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乾燥しいたけ(椎茸)

目次

乾燥椎茸の製品概要

京都府の提携農家で栽培された椎茸を、3段階の温度で丁寧に乾燥した業務用原料です。厚めにスライスしているため、一般的な乾燥椎茸より柔らかい歯ざわり凝縮された旨味が両立します。乾燥状態でもクセが少なく、水戻し後は生椎茸に近いしっとりとした食感が戻り、戻し汁は上質な出汁として活用できます。

形状は「スライス」「丸ごと」「軸のみ」の3種、栽培方法も「原木」「菌床」から選択可能です。商品コンセプトや使用用途に合わせて、時短調理・風味強化・具材兼出汁素材として幅広い業種で採用いただいています。

01 3段階の温度による丁寧な乾燥

初期・中期・仕上げで温度帯を切り替え、短時間で一気に乾かさず緩やかに水分を抜いています。これにより、一般的な乾燥椎茸にありがちな硬さやえぐみが抑えられ、戻りの早さと柔らかな食感を両立しました。

02 原木・菌床の選択と軸までの活用

京丹後の原木栽培と京北の菌床栽培から、商品設計に合わせて選べます。加工時に出る「軸」の部分も別規格として乾燥し、出汁素材として供給。ベジタリアン向けや植物性出汁のベース原料としても活用いただけます。

03 水戻し後も生に近いしっとり感

一般的な乾燥椎茸が硬めに戻るのに対し、ふわりと柔らかい肉厚感が残るのが特徴です。炊き込みご飯や煮物、パスタの具材として、そのまま具材感を楽しめる仕上がりに設計しています。

取り扱い製品がわかる商品カタログ

小ロット〜大ロットまで柔軟に対応

乾燥野菜
  • 100g~の小ロットから販売
  • 日本各地の伝統野菜の取扱い
  • ドライフルーツ/ハーブも対応

乾燥椎茸の特徴

京都府京丹後・京北産

京都府京丹後市と京北地区の提携農家から原木椎茸と菌床椎茸を調達し、用途に応じて使い分けています。原木は香りと肉厚さ、菌床は安定供給性に優れ、業務用原料として必要な規格を柔軟にご提案できます。

3形状対応

スライス・ダイス・ホールの3形状を基本ラインナップとしてご用意し、カット規格は用途別にカスタマイズ可能です。スープ・炊き込みご飯・惣菜の具材から粉末原料まで、幅広い加工食品への展開に対応します。

ブドウ糖不使用

砂糖液やブドウ糖への浸漬を行わず、椎茸本来の旨味と香りを活かした自然な仕上がりです。化学調味料不要で深いコクが出せるため、減塩・無添加訴求の商品や、和洋中問わずベース素材として活用できます。

戻し汁の出汁活用

戻し汁に溶け出すグアニル酸は昆布の旨味成分グルタミン酸と相性がよく、一番出汁に匹敵する深みを生みます。出汁パック・即席味噌汁・調味料ベースなど、旨味訴求の商品設計にそのまま転用できる素材です。

低温乾燥

低温乾燥工程により香気成分と旨味成分を最大限保持しています。高温乾燥に比べ香りの飛びや変色が抑えられ、開封時の椎茸らしい芳香と濃厚な旨味を商品に落とし込めるのが特徴です。

トレーサビリティ

原木の入手元・栽培管理・ロット番号を一元管理しており、出荷後も追跡可能な体制を整えています。業務用原料として安全性を重視されるメーカー様にも安心してお使いいただける、透明性の高い供給体制です。

製品仕様

項目

内容

原料産地

京都府(提携農家)

規格

スライス/丸ごと/軸のみ

保存方法

常温(高温多湿を避けて保管)

賞味期限

出荷日より6ヶ月

最小ロット

10袋~/100g

パウダー

可能

製造時期

カスタマイズ対応

椎茸は規格・栽培方法によって香りや食感が変わるため、試作段階で仕様を決めていただいたうえで量産します。主な対応項目は下表の通りです。

対応項目

内容

特注サイズ対応(カット厚変更・形状調整)

10kg以上の注文より相談可能

OEM対応

可能

規格選択

スライス/丸ごと/軸のみ

栽培方法指定

原木/菌床から選択可

乾燥椎茸の軸

椎茸の加工時に出る軸の部分も別途乾燥しており、野菜出汁の原料としてご利用いただけます。ベジタリアン向けのレシピ開発や、植物性ブイヨンのベース素材として活用いただく事例が増えています。

POWDER

パウダー製品もご用意しています

「椎茸パウダー」として粉末製品もラインナップしています。素材の風味と香りを保ちつつ、製菓・製パンの生地練り込み、ドリンク、離乳食、スムージーなど幅広い用途に活用できます。乾燥品と組み合わせて、食感と着色の両方をコントロールしたい開発にも最適です。

椎茸パウダーを見る →

品種・生産者・産地のこだわり

乾燥椎茸は、原木か菌床かという栽培方法の違いによって、香り・食感・価格が大きく変わる原料です。Agritureでは両方の栽培に対応し、商品コンセプトに合わせて原料段階から選べるよう整えています。

BRAND

品種:肉厚でうま味の強い品種を中心に選定しています。傘がしっかり閉じて香りが強いタイプを原木栽培、形状の揃いやすいタイプを菌床栽培と使い分けており、用途に応じて風味を設計できます。

PRODUCER

生産者:京丹後と京北の提携農家が中心です。原木栽培では森林環境を活かしたほだ場で1年半以上かけて育てる生産者、菌床栽培では温度・湿度を緻密に管理する農家と連携し、それぞれの長所を活かした原料供給を続けています。

REGION

産地:京丹後と京北は、日中と夜間の寒暖差が大きく、湿度もほどよく保たれる山間地です。この気候条件は椎茸にとって好適で、肉厚で香りが豊かな子実体が育ちやすい環境といえます。水と空気の清浄さも、加工前段階での品質を支えています。

CULTIVATION

栽培方法:原木は京都府内産のナラ材を使用し、シイタケ菌を植え付けたほだ木で自然環境に近い形で育成します。菌床は安定した環境制御のもと通年で収穫でき、形状や大きさのばらつきを抑えやすいのが特徴です。両者ともで栽培しています。

※参考:OYAOYA 商品ページ

低温乾燥の技術と品質管理

椎茸の乾燥は、一気に高温で水分を飛ばすと、表面だけが固くなり内部に水分が残る「表乾・内湿」が起きやすい工程です。弊社では初期・中期・仕上げの3段階で温度帯を切り替え、表面と内部の乾燥スピードを揃えることで、ふわりとした肉厚感を維持したまま水分値を調整しています。

💡 TIPS|乾燥加工の豆知識

乾燥椎茸の旨味成分「グアニル酸」は、冷水でゆっくり戻すと最も引き出せます。5℃前後の水に5〜8時間浸けると、熱湯で戻した場合の約2倍のグアニル酸が溶け出すとされており、業務用の出汁設計では「前日仕込み+冷蔵戻し」がレシピ差別化のカギになります。

活用シーン・採用事例

乾燥椎茸は、出汁素材としての王道用途に加えて、具材としての存在感やベジ対応など多方向に使える原料です。業種別の活用シーンを整理しました。

和食・日本料理向け

和食専門店や料亭向けのOEM加工品・業務用食材として採用実績のある使い方です。生椎茸は産地・季節による品質ばらつきや短い保存期間が仕入れ管理の課題になりますが、乾燥品であれば常温での一括保管と計画的な使用量管理が可能になります。低温でじっくり戻すことでグアニル酸が十分に引き出されるため、炊き込みご飯・煮物・茶碗蒸しの具材としてだけでなく、戻し汁を植物性の旨味ベースとして活用したい麺類・惣菜メーカーの製品設計にもお応えできます。

加工食品・レトルト向け

カップ麺・フリーズドライスープ・レトルト惣菜の具材として、即席食品メーカーや惣菜加工業者から採用いただく機会が多い使い方です。生椎茸は収穫後の品質変動や下処理工数が製造現場の負担になりますが、乾燥スライスであれば常温での一括保管が可能で、歩留まりを安定させながら安定調達が実現できます。熱湯を注ぐだけで均一に戻るため、食感設計やレシピ再現性が求められる商品開発にも適しています。

精進料理・ヴィーガン対応メニュー

精進料理を提供する寺院系飲食店や、ヴィーガン・プラントベース対応を進める食品メーカーで採用が広がっている使い方です。生椎茸と異なり、乾燥原料は常温での一括在庫管理が可能で、戻し汁ごと植物性ブイヨンとして活用できるため、調理工程の大幅な簡素化に貢献します。軸のみの乾燥規格は肉代替食感を活かした具材展開にも対応しており、ヴィーガン認証取得を目指すOEMブランドの差別化素材としてもご検討いただけます。

中華・エスニック料理

中華まん・ちまき・魯肉飯などを製造するメーカーや、中華・エスニックメニューを展開する外食チェーンで業務用原料として採用されています。生椎茸は産地や季節により品質がばらつきやすく、下処理・カット工程が製造ラインの工数増加につながりますが、乾燥丸ごとタイプであれば常温での安定備蓄が可能で、戻し作業のみで均質な仕込みに移行できます。濃いめの調味でも崩れにくい食感を保つため、煮込み系・餡系の製品に一定の差別化素材として組み込みやすく、ロット・サイズはご要望に応じてご相談いただけます。

ペットフード・無添加フード原料

ペットフードメーカーやOEMブランドが「国産・無添加」を差別化軸とする場合に採用されるケースです。生椎茸は水分量が多く保管・輸送コストがかさむ上に短期での消費が前提になりますが、乾燥品であれば常温での安定保管が可能で、製造ラインへの定量投入もしやすくなります。スライスや粉砕など形状の相談にも対応しており、シニア犬・猫向けの低カロリーレシピや旨味強化トッピングの原料として、小ロットのトライアル段階からご検討いただけます。

調味料・ドレッシング

粉末椎茸は、化学調味料不使用を訴求するクリーンラベル調味料・ドレッシングの開発原料として、食品メーカーや調味料メーカーに採用されています。生椎茸と比べて水分管理が不要で常温長期保管が可能なため、製造ラインへの安定供給と配合ロスの低減につながります。少量添加でも旨味を引き出せる高濃縮素材ですので、塩麹・醤油ベースの調味料から和風ドレッシングまで、OEM開発での原料切り出しとしてご相談いただけます。

野菜茶・ブレンドティー原料として

薬膳茶・出汁茶系の飲料OEMやECブランドにおいて、椎茸の旨味成分をブレンド素材として活用する引き合いが増えています。生椎茸では水分管理や衛生管理の面でお茶原料としての扱いが難しいですが、乾燥スライスや粉砕品であれば常温での一括保管・計量が可能で、ハーブ・茶葉・漢方素材との均一ブレンドに適した仕様でご提供できます。単体原料の供給にとどまらず、オリジナルブレンドティーの処方設計から製造まで一貫してご相談いただけます。

お茶OEMサービスの詳細はこちら

フレーバーコーヒー・京野菜珈琲の原料として

ECブランドや土産メーカーが京都産原料を軸に差別化するフレーバーコーヒーや健康志向ブレンドの原料として活用いただけます。乾燥しいたけは常温での長期保管と安定した粉砕処理が可能で、コーヒー豆とのブレンド比率や粒度をロット間でそろえやすい点が業務採用の決め手となっています。企画段階からのOEM相談に対応しており、原料配合の調整や小ロットでの試作を経て、販路に合わせた商品化まで一貫してサポートします。

コーヒーOEMサービスの詳細はこちら

業務用の使い方・戻し方

水戻しの基本:スライスタイプは水に約15〜20分、丸ごとタイプは冷水で5〜8時間を目安に戻してください。戻し率は約5倍前後で、乾燥10gに対して戻し後50g程度が目安です。低温でゆっくり戻すことで、グアニル酸由来の旨味成分を効率よく引き出せます。

出汁として使う場合:戻し汁はそのまま出汁として活用できます。昆布と合わせて2番出汁に使うと、鰹節を使わない植物性の旨味ベースが組み立てやすく、精進料理・ヴィーガン対応メニューでの採用実績があります。

保管と解凍後の扱い:未開封では常温保存で6ヶ月、開封後は密封して冷暗所保管で1〜2ヶ月を目安に使い切ってください。大袋からの小分け時は、湿気を避けるため乾燥剤を追加することを推奨します。

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取り扱い製品がわかる商品カタログ

小ロット〜大ロットまで柔軟に対応

乾燥野菜
  • 100g~の小ロットから販売
  • 日本各地の伝統野菜の取扱い
  • ドライフルーツ/ハーブも対応

よくあるご質問(FAQ)

Q. 原木栽培と菌床栽培、どちらを選べばよいですか?

A. 香りや肉厚感を重視するなら原木栽培、形状の揃いや通年の安定調達を重視するなら菌床栽培がおすすめです。商品コンセプトに合わせて使い分けや併用も可能です。

Q. スライス・丸ごと・軸の違いを教えてください

A. スライスは出汁・レトルトの具材、丸ごとは中華・和食の主役具材、軸は植物性出汁の原料として使われるのが一般的です。いずれも同じ乾燥工程で仕上げているので、風味設計は共通です。

Q. 最小ロットと納期はどのくらいですか?

A. 10袋~/100gから対応可能です。在庫ロットがあれば1〜2週間、特注カット・規格指定の場合は3〜4週間程度を目安にご案内しています。

Q. パウダー加工はしてもらえますか?

A. 椎茸のパウダー加工に対応しています。粒度(メッシュ)のご要望に合わせた仕上げが可能で、調味料原料や和食・中華の素材として幅広く採用されています。

Q. 戻し率はどのくらいですか?

A. 乾燥10gに対して戻し後は約50g前後が目安です。水温と戻し時間で多少変わりますが、冷水戻しの方が旨味成分が引き出されやすい傾向があります。

Q. 残留農薬や異物混入のリスクは?

Q. 輸出向けの対応はできますか?

A. 輸出用の包装・ラベル対応は要相談で承っています。過去には東南アジア・北米向けに乾物素材を出荷した実績があり、必要書類についても個別にご相談可能です。

RETAIL

少量パックでのご購入をお探しの方へ

試作用途や個人消費向けに、姉妹ブランドOYAOYAのオンラインショップでも、乾燥しいたけの少量パックをお買い求めいただけます。商品開発前の食感チェックや、社内試食用の仕入れとしてもご活用ください。

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薬膳的な効能(生の椎茸の場合)

薬膳の世界で椎茸は、甘味・平性のきのこに分類されます。平性とは体を温めも冷やしもしない穏やかな性質のことで、体質を選ばず幅広い方に取り入れやすいのが特徴です。中医学では「補気類」として位置づけられ、胃腸の働きを助けて気を補い、体の免疫力を底上げする食材とされています。

具体的には、疲れやすい・風邪をひきやすい・食欲が落ちているといった「気虚」の改善に役立つとされ、加えて抗酸化作用や血流改善の働きも期待されています。特に干し椎茸は栄養価がさらに高まり、気虚改善や免疫サポートに向く食材として重宝されてきました。煮物・スープ・鍋物に加えるだけで旨味と薬膳効能が同時に広がり、和食文化の中で長く親しまれてきた背景があります。

💡 TIPS|薬膳の豆知識

椎茸は「平性」のため、体を冷やす夏野菜や温める根菜とも相性が良く、薬膳レシピの土台として扱いやすい食材です。出汁を取ったあとの戻し汁にもエキスが残るため、捨てずにスープや煮物へ加えることで、旨味と薬膳的な働きを同時に取り込めるとされています。

椎茸の薬膳的な働きは、乾燥加工後も大きく損なわれないと考えられています。Agritureの乾燥椎茸は3段階温度で丁寧に乾燥させているため、戻し汁の旨味と風味が濃く、出汁と具材を兼ねた薬膳素材として精進料理・ベジ対応メニュー・薬膳スープなど幅広い業務用途で活用いただけます。

YAKUZEN

薬膳視点で椎茸をもっと知りたい方へ

体質別のおすすめ食材や薬膳レシピを紹介する姉妹サイト やさい薬膳 で、椎茸の効能や取り入れ方をさらに詳しく解説しています。

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この記事を書いた人

小島 怜のアバター 小島 怜 Agriture CEO

株式会社Agriture CEO/乾燥野菜やドライフルーツを中心とした受託加工・OEM事業。京都府内の農家と連携し、規格外野菜の活用や6次産業化支援を通じて、「持続可能な食の流通」を追求している。製造現場での豊富な実体験を活かし、商品企画から試作、小ロット対応、パッケージ設計、販路開拓支援まで、OEMを検討するすべての事業者に伴走するサポートを提供。

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