

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この記事を書いた人

小島 怜のアバター 小島 怜 Agriture CEO

株式会社Agriture CEO/乾燥野菜やドライフルーツを中心とした受託加工・OEM事業。京都府内の農家と連携し、規格外野菜の活用や6次産業化支援を通じて、「持続可能な食の流通」を追求している。製造現場での豊富な実体験を活かし、商品企画から試作、小ロット対応、パッケージ設計、販路開拓支援まで、OEMを検討するすべての事業者に伴走するサポートを提供。

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