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規格外野菜のおやつ「Blue blossom」が福祉イベント出店——“福祉を特別にしない”切り口

北海道・札幌の株式会社ブルーブロッサムが手がける、規格外野菜を使ったおやつブランド「やさいのおやつ Blue blossom」が、2026年5月24日に札幌中央区のエア・ウォーターの森で開かれた福祉イベント「WellFes2026」に出店した。同ブランドが掲げるのは「福祉を特別なものにしない」という考え方。フードロス削減と、誰もが自然に働き共に過ごせる社会づくりを、おやつを通じてつなごうとしている。

目次

北海道の規格外野菜をアップサイクルしたおやつ

Blue blossom は、北海道産の規格外野菜をアップサイクルしたおやつを製造している。商品にはパウンドケーキやラスクがあり、保存料・人工着色料・精製糖を使わない設計だ。パッケージのデザインは、代表である工藤勲氏の娘たちが手がけているという。

運営する株式会社ブルーブロッサムは2024年7月設立。「野菜のおやつで地域と未来をつなぐ」を掲げ、フードロス削減とインクルーシブな社会づくりを一つの事業として結びつけている。

イベント概要

項目 内容
イベント名 WellFes2026
開催日 2026年5月24日 11:00〜17:00
会場 エア・ウォーターの森(札幌市中央区)
入場 無料(一部プログラムは事前申込制)
共催 NPO法人あえりあ/一般社団法人fanfare

“福祉を特別にしない”という切り口

福祉とフードロスは、別々の社会課題として語られることが多い。Blue blossom が独特なのは、この二つを一つのブランドの中で自然に結びつけている点だ。「福祉を特別なものにしない」という言葉には、支援される側・する側という区切りを置かず、誰もが当たり前に関われる場をつくろうとする姿勢が表れている。

規格外野菜という、これまで価値が認められにくかった素材をおやつに変える。その営みが、人の働き方や社会の関わり方を見直すきっかけにもなる——という設計だ。

Agritureの視点——規格外野菜は「物語」で売れる

当社が京都産の乾燥野菜D2C「OYAOYA」を運営する中で実感しているのは、規格外野菜は単なる安売り素材ではなく、背景にある物語まで含めて受け取られるということだ。なぜその野菜が規格外になったのか、それを誰がどう生かしたのか。そうした文脈があると、消費者は価格以上の価値を感じてくれる。

Blue blossom が福祉という切り口を前面に出しているのも、同じ構造だ。規格外野菜の用途を広げるうえで、加工技術と同じくらい「どんな物語を添えるか」が問われている。

まとめ

Blue blossom の WellFes2026 出店は、規格外野菜のアップサイクルが食品ロス対策にとどまらず、社会づくりの入り口にもなりうることを示した。福祉を特別扱いしないという姿勢が、おやつという身近な形で表現されている点に新しさがある。

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出典

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この記事を書いた人

小島 怜のアバター 小島 怜 Agriture CEO

株式会社Agriture CEO/乾燥野菜やドライフルーツを中心とした受託加工・OEM事業。京都府内の農家と連携し、規格外野菜の活用や6次産業化支援を通じて、「持続可能な食の流通」を追求している。製造現場での豊富な実体験を活かし、商品企画から試作、小ロット対応、パッケージ設計、販路開拓支援まで、OEMを検討するすべての事業者に伴走するサポートを提供。

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