国産の栗の皮を使った「栗皮パウダー」を試作しました
このたびAgritureでは、国産の栗の皮を活用した「栗皮パウダー」の試作を行いました。
栗の皮はこれまで食品加工の過程で廃棄されることが多い副産物でしたが、サステナブル素材として注目されています。特に栗の渋皮や鬼皮にはポリフェノールやタンニンが豊富に含まれ、抗酸化作用を持つ機能性素材として期待されています。

今回の試作では、国産栗の皮を丁寧に洗浄・乾燥し、微粉末状に仕上げました。添加物を使用せず、ブドウ糖不使用・無着色で製造しており、素材そのものの香ばしさと淡い褐色が特長です。栗本来の香りと深みのある味わいを活かすことで、焼き菓子・パン・スムージー・お茶など、幅広い商品への応用が可能です。
また、栗皮には食物繊維も多く含まれるため、健康志向の商品開発にも適しています。特に、注目されている「アップサイクル食品」や「国産機能性素材」をテーマにした開発との親和性が高く、食品メーカー・菓子製造業者・飲料企業などからのOEM相談も増えています。
Agritureでは、素材の調達から乾燥・粉末化・OEM製造まで一貫対応が可能です。栗をはじめとした国産素材を活かした商品づくりをお考えの企業様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
野菜パウダーの栄養価とメリットは?保存性・健康効果まで徹底解説

栗皮パウダーの特徴と成分の着眼点
栗皮パウダーは、栗の加工時に副産物として出る渋皮・鬼皮を乾燥・粉砕した素材です。通常は廃棄される部位をパウダー化する「アップサイクル食品」としての側面があり、フードロス削減やSDGs文脈での商品開発で注目が集まっています。渋皮にはポリフェノール(タンニン類)や食物繊維が含まれており、ほろ苦さと渋みのある独特の風味が特徴です。含有量は栗の品種や産地で変動するため、試作段階でロットの風味を確認するのがおすすめです。スペック詳細は栗皮パウダーの商品ページでご確認いただけます。
栗の実パウダーとの違い
栗皮パウダーは、栗の実(可食部)を使ったパウダーとは用途も風味設計も異なります。開発段階で比較検討するとき、次の表を目安にしてください(数値は品種・加工条件で変動します)。
| 項目 | 栗皮パウダー(渋皮・鬼皮) | 栗の実パウダー(可食部) |
|---|---|---|
| 主な成分の着眼点 | ポリフェノール(タンニン)・食物繊維 | でんぷん・糖質・ビタミンC |
| 風味 | ほろ苦さ・渋み・ウッディな香り | 甘み・栗らしい風味 |
| 主な用途 | 焼き菓子・お茶・パン・シリアルバー | モンブラン・栗きんとん・ペースト |
| アップサイクル性 | ◎(廃棄部位の有効利用) | △(可食部をそのまま使用) |
| 色味 | 茶褐色〜濃褐色 | 淡いベージュ〜黄色 |
栗皮のタンニンは渋みとして感じられるため、配合量と他素材とのバランスが商品設計のポイントになります。チョコレートやコーヒーなど、苦味・渋みと相性のよい素材と組み合わせる設計が多い傾向です。
活用シーンと製品開発アイデア
栗皮パウダーは「ポリフェノール・食物繊維の機能性」と「アップサイクルのストーリー性」の両面から商品設計に活かせます。用途別に代表的なアイデアを紹介します。
焼き菓子・ベーカリー
栗皮パウダーのほろ苦さとウッディな香りは、チョコレート系焼き菓子やパンとの相性が優れています。フィナンシェ・ガレット・ブラウニーの生地に2〜5%を練り込むと、大人向けの深みのある風味が加わります。渋皮煮やマロンペーストと組み合わせた「栗づくしスイーツ」の展開も試作で使われています。
- チョコレートブラウニー・ガレットへの練り込み素材
- フィナンシェ・マドレーヌの大人向けフレーバー
- ライ麦パン・全粒粉パンへの風味付け
お茶・ハーブティー
栗皮を焙煎して粉砕した「栗皮茶」は、ノンカフェインのお茶として健康志向層に人気があります。ほうじ茶やルイボスティーとブレンドすると渋みが和らぎ、飲みやすい設計になります。ティーバッグへの充填やペットボトル飲料の原料としても試作実績があります。野菜パウダーの栄養価とメリットもご覧ください。
- 栗皮茶(ノンカフェイン)の単品・ブレンド商品
- 和ハーブティーのブレンド素材
- ペットボトル飲料・ドリンクベースの配合原料
シリアル・グラノーラ・エナジーバー
食物繊維を含む栗皮パウダーは、シリアルバーやグラノーラの原料としてもご相談が多い素材です。ナッツ類やドライフルーツとの組み合わせで「アップサイクル×食物繊維」のダブルコンセプトを打ち出せます。野菜パウダー一覧ページで他素材との組み合わせもご確認ください。
- グラノーラ・ミューズリーの配合素材
- エナジーバー・プロテインバーの食物繊維原料
- SDGsコンセプトのシリアル商品
健康食品・サプリメント
栗皮由来のポリフェノール(タンニン類)や食物繊維に着目した健康食品の原料としても引き合いがあります。タブレット・顆粒・カプセルいずれの剤形にも対応できるパウダー形状です。
- ポリフェノール系サプリメント原料
- 食物繊維配合の健康食品素材
- アップサイクル原料を使ったウェルネス商品
Agritureの製造スペックとOEM対応
Agritureの栗皮パウダー業務用ロットについて、代表的な仕様をまとめました。廃棄部位の有効活用というアップサイクルの観点も含め、原料調達から粉砕まで一貫対応しています。栗皮パウダーの規格詳細とあわせてご参照ください。
製造スペック
| 項目 | 標準仕様(目安) |
|---|---|
| 原料 | 国産栗の渋皮・鬼皮(栗加工時の副産物) |
| 加工工程 | 洗浄 → 乾燥 → 焙煎(用途に応じて)→ 粉砕 → 充填 |
| 添加物 | 着色料・酸化防止剤 不使用 |
| 保存期間 | 出荷日から6ヶ月程度を目安(保管条件により変動) |
| 最小試作ロット | 原料1kg〜 |
| 本製造ロット | 原料10kg〜 |
| 発行可能書類 | 規格書・原料原産地証明・微生物検査書 |
カスタマイズ対応
- 焙煎: 焙煎なし(生乾燥)・浅煎り・深煎りから選択可能(風味設計に大きく影響)
- 包装: 500g袋・1kg袋・5kg業務用袋の4タイプ
- ラベル: 無印納品のほか、OEM先ブランドでのPB充填対応
- 産地: 国内契約栽培ルートを複数用意
OEM試作のご相談の流れ
栗皮パウダーは焙煎の有無や深度で風味が大きく変わるため、試作段階で目標の風味を絞り込むプロセスをおすすめしています。
- 乾燥野菜・パウダーOEMお問い合わせフォームから試作内容・用途・希望仕様をご連絡
- コンセプトヒアリング(Zoom またはメール)で想定商品と焙煎の方向性を共有
- 原料1kg単位で試作サンプルを発送(通常2〜3週間)。焙煎度違いの比較試作が可能
- 試作評価のフィードバックをもとにスペックを確定
- 本製造(原料10kg〜)。必要書類の発行、ロット単位の品質検査に対応
「焼き菓子向けの深煎り」「お茶向けの浅煎り」「サプリ原料として焙煎なし」など、用途をお伝えいただければ最適な加工条件をご提案します。
取り扱い製品がわかる商品カタログ
小ロット〜大ロットまで柔軟に対応

- 100g~の小ロットから販売
- 日本各地の伝統野菜の取扱い
- ドライフルーツ/ハーブも対応
よくあるご質問
Q. 栗皮パウダーの渋みはどの程度ですか?
A. タンニン由来のほろ苦さ・渋みがあります。焙煎を深くすると渋みが和らぎ、香ばしさが前に出る傾向があります。配合量や組み合わせ素材(チョコレート・ナッツ・ほうじ茶など)で渋みの感じ方を調整できるため、試作段階で官能評価を行うのがおすすめです。
Q. 「アップサイクル食品」としてパッケージに表記できますか?
A. 栗の加工副産物を原料としている旨の表記は可能です。ただし「アップサイクル」の表記に関する法的な基準は流動的なため、パッケージ表示の最終確認はご自身の法務・品質管理部門とあわせてご判断ください。
Q. 他の野菜パウダーとブレンドできますか?
A. 可能です。Agritureで加工している60品目以上の野菜・ハーブ・果実パウダーと組み合わせたオリジナルブレンドの設計ができます。野菜パウダー一覧ページで品目をご確認ください。
Q. 原料原産地証明や分析表は発行できますか?
A. 国産原料であることを示す原料原産地証明書、微生物検査書のいずれも発行可能です。
