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フリーズドライいちご 業務用|形状と産地の選び方

この記事の要約
業務用フリーズドライいちごの選び方を形状・産地・ロット・品質・包装の5軸で整理。国産(京丹後)と輸入の価格比較、丸ごと/スライス/ダイス/パウダーの適性、Agritureの対応範囲と事前確認案件まで網羅。

フリーズドライいちごは、製菓・製パン・グラノーラ・チョコレート・ギフトで採用される業務用素材です。水分90%のいちごを急速凍結→真空昇華で乾燥させるため、色・香り・形状を残したまま軽量・長期保存が可能になります。業務用で選ぶ際は、形状・原料産地・最低ロット・品質管理・包装の5軸で比較するのが基本です。

この記事では、業務用フリーズドライいちごの選び方を用途別に整理します。形状別の使い分け、国産(京丹後など)と輸入原料の比較、OEM発注時のチェックリストまで、Agritureが京丹後産いちごで受けている相談の内容をベースに解説します。関連記事:人気素材ランキング最低ロット加工費用丸ごとダイススライス

業務用フリーズドライいちご
目次

業務用フリーズドライいちごの特徴

いちごは水分約90%と多く、熱風乾燥では色がくすみ香りが飛びやすい素材です。フリーズドライは−40℃前後で急速凍結→真空下で水分を昇華除去するため、生いちごの赤色と甘酸っぱい香りをそのまま残せます。加工コストは熱風乾燥より高い反面、プレミアム菓子・ギフト・健康食品のブランド価値を作る素材として業務用需要が底堅い領域です。

業務用フリーズドライいちごの主な用途

  • 製菓・製パン:ケーキ・タルト装飾、焼菓子への練り込み、チョコレート・フィナンシェ・マカロン
  • 朝食・シリアル:グラノーラ、フルグラ、オートミール、シリアルバーのトッピング
  • 飲料・ドリンク:フルーツティー、フレーバーウォーター、スムージー、プロテインドリンク
  • 健康食品・サプリ:プロテインバー、健康シリアル、ビタミン訴求のパウダー素材
  • ギフト・プレミアム:和菓子・洋菓子ブランドのシグネチャー商品、観光地の土産

形状別の使い分けと適性

業務用フリーズドライいちごは、丸ごと・スライス・ダイス・パウダーの4形状が基本です。同じいちご原料でも仕上がりの見た目・歩留まり・価格・扱いやすさが違うため、商品設計に合わせて選び分けます。

形状別の特徴一覧

丸ごと→パウダーの順に、形状ロスが減って歩留まりが上がるため単価が下がる構造です。ケーキ装飾や和菓子の上置きなら丸ごと、生地練り込みならダイス、ドリンクの色付けならパウダーというように、商品で見せたい要素から逆算して選びます。

形状主な用途歩留まり単価
丸ごとギフト・ケーキ装飾・プレミアム菓子低(割れロス)最も高い
スライスグラノーラ・チョコレート・焼菓子中(カットロス)高め
ダイス(角切り)製菓・製パン練り込み・アイス中〜高中程度
パウダー飲料・クリーム・プロテイン高(粉砕前提)中〜高

丸ごと/スライス/ダイス/パウダーの選定ポイント

  • 丸ごと:立体感と見た目訴求が商品価値。輸送・充填で割れやすいため個包装+緩衝材の設計が必要(詳細:丸ごと
  • スライス:均一な厚みでチョコレート・グラノーラ・焼菓子のトッピング向き(詳細:スライス
  • ダイス:サイズ均一で生地への練り込み・アイスへの混ぜ込みに向く。歩留まり安定(詳細:ダイス
  • パウダー:色・風味の均一分散。クリーム・ムース・ドリンクへの配合に最適

国産と輸入原料の比較

業務用フリーズドライいちごは、国産原料(京丹後産など)と輸入原料(中国産・チリ産など)で単価・訴求軸が大きく変わります。商品の販価・ブランド訴求・販路で選び分けます。

原料産地別の比較

プレミアム菓子・ギフト・観光土産は販価が取れるため国産を、大量流通のチェーンや輸出加工食品はコスト重視で輸入を、という使い分けが実務で多いパターンです。

国産(京丹後など)輸入(中国・チリ等)
仕上がり1kg単価8,000〜15,000円3,000〜5,000円
訴求軸国産・産地名・品種指定コスト・量産対応
品種例紅ほっぺ・章姫・とちおとめなど現地主力品種
向く商品ギフト・プレミアム菓子・健康食品大量生産・汎用原料
リードタイム収穫時期(春)に一括仕込み通年供給(現地在庫ベース)

国産いちごを業務用で使う強み

  • 原産地訴求:ラベルに「国産いちご使用」「京都産」「京丹後産」など具体名を記載できる
  • 品種指定:紅ほっぺ・章姫など品種名で差別化できる
  • 味の再現性:ロット差が少なく、菓子ブランドの品質管理に乗せやすい
  • ストーリー性:農家・地域の背景を商品に載せられる(ギフト・観光土産で強い)

業務用フリーズドライいちご選定の5つのポイント

仕様・コスト・品質のバランスを押さえるため、OEM発注前にチェックしておきたい観点を整理します。

① 形状と用途の一致

  • 見た目訴求(ケーキ・ギフト):丸ごと・スライス
  • 生地練り込み・アイス:ダイス
  • ドリンク・クリーム:パウダー

② 原料産地・品種の確認

  • 国産か輸入かで単価が2〜3倍異なる
  • 品種指定(紅ほっぺ・章姫など)がある場合は事前に確認
  • ラベル表示(原産国・原材料名)で訴求に使えるか

③ 最低ロットと歩留まり

  • 量産は原料(生鮮)500kg前後、仕上がり25〜50kg程度
  • 試作は原料10〜50kgから対応する小ロット業者あり
  • 収穫時期(春)にまとめて加工・通年供給するのが一般的

④ 品質管理と認証

  • HACCP・ISO・FSSC22000などの認証取得状況
  • 金属検出・X線検査・ウェイトチェッカーの有無
  • ロット管理・トレーサビリティ体制

⑤ 包装・保存の設計

  • アルミラミ包装+脱酸素剤(吸湿対策)
  • 丸ごとは緩衝材・個包装で割れを防ぐ
  • 業務用大袋(1〜5kg)か個包装(5〜20g)か、出荷形態を決定

Agritureの業務用フリーズドライいちご

Agritureは京都府京丹後市を中心に、国産いちごのフリーズドライ加工を提携工場と組み合わせて業務用供給しています。原料調達から処方設計・形状加工・包装までワンストップで対応できるのが特徴です。

対応できる案件

  • 原料:京丹後・国産いちごを農家・産地契約で調達(紅ほっぺ・章姫など品種指定可)
  • 形状:丸ごと/スライス/ダイス/パウダーの全形状に対応
  • ロット:試作は原料10〜50kg、量産は原料500kg〜で段階スケール
  • 包装:業務用大袋(1〜5kg)/個包装(5〜20g)/ギフト箱対応
  • 販路支援:OYAOYAブランド・foodoem.jp経由のOEM案件で実装実績あり

事前確認が必要な案件

  • 春の収穫時期外での原料確保(在庫+提携農家からの追加調達で対応)
  • 特定品種指定(紅ほっぺ等)の大量ロット(産地契約と仕入れ調整が必要)
  • ハラール・有機認証など認証工場が必要な案件(提携工場側の対応状況を確認)
  • 海外輸出を前提とした包装・表示設計(現地ラベル要件の確認が前提)

乾燥加工のOEMについてわかる資料をご用意しています

小ロット〜大ロットまで柔軟に対応できるアグリチャーOEM

  • 既存原料100g~からOEM対応
  • 持ち込み原料の乾燥加工も可能
  • 加工から充填まで一括でサポート

よくある質問

業務用フリーズドライいちごの価格相場は?

仕上がり1kg単価で、国産(京丹後など)は8,000〜15,000円、輸入(中国・チリ等)は3,000〜5,000円が目安です。形状(丸ごと・スライス・ダイス・パウダー)と最低ロットでさらに変動します。

どの形状を選べばいい?

ケーキ装飾・ギフトなど見た目訴求は丸ごと・スライス、焼菓子・アイスの練り込みはダイス、ドリンク・クリーム配合はパウダーが基本です。用途と販価が決まれば自動的に絞り込めます。

国産と輸入はどう選び分ける?

ギフト・プレミアム菓子・健康食品のように販価が取れる商品は国産、大量生産・汎用原料として使う場合は輸入が合います。国産は「京丹後産」「紅ほっぺ使用」などラベル訴求で差別化できる点が強みです。

いちごの最低ロットはどれくらい?

量産は生鮮原料で500kg前後、仕上がり25〜50kg程度が目安です。試作は10〜50kgから対応する工場があるため、小ロットで試作→量産に切り替える段階運用が一般的です。詳細は最低ロットを参照してください。

包装と保存はどうすれば良い?

アルミラミ包装+脱酸素剤が基本です。フリーズドライいちごは吸湿すると食感が変わるため、業務用大袋でも密封と乾燥剤併用が必要です。丸ごとは輸送で割れやすいため、緩衝材・個包装で割れを防ぐ設計にします。

まとめ

業務用フリーズドライいちごは、形状(丸ごと/スライス/ダイス/パウダー)・原料産地(国産/輸入)・ロット・品質管理・包装の5軸で選定します。国産の京丹後産は1kg8,000〜15,000円とプレミアムながら、産地名・品種名でラベル訴求ができる点で差別化力のある素材です。

形状別の詳細は丸ごとダイススライス、コストは加工費用、ロットは最低ロットで整理しています。OEMのご相談は食品OEMの窓口(Agriture)へ。

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    この記事を書いた人

    小島 怜のアバター 小島 怜 Agriture CEO

    株式会社Agriture CEO/乾燥野菜やドライフルーツを中心とした受託加工・OEM事業。京都府内の農家と連携し、規格外野菜の活用や6次産業化支援を通じて、「持続可能な食の流通」を追求している。製造現場での豊富な実体験を活かし、商品企画から試作、小ロット対応、パッケージ設計、販路開拓支援まで、OEMを検討するすべての事業者に伴走するサポートを提供。

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