奈良県三輪素麺工業協同組合について奈良県三輪素麺工業協同組合は、日本最古の素麺の産地とされる三輪地域で、代々受け継がれてきた手延べ製法を守り続けている組織です。現在は約80の製造者が加盟し、細さ・コシ・喉ごしにこだわった三輪素麺を製造しています。寒暖差の大きい気候や乾燥した風など、地域の自然条件と職人の熟練した技術が合わさることで、品質の高い素麺が生まれます。近年は伝統を大切にしながらも、地域素材の活用や新しい加工技術を取り入れた商品開発にも積極的で、地域の魅力発信を担う存在としても注目されています。公式サイト:https://www.miwasoumen-kumiai.com/紫唐辛子のパウダー加工今回Agritureでは、同組合が開発を進める「大和野菜入り素麺」の原料づくりとして、大和野菜のひとつである紫唐辛子のパウダー加工を受託しました。紫唐辛子は色が濃く、熱によって変色しやすい素材のため、乾燥温度・時間の設計が重要になります。まずは生の状態を確認し、水分量と繊維質に合わせて乾燥条件を調整。色味を保つため、通常より低温でじっくり乾燥させ、粉砕後も鮮やかな紫色を残せる仕上がりを目指しました。試作のお知らせ記事はこちら大和野菜について大和野菜は、奈良で受け継がれてきた在来品種を中心とした伝統野菜の総称で、地域の歴史や風土と深く結びついています。紫唐辛子や大和きくな、大和まな、大和いもなど、鮮やかな色や独特の香りを持つ品種が多く、料理に加えることで彩りや風味のアクセントを生み出せます。しかし、生産量が限られ流通量も少ないため、地域外ではあまり知られていないものもあります。こうした野菜をパウダー化することは、保存性を高め、加工食品や飲食店で使いやすい形にするだけでなく、地域特産物の価値を広げる手段としても効果的です。野菜パウダーを商品に活用野菜パウダーは、麺や焼き菓子、生地ものなどに自然な色を加えられる素材として注目されています。特に紫唐辛子のように個性的な色味をもつ大和野菜は、粉末にすることで着色料を使わずに自然な彩りを出せるのが大きな利点です。粉末状であれば生地に均一に混ざりやすく、味の主張も抑えられるため、素麺のような繊細な食品でも使いやすくなります。また、季節商品や地域限定商品としての展開とも相性が良く、商品づくりの幅を広げてくれる素材です。Agritureでは、用途に合わせた粒度の調整や低温乾燥での色保持など、パウダー化に必要な設計を行い、素材の個性を活かした加工を提供しています。Agritureによるパウダー化のサポートAgritureでは、国産野菜を使ったパウダー加工のOEMに幅広く対応しています。原料の選定から、乾燥、粉砕、微粉末化まで一貫して行えるため、用途に応じた最適なパウダーづくりが可能です。製菓・製パン・調味料・飲料・健康食品など、求められる粒度や風味は業態によって異なるため、細かさや色味の調整、低温乾燥による風味保持など、細部まで設計して仕上げています。また、試作品づくりにも対応しており、小ロットでの加工や素材の特徴を活かした粉末化の相談も可能です。添加物を使わず、素材の色や香りをそのまま生かした自然なパウダーに仕上がる点は、国産志向・自然派商品の開発にも適しています。乾燥から粉砕、原料化までまとめて任せることができるため、新規商品の立ち上げやPB商品の開発にも活用しやすいOEMサービスです。パウダー加工について:https://agriture.jp/powder/