
江戸時代後期に京都・聖護院地域で生まれた京の伝統野菜「聖護院大根」。真ん丸で水分を多く含んだやわらかな果肉は、煮崩れしにくくほんのり甘いのが特長です。乾燥加工によって水分が抜け、むっちり弾むような食感と、甘さの中に上品なコクと旨味が生まれます。生の状態では表現できない、しっかりとした噛み応えと風味の深みが魅力の業務用乾燥野菜です。
Agritureの乾燥聖護院大根、3つのこだわり
01 江戸後期から続く京の伝統野菜
聖護院大根は江戸時代後期に京都・聖護院地域で誕生した、京都を代表する伝統野菜のひとつです。一般的な青首大根とは異なり、真ん丸で大きな球形が特徴で、京都ブランドの食材として観光・土産・プレミアム商品への訴求力を持っています。通常の大根では表現できない京都らしさが、原料の差別化ポイントになります。
02 肉厚カットでむっちり弾む食感
Agritureでは聖護院大根の肉厚さを活かすため、あえて大きめの短冊カットで仕上げています。乾燥によって水分が抜け、むっちりとした弾力のある食感に変化。戻した後も存在感のある具材として、煮物・おでん・炊き合わせなどで主役を張れる原料です。
03 甘さと上品なコクの両立
肉厚でキメの細かい聖護院大根は、乾燥によって糖度が凝縮され、ほんのりとした上品な甘さと深いコクが生まれます。通常の大根では得られない風味の豊かさは、一度使うと手放せなくなる業務用ユーザーも多く、和食料理店・高級惣菜店からのリピート率が高い原料です。
取り扱い製品がわかる商品カタログ
小ロット〜大ロットまで柔軟に対応

- 100g~の小ロットから販売
- 日本各地の伝統野菜の取扱い
- ドライフルーツ/ハーブも対応
乾燥聖護院大根の特徴
江戸後期から続く京の伝統野菜として、京都ブランドを訴求できる原料。観光需要・ギフト商品・高付加価値OEMで選ばれる理由のひとつで、商品パッケージでの訴求力があります。
乾燥で水分が抜けることで、むっちりとした弾力ある食感に変化。戻した後も食感の主張があり、具材として存在感を放ちます。和食メニューで大根の役割を格上げできる原料です。
肉厚な聖護院大根は糖度が高く、乾燥により甘さが濃縮されます。通常の大根にはない上品なコクが出るため、上級和食メニューや高級惣菜でも違和感なく使える素材です。
糖類コーティングや漂白処理を一切行わず、素材そのまま加工しています。無添加訴求の商品、原材料表示をシンプルに保ちたい商品にもそのまま採用できる原料設計です。
出荷日から6ヶ月の常温保存が可能。冬季が主な旬である聖護院大根を、乾燥化することで通年供給できるようになり、季節メニューの制約から解放されます。
京都府京丹後の提携農家で栽培された原料を使用し、収穫時期に合わせて一気に加工。年間を通じて安定した品質で供給できる体制を整えています。
製品仕様
|
項目 |
内容 |
|---|---|
|
原料産地 |
京都府(提携農家) |
|
規格 |
短冊カット |
|
保存方法 |
常温(高温多湿を避けて保管) |
|
賞味期限 |
出荷日より6ヶ月 |
|
最小ロット |
10袋~/100g |
|
パウダー |
△ 粗さによっては可能 |
|
製造時期 |
12月 |
カスタマイズ対応
Agritureでは、提携農家との連携と自社の加工施設により、安定的な原料供給と高品質な製造を実現しています。OEM製造にも柔軟に対応可能で、規格変更やパッケージングのご相談も承っております。特注サイズ対応(カット厚変更・形状調整)は10kg以上の注文より相談可能、大ロットでの製造は製造時期の3ヶ月前にご相談ください。
大根パウダーや他の野菜パウダーをお探しの方へ
乾燥聖護院大根の粉末化にも対応可能です。ふりかけ・スープの素・調味料ベースへの活用など、粉体需要にあわせたご提案ができます。他の野菜パウダーとのブレンド設計もお受けしています。
品種・生産者・産地のこだわり
乾燥聖護院大根に使用している原料は、京都府京丹後の提携農家で栽培された聖護院大根です。江戸時代後期に京都の聖護院地域で誕生した伝統野菜で、真ん丸で大きな球形と肉厚な果肉が特徴です。一般的な青首大根よりも糖度が高く、煮崩れしにくい特性が業務用途に適しています。
品種: 聖護院大根。江戸時代後期に京都の聖護院地域で誕生した京の伝統野菜で、真ん丸の大きな球形と肉厚な果肉が特徴です。やわらかいのに煮崩れせず、ほんのり甘いのが普通の大根との違いです。
生産者: エチエ農産。環境と人に優しい農業を目指し、自家製の堆肥を使って農作物の栽培を行う農家です。聖護院大根の栽培にも継続的に取り組んでおり、高品質な原料を安定供給できる生産者として信頼を寄せています。
産地: 京都府京丹後市。日本海側気候の寒暖差が大きく、冬季の低温で糖度が高まった聖護院大根が収穫できます。12月の収穫タイミングに合わせて一括加工することで、もっとも味が乗った状態を原料化しています。
栽培方法: 自家製堆肥を活用した環境配慮型の栽培。化学肥料や農薬の使用を抑えた農法で、土壌の栄養バランスを重視しています。聖護院大根本来の甘さとコクを引き出すために必要な栽培方針です。
※参考: OYAOYA商品ページ
低温乾燥の技術と品質管理
聖護院大根は肉厚な根菜のため、通常の大根以上に乾燥工程の時間と温度管理が重要になります。厚切りカットのまま均一に水分を抜くには、温度を段階的に調整しながら長時間乾燥させる必要があり、高温短時間の乾燥方式では表面だけが固くなって中に水分が残ってしまいます。Agritureでは肉厚根菜専用の乾燥プログラムを運用し、内側までしっかり水分を抜きつつ、むっちり食感を残す加工を実現しています。
製造は京都府内の自社加工所で行い、原料受入から出荷までの全工程を一貫管理。食品OEM向けの分析表・原料原産地証明書の発行にも対応しており、京野菜ブランドとして高付加価値商品の原料としても採用いただけます。
聖護院大根のような肉厚根菜は、表面と内部で水分の抜け方が異なるため、途中で風向きを変えたり温度を調整したりしながら加工します。Agritureでは乾燥工程中に複数回の含水率チェックを行い、ムラのない仕上がりを目指しています。
活用シーン・採用事例
煮物・おでん・炊き合わせ素材に
肉厚カットの乾燥聖護院大根は、煮物・おでん・炊き合わせの主役級具材として存在感を発揮します。乾燥で凝縮された甘みが出汁とよく馴染み、京都らしい上品な味わいの和食メニュー開発に向いています。
麺類の具材として
ラーメンやうどんの具材として、彩りと風味のアクセントになります。通常の大根では出せない食感と甘みが、ラーメンスープとの相性も良く、変わり種のこだわり麺メニューの素材として採用例があります。
切り干し大根風サラダ・惣菜に
定番の切り干し大根に代えて使うことで、和食惣菜に新しい食感のアクセントを加えられます。サラダ・和え物・漬物風惣菜にも展開可能で、惣菜バイヤーからの差別化ニーズに応えられる素材です。
OEM商品原料・乾燥根菜ミックス
和風素材・乾燥根菜ミックスとして、他の乾燥野菜とのブレンドにも活用できます。京野菜ミックス・おでんの素・スープセットなど、京都をテーマにした商品の原料として引き合いが多いカテゴリです。
土産・ギフト商品の原料として
京野菜を使った土産品・ギフト商品のベース原料としても採用されています。京都らしさを打ち出したい商品開発で、聖護院大根を使った乾燥野菜セットが人気です。小ロット試作から相談いただけます。
野菜茶・ブレンドティー原料として
大根を活かした薬膳茶・野菜茶のブレンド原料として、温活系のハーブティー商品にも使えます。体を温めるテーマのブレンド茶で、副原料として組み込むと大根特有のやさしい風味が加わります。
フレーバーコーヒー・京野菜珈琲の原料として
粉砕した乾燥聖護院大根をコーヒーとブレンドすることで、京野菜珈琲のユニークなバリエーションを作れます。京都土産の珈琲商品や、変わり種ブレンドコーヒーの副原料として活用可能です。
業務用の使い方・戻し方
乾燥聖護院大根は、水で15〜30分程度戻してから使用します。肉厚カットのため戻しに時間がかかりますが、ぬるま湯を使うと戻し時間を短縮できます。煮物に使う場合は、戻さずに直接出汁に投入して長時間煮込む方法も可能で、出汁をしっかり吸ってジューシーに仕上がります。
おでんや炊き合わせで使う場合は、戻した後に下茹でしてから本調理に移ると、味の入り方が均一になります。切り干し大根風の惣菜に使う場合は、戻した後に細かく刻み、調味液と和えるだけで完成するため、仕込み時間を大幅に短縮できます。
関連する事例・記事
- 聖護院大根:丸くて甘みのある京野菜の代表格(京野菜コラム)
- 冬の京野菜:聖護院大根や九条ねぎの深い旨味(京野菜コラム)
- 聖護院かぶ:なめらかで上品な味わいの京野菜(京野菜コラム)
取り扱い製品がわかる商品カタログ
小ロット〜大ロットまで柔軟に対応

- 100g~の小ロットから販売
- 日本各地の伝統野菜の取扱い
- ドライフルーツ/ハーブも対応
よくあるご質問
Q. 最小ロットと試作対応は?
A. 10袋(100g単位)からご注文いただけます。OEM試作は10kg以上からご相談可能で、カット仕様・配合・包装の組み合わせも同時に検討できます。京野菜をテーマにした土産品や高付加価値商品の開発では、試作段階から一緒に並走する伴走型サポートを提供しています。
Q. 価格相場はどのくらいですか?
A. 聖護院大根は京の伝統野菜のため、一般的な青首大根の乾燥品と比べると単価は高くなります。ただし京都ブランドとしての訴求力で商品単価を上げられる原料です。具体的な見積もりはお問い合わせフォームからご相談ください。
Q. リードタイムはどのくらいですか?
A. 在庫品は受注後1〜2週間で出荷可能です。聖護院大根の製造時期は12月で、冬季収穫のタイミングに合わせた一括加工を行います。大ロットをご希望の場合は、製造時期の3ヶ月前までにご相談いただけると計画生産で対応できます。
Q. 原料原産地証明は発行できますか?
A. 京都府京丹後産の原料原産地証明書を発行できます。商品パッケージに「京都府産聖護院大根使用」「京の伝統野菜使用」と表示する場合にも対応可能です。京野菜ブランドとしての訴求に必要な書類はすべてご用意します。
Q. 農薬残留や分析表は提出可能ですか?
A. 残留農薬分析表・微生物検査・一般成分分析などの品質成績書を発行可能です。京野菜ブランド商品の原料として高い品質要求にも応えられる体制で、OEM案件の品質管理に必要な書類をお出しできます。
Q. HACCP・輸出対応は可能ですか?
A. 自社加工所はHACCP対応の書類提出に対応しています。輸出案件はケース別のご相談ですが、京野菜をテーマにした海外向けOEM商品の相談も増えています。和食レストランや日本食材店向けの海外展開にもご活用いただけます。
Q. OEM相談フローを教えてください
A. お問い合わせ → コンセプトヒアリング → サンプル送付 → 有償試作 → 仕様確定 → 本製造の流れです。京野菜を活用した商品開発の相談では、ブランドストーリーの設計から商品設計までトータルでサポートする事例もあります。
少量パックでのご購入をお探しの方へ
試作用途や個人消費向けに、姉妹ブランドOYAOYAのオンラインショップでも少量パックをお買い求めいただけます。業務用の前に少量で味や食感を確認したい方におすすめです。
薬膳的な効能(生の大根の場合)
大根は薬膳の世界で「気の巡りを整える食材」として位置づけられています。胸のつかえ感や咳、しゃっくり、胸の張りなどに用いられるとされ、黄痰や粘痰など熱を含んだ症状にも向いていると言われています。冬に旬を迎える大根は、みずみずしい食感とほのかな甘みが特徴で、日本の食卓に欠かせない野菜のひとつです。
大根は咳や痰、しゃっくり、胃もたれなど、気の巡りの滞りからくる不調に幅広く活用されると言われています。涼性の性質を持つため、熱感を冷ます働きもあるとされています。冷えやすい体質の方は生食を避け、煮物や汁物など加熱調理で取り入れると良いでしょう。大根の葉も栄養価が高く、炒めたり味噌汁に加えたりと無駄なく使えるのが魅力です。
薬膳では、大根は「停滞を緩和させる食材」とされ、胃腸のつかえやもたれ、お腹の張りが気になるときに良いと言われています。冬の寒い時期には煮物にしてじっくり火を通すことで、体を冷やしすぎずに大根の効能を取り入れることができます。
乾燥聖護院大根は、生の大根とは異なり水分量が少ないため、体を冷やす作用はマイルドになると考えられます。むしろ長時間煮込む煮物・汁物などで使うことで、温活を意識した和食メニューや、薬膳的な視点での献立設計に役立つ素材としてご提案できます。
薬膳視点で大根をもっと知りたい方へ
体質別のおすすめ食材や薬膳レシピを紹介する姉妹サイトやさい薬膳で、大根の効能や取り入れ方をさらに詳しく解説しています。季節ごとの食べ方や相性の良い食材の組み合わせについても紹介しています。
あわせて読みたい
- 聖護院大根:丸くて甘みのある京野菜の代表格(京野菜コラム)
- 冬の京野菜:聖護院大根や九条ねぎの深い旨味(京野菜コラム)
- 聖護院かぶ:なめらかで上品な味わいの京野菜(京野菜コラム)
